確認日:2026年10月27日。政府・規制当局の発表、メーカーの公開資料、研究者の報告、報道機関の記事を照合しました。日本・中国・米国・欧州・豪州の資料を扱いますが、世界のすべての事例を網羅したものではありません。
「米軍基地がBYD車の乗り入れを禁止」というニュースを見て、心臓がヒヤッとしたBYDオーナーは多いと思います。自分の車が中国へ映像を送り続けているのか。車内の会話や家族の顔まで見られているのか。テスラや日本車なら安心なのか。
この記事では、すでに確認されている事実と、まだ証明されていない疑いをはっきり分けて整理します。そのうえで、SEALION 7オーナーのオレが実際にやっている自衛策まで落とし込みます。
ニックオレもSEALION 7オーナーだからな、このニュースは正直ソワソワしたぜ😅 でも「怖い」で終わらせないで、どこまでが確認済みなのか一緒に見ていこうぜ!
はじめに:嘉手納基地のBYD車禁止で、何が起きたのか
発端は2026年10月のニュースです。韓国の聯合ニュースが10月23日に禁止措置を報じ(ロイター配信)、10月26日に米空軍第18航空団が取材に対して正式に認めました(共同通信配信・南日本新聞掲載、転載記事、朝鮮日報日本語版)。同航空団の広報部長アリ・ストーマー中佐は「隊員や任務に容認できないリスクをもたらすと判断した」とコメントしていますが、判断の具体的な理由は明らかにしていません。
ポイントは、報じられているのは「禁止という措置」であって、「流出した映像が見つかった」という話ではないところです。カメラ・センサー・GPSを通じた軍事情報の流出を防ぐ目的とみられる、という説明はあくまで記事側の見方として紹介されています。流出した映像、送信先、送信記録といった具体的な証拠は、どの記事にも示されていません。
軍の施設は「疑わしいものは最初から入れない」で動く世界です。実害が立証されたから禁止したのか、リスクがあるから予防的に禁止したのか。この2つはまったく別の話で、今回は後者の性格が強いと読むのが素直です。



ここ、最初に押さえてほしいんだぜ😤 「基地が入れない」=「スパイだった」じゃない。予防と立証はまったく別モノだからな!
この記事で分かること
- 嘉手納基地のBYD車禁止で「確認できた事実」と「推測」の線引き
- 日本のBYD車が中国へ映像を送っている証拠はあるのか(海外資料も確認)
- テスラ・トヨタ・GMで実際に起きた情報漏えい事例と、その証拠レベル
- 要人でなければ、スパイより「車内のプライベート」を守るほうが現実的な理由
- SEALION 7の車内カメラ(Aピラーのドライバーモニタリング)の映像はどうなるのか
- 筆者が実際にやっている、スマホ連携の権限設定という自衛策
結論:要人でなければ、スパイより「車内のプライベート」を守るほうが先
- 今回確認した公開資料では、日本のBYD車が車内・車外映像を中国政府へ恒常的に送り、スパイ活動に使われていると立証はできません。
- 防衛・政府関係者や基地に出入りする立場の人でなければ、スパイ容疑を過剰に心配する必要はありません。狙う側にとって、一般オーナーの通勤ルートに価値がないからです。
- それより現実的なのは車内でのプライベートの守り方。実際に確認されている映像の流出は、国家ではなくメーカーの従業員や設定ミスから起きています。



ここが一番言いたいところだぜ🤠 「BYDだから危ない」じゃなくて「ネットにつながる車はぜんぶ同じ土俵にいる」ってのが、調べた結論だな!
事実の検証:どこまで確認できて、どこからが推測か
①乗り入れ禁止は「事実」、スパイ行為の立証は「別の話」
確認できるのは、米軍側が措置を決めて発表したという事実です。報道では対象が嘉手納基地にとどまらず在日米軍の拠点に広がる見方や、在韓米軍への拡大の可能性も伝えられています。ただし、どの記事にも「どの車から、どのデータが、どこへ送られたのか」は書かれていません。
米国では規制側の動きも先行しています。米商務省産業安全保障局はコネクテッドカーのサプライチェーンに関する規則を最終化し、中国やロシアに関係するソフト・ハードを事実上使えなくしました。これも「リスクがあるから先に止める」という組み立てで、個別の被害を立証したものではありません。
②同じような措置は、中国にもポーランドにもある
「カメラ付きの車を軍施設に入れない」という発想自体は、BYD特有の話でも米国特有の話でもありません。朝鮮日報日本語版の記事には、各国の措置が並んでいます。
| 国・組織 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| 米国防総省 | 2018年 | 世界の米軍基地の売店で、中国製スマホ(ファーウェイ・ZTEなど)の販売と使用を禁止 |
| 中国軍 | 2021年ごろから | 米テスラ車を軍事施設や主要政府機関に乗り入れさせない |
| ポーランド軍 | 2026年2月から | 安全保障を理由に中国製車両の軍施設乗り入れを禁止 |
| ノルウェー軍 | 時期は明示なし | 中国製車両のカメラが軍施設で訓練状況を撮影していた事実を確認し、対応を検討 |
| 在日米軍(嘉手納) | 2026年10月に判明 | BYD車の基地内乗り入れを禁止(開始時期は未公表) |
注目してほしいのは、中国も自国の軍施設にテスラ車を入れていないところ。つまり各国が警戒しているのは「中国メーカー」ではなく「カメラとマイクと通信を積んだ外国製の車」というカテゴリそのものなんです。



テスラが中国の基地に入れないって知ってた?😳 これ知ると「BYDだけが特別に怪しい」って話じゃないのが見えてくるぜ〜。
③BYDと中国政府の関係——支援と党組織までは確認できる
ここは確認できます。BYDの香港取引所への開示資料には政府補助金の受領が記載されていますし、地方政府のページや党関連サイトからは、企業内の党組織の存在もうかがえます。中国の大企業としては珍しくない構図です。
さらに踏み込んだ動きとして、米国防総省は2026年6月8日、国防権限法(NDAA)第1260H条に基づく「中国軍事企業」リストにBYDを追加しました。掲載は計188社に拡大し、国防総省との取引を制限する目的があります。嘉手納の措置を報じた共同通信も、この指定に触れています。
ただしこの指定も「軍を支援しているという米側の判断」であって、スパイ行為が立証されたという意味ではありません。1260H指定それ自体に直ちの制裁や法的罰則はなく、米政府の調達網から段階的に切り離すための枠組みです。
ただし、ここから「だから日本で走っている個々のBYD車の映像が政府に渡っている」は飛躍です。補助金・党組織の存在と、特定の車両データを政府へ引き渡す取り決めの存在は別の事実で、後者を示す公開資料は今回見つかりませんでした。



ここ、ネットで一番こんがらがってるポイントだぜ😤 「できる可能性がある」と「実際にやっている証拠がある」は、まったく別モノだからな!
④豪州の「BYDハッキング実験」は映像流出の証拠なのか
2026年に豪州の報道番組がBYD車(Shark 6)への不正操作を実演し、大きな話題になりました。これについてはセキュリティ側からの補足記事が出ていて、番組では説明されなかった前提条件があることが指摘されています。
実証実験は「条件を整えれば起こりうる」ことを示すもので、市販車がすでに同じ方法で被害を受けた証拠ではありません。ここも「できた」と「起きた」の違いです。
⑤中国国内では、外国メーカーの車も政府側へデータを送っていた
意外に思うかもしれませんが、豪ABCの2018年の報道では、中国国内で販売されるEVについて、テスラ・フォルクスワーゲン・BMW・日産など外国メーカーの車も含めて、走行データが政府系の監視センターへ送られていたと伝えられています。
これは「中国で売る車は中国のルールに従う」という話です。日本で買った日本仕様の車が同じ仕組みで動いている、という意味ではありません。国ごとに制度が違うので、中国国内の事例をそのまま日本に当てはめると結論を間違えます。
⑥中国の国内ルールは、むしろ「車内データを外に出さない」方向
これも知っておくと見方が変わります。中国には2021年施行の自動車データ関連の規定(自動車データ安全管理の若干の規定)があり、おおまかに次のことを求めています。
- 必要がなければ車内でデータ処理を済ませる(車外に出さないのが原則)
- デフォルトでは収集しない。匿名化・非識別化をできる限り行う
- 重要データは中国国内に保存。国外へ提供する場合は当局の安全評価を通す
つまり中国の国内法は、車のデータを国外へ自由に持ち出す方向ではなく、むしろ国内に囲い込む方向です。「中国の車だから中国へ映像が飛ぶ」という単純な図式では説明できません。
合わせて整理しておくと、「中国企業が運営するサービス」「中国国内にあるサーバー」「中国政府がデータを受け取ること」は、それぞれ別の話です。逆にサーバーが日本国内にあっても、国外からの管理アクセスや委託先への提供まで否定できるわけではありません。所在地だけで安全性は決まりません。
情報漏洩などの有無:実際に確認されている事例を並べてみる
ここが本題です。「車から情報が漏れた」と確認されている事例を集めると、並ぶのは中国メーカーではありませんでした。
テスラ:従業員が車内・車外の映像を社内で共有していた(2023年)
ロイターの2023年4月の報道で、テスラの従業員が顧客の車のカメラが記録した映像や画像を社内のチャットで共有していたと報じられました。ガレージの中の様子など、かなりプライベートな映像も含まれていたとされ、プライバシー侵害で提訴される事態にも発展しています。
これは国家ではなく従業員によって起きた、実際に確認された映像の流出です。今回のテーマで一番現実味のある事例がこれだと思っています。
なおテスラは車内カメラについて、取扱説明書で映像がメーカーへ送られる条件を説明しています。「設定次第でメーカーに届くことがある」と明記されているタイプですね。
トヨタ:クラウドの公開設定ミスで、位置情報などが外部から見える状態に
トヨタは公式リリースで、クラウド環境の設定誤りにより車載端末IDや車両位置情報などが外部から閲覧できる状態だったことを公表しています(ITmediaの解説も分かりやすいです)。法人向けサービスでは車外映像が対象に含まれたケースも報じられました。
悪意ある攻撃ではなく、設定ミスという地味な原因で長期間データが見える状態になっていたという話。現実の漏えいはだいたいこういう形で起きます。
米GM:位置情報を同意なく集めて販売、FTCと和解(2026年1月)
米連邦取引委員会は2026年1月、GMとOnStarに対する命令を確定しました。消費者の同意なく位置情報や運転行動のデータを収集し、第三者へ販売していたという申し立てです。映像ではありませんが、規制当局が実際に動いた案件という点で重みがあります。
プライバシーポリシーの記載そのものが問題視されたケースも
非営利団体のモジラ財団は2023年9月、主要25ブランドの車のプライバシー調査を公開しました。結果は25ブランドすべてが落第。同団体のレビュー史上、全ブランドが落ちたのは初めてだとしています。
名指しの部分はここでは社名を伏せますが、内容はかなり衝撃的でした。
| 指摘された相手 | 調査で指摘された内容 |
|---|---|
| 日本の大手メーカーN社 | 「最悪」と評価。プライバシーポリシーに性的活動・健康診断・遺伝情報を収集しうる旨の記載。データブローカーなどへの共有・販売の可能性にも言及 |
| 韓国メーカーK社 | ポリシーに「性生活」に関する記載。低いハードルでのデータ共有を認めている |
| 日本の大手メーカーT社 | プライバシーポリシーが12本に分かれ、理解がほぼ不可能だと批判 |
| 米EVメーカー | ポリシーが曖昧で長いと指摘 |



日本車なら安心…って思ってた人、ここで一回立ち止まってほしいぜ😅 BYDを疑う基準で日本車や欧州車を見ると、だいたい同じかそれ以上にツッコミどころがあるんだよな〜。
欧州車や日本車も政府に情報を渡す? 「同じ」とは言い切れない
「どこの国も同じでしょ」と雑にまとめるのも正確ではありません。EUにはeCall(緊急通報)のように、新車への搭載が義務づけられた仕組みがあります。日本にもプローブデータのように、公的な交通データ活用の枠組みがあります。
ただしこれらは目的と範囲が決まっていて、公開されている制度です。「緊急通報や交通統計のために定められた範囲で使う」ことと、「世界中の車を常時監視する」ことは、同じ土俵の話ではありません。ここをごっちゃにすると、今度は逆方向に判断を間違えます。
で、日本のBYD車から映像が中国へ流れた確認はあるのか
今回調べた範囲ではありません。流出した映像、送信ログ、当局の処分、メーカーの謝罪——どれも確認できませんでした。自動車専門誌ベストカーがBYDジャパンのエンジニアに直接ぶつけた取材では、次のような説明が出ています。
- 車両クラウドの位置情報は日本のサーバーで管理しており、利用は顧客が任意で許可した場合に限る
- 車両通信はソフトバンク回線を使っており、中国側が位置情報を直接確認するのは難しい
- 音声は「ハイBYD」で起動するためスタンバイ状態だが、通常の車内会話は録音していない。音声エンジンは米国セレンス社製
- 特定キーワードに反応させることは技術的には可能だが、BYDは対応していない
これはメーカー側の説明であって第三者の検証ではないので、そのまま100点の証明にはなりません。ただ「公開の場で具体的に答えている」という事実は、評価の材料になります。
| 事例 | 確認された内容 | 証拠レベル |
|---|---|---|
| テスラ(2023年) | 従業員が顧客車の映像を社内共有 | 報道+訴訟。実害あり |
| トヨタ(2023年) | クラウド設定ミスで位置情報等が閲覧可能 | メーカー自身が公表 |
| GM(2026年) | 位置情報を同意なく収集・販売 | FTCの命令が確定 |
| 25ブランド(2023年) | ポリシー上、極めて広範なデータ収集を記載 | 第三者調査による指摘 |
| BYD(日本仕様) | 映像の中国送信を示す資料は見つからず | 確認できる証拠なし |
オーナーとして気を付けること(ただし過剰な心配は不要)
証拠がないからといって何もしないのは違います。逆に、怖がって乗るのをやめるのも違う。やれることをやって、あとは普通に乗るのが正解だと思っています。
オレが実際にやっている5つのこと
これがオレの一番の自衛策です。Android AutoやBluetoothでスマホをつなぐとき、連絡先と通話履歴へのアクセスは許可しないでペアリングしています。許可すると、家族や友人の名前・電話番号まで車側に取り込まれます。音楽とマップだけなら、これを切っても何も困りません。


BYDアプリの位置情報は、駐車位置の確認など便利な機能のために使われます。使っていない機能なら、スマホ側の権限を「使用中のみ」に絞るだけで送信範囲はぐっと狭くなります。
BYDは公式に、ドライバーモニタリング用カメラに物理的なカバースイッチがあると説明しています。気になる人は現車で位置を確認しておきましょう(カバーすると疲労検知は働きません)。
ウェイクワードで起動する仕組みは、待機状態であること自体が前提です。人を乗せて込み入った話をする日は音声機能をオフにする、というだけで十分に現実的な対策になります。
ナビの履歴、自宅登録、Bluetoothのペアリング、連携アカウント、ドラレコのSDカード。ここを消さずに手放すのが、いちばん現実的な情報漏えいです。



特に1個目な🤠 オレはAndroid Autoでつなぐとき、連絡先と通話履歴だけは絶対に許可しないでペアリングしてるぜ。音楽とマップは普通に使えるから、デメリットほぼゼロなんだよな〜✨
よく言われる「SIMを抜く」は、実際にはかなり難しい
ネットでは「車載の通信SIMを抜けば送信は止まる」という話をよく見ます。理屈としてはその通りなんですが、現実的にはおすすめできません。
- SIMは内装の奥の通信ユニット側にあり、スマホのように簡単に抜き差しできる場所にありません。内装の分解が必要になります


- 分解すると保証や保険の扱いでもめる可能性があります
- 抜けばリモート操作・オンライン機能・緊急通報系まで止まります。失うもののほうが大きい
つまりSIMを抜くのは「できるけど、やらないほうがいい」選択肢。現実的な対策は、上のSTEP1〜5のようなアプリと権限まわりの設定です。


運転席側のヒューズボックス下あたりにSIMがありそうでしたが、素人DIYでは見つけられず。
それでも過剰に心配しなくていい3つの理由
- 日常の運転に軍事機密はない。基地の中を撮られるのが問題になるのは、基地に用がある人の話です。心配な施設には近づかない、で足ります
- 狙う側にもコストがある。一般オーナーの通勤ルートを常時監視しても、得られるものがありません
- リスクはどのメーカーでも同じ構造。確認された実例を見るかぎり、BYDをやめて別のメーカーに乗り換えてもこの不安は消えません



オレは普通にSEALION 7で遠出しまくってるぜ🤠🎸 気にしてるのは「基地に入らない」と「スマホ連携の権限」と「売るときにデータ消す」くらいだな!
それより心配なのは「車内映像」の流出のほう
ここまで調べて、オレの中で不安の順位が完全に入れ替わりました。国家に監視されるより、事業者側のミスや内部の人間から車内映像が漏れるほうが、はるかに現実的です。
理由はシンプルで、前者は証拠がなく、後者はすでに何度も起きているからです。
- テスラの2023年の件は、国家ではなく従業員がやったことでした。ガレージの中まで映った映像が社内で回っていたとされています
- トヨタの件は攻撃でもなく、クラウドの公開設定ミスでした。誰かが悪意を持つ必要すらありません
- 2026年10月には中古車サイトでも。リクルートは10月21日、カーセンサーnet関連システムへの不正アクセスで最大370万9551件の個人情報が漏えいした可能性を発表しました(Car Watch)
車内映像が怖いのは、写っているのが自分だけじゃないところです。助手席の家族、後席の子ども、車内での会話、送り迎えのルート、立ち寄った場所。位置情報が漏れるより、生活そのものが見える。これが本当に守りたいものだと思います。



しかも車内映像って、メーカーより先に「自分で付けた機器」から漏れることがあるんだぜ😤 通信型ドラレコのアプリ、パスワード使い回してないか?ここ一回チェックしてくれ!
ドラレコを選ぶなら「車内を撮るか・撮らないか」で決める
意外と見落とされがちですが、ドラレコのタイプによって車内が映るかどうかが変わります。プライバシーを優先するなら、ここは最初に決めておくのがおすすめです。
| タイプ | 車内は映る? | 向いている人 |
|---|---|---|
| 360度・全方位カメラ型 | 映る | あおり運転や当て逃げ対策を最優先したい人。家族の会話や同乗者も記録される前提で使う |
| 前後2カメラ型 | 映らない | 記録は残したいが、車内のプライバシーは守りたい人 |
①車内も含めて全部残したいなら、360度タイプ。死角がなく、駐車監視も強いです。
②車内は映したくないなら、前後2カメラ型。ミラー型は視界もスッキリします。
なお、駐車監視まで使うなら電源の確保が別途必要です。シガーソケット給電だとエンジンを切った時点で録画が止まるため、常時電源を取る配線キットを足すことになります。上で挙げた70mai系(4K Omniを含む)なら、専用キットがそのまま使えます。
ただし駐車監視をオンにすると、停めている間も録り続けます。360度タイプで使う場合は、誰も乗っていない車内も映り続けるということです。プライバシーを優先するなら、前後2カメラ型と組み合わせるか、駐車監視は衝撃を検知したときだけ作動する設定にしておくのが無難です。



オレの結論は「家族を乗せる機会が多いなら前後2カメラ」だな🤠 事故対策だけなら前後で十分だし、車内の会話まで残らないほうが気楽だぜ〜✨
充電待ちのフリーWi-Fiは、車より先に危ない
もうひとつ、EV乗りならではの話。急速充電の30分、カフェや商業施設のフリーWi-Fiにスマホをつないでいませんか?
車のカメラ対策にはなりませんが、公共Wi-Fiでの通信の覗き見対策としてはVPNが素直な答えです。オレはこれを「車のプライバシー対策」ではなく「充電待ちのスマホ対策」として割り切って使っています。
メリット:公共Wi-Fiでの通信を暗号化できる/スマホ・PC・タブレットでまとめて使える
正直なデメリット:車のカメラやメーカーへの送信には一切関係ありません。あくまでスマホ側の話です
※PR/広告リンクを含みます。車両側のデータ送信を止めるものではありません。
手放すときが、いちばんデータが漏れる
STEP5でも書きましたが、実際に個人情報が残ったまま流通するのは「売却のとき」です。ナビの自宅登録、通話履歴、ペアリング情報、ドラレコのSDカード。ここを消さずに手放すと、次のオーナーに生活がまるごと渡ります。
逆に言えば、買い替えを考えているなら、データを消す手順とセットで査定を取っておくのが効率的です。相場を知っておくと、慌てて手放さずに済みます。
メリット:無料で相場が分かる/売る前にデータ消去の段取りを組める
正直なデメリット:申し込むと営業の連絡は来ます。今すぐ売る気がないなら、そこは割り切りが必要です
※PR/広告リンクを含みます。
BYDの車内映像はどうなっている?
SEALION 7にはAピラーに車内カメラがある
まず押さえておきたい事実。BYD公式のSEALION 7ページには、運転席側のAピラー部にカメラを搭載してドライバーを常にモニタリングし、閉眼やあくびから疲労を検知して警告する、と明記されています。つまり車内を見ているカメラは、確かに付いています。
これはBYD特有の装備ではなく、国内外のメーカーが採用しているドライバーモニタリングシステム(DMS)と同じ種類のものです。安全装備として入っているカメラ、という位置づけですね。
BYDの公式説明:カメラのデータは車両側で処理、DMSカメラはデータ評価後に即削除される
BYDは公開しているデータプライバシーのページで、カメラについて次のように説明しています(BYD公式・データプライバシー)。
- 車内外のカメラは車両側でデータを処理する(原文:Cameras inside and outside your vehicle process data locally at the vehicle end.)
- パノラマカメラ(アラウンドビュー)は撮影データを保存せず、利用時にリアルタイムの路面情報だけを収集する
- 音声サービスは機能の実行に必要なデータのみを収集し、ボタンかキーワードで起動するまで待機状態
加えて、日本仕様のSEALION 7にはメーカー純正のドライブレコーダー機能はありません。公式ページにもカタログにも記載がなく、ドラレコは販売店オプションや後付けで追加する形です。「車内を録画し続けて溜め込む仕組み」が標準では載っていない、ということですね。


DMSカメラのシステムをオフにしたい場合の代替策
毎回の始動時に手動でオフにする必要がありますが、画面操作で一時的に無効化できます。
- ショートカットの利用: センターディスプレイの画面上部から下にスワイプしてコントロールセンター(クイック設定)を開き、コーヒーカップのアイコン(DMS / 休憩プロンプト)をタップすることで、その回のドライブに限りシステムをオフにできます。
それでも公開情報では分からないこと
正直に書きます。次の点は、今回の調査では確認できませんでした。
- DMSの映像が一時的にどこまで保持されるのか(日本語マニュアルにも明記なし)
- 事故や故障の解析時に、映像がメーカー側へ渡ることがあるのかどうか
- BYDの説明にある「機能は国や地域によって異なる」が、日本仕様では具体的にどう違うのか
- この車のDMSカメラの映像は、車内で処理されるだけですか?保存や送信はありますか?
- 日本仕様に適用される車両プライバシーポリシーの最新版はどこで読めますか?
- 売却時に、車両側とアプリ側のデータを完全に消す手順を教えてください



「分からないことは分からない」って書くのが大事だと思うんだよな🤠 新しい情報が出たら、この記事はちゃんと更新していくぜ!
よくある質問(FAQ)
- BYD車に乗っていると、米軍基地や自衛隊施設に入れないのですか?
-
報じられているのは在日米軍の基地内への乗り入れ禁止です。一般道の走行が制限される話ではありません。自衛隊施設について車種を限定した公表措置は、今回確認できませんでした。基地に用がある人は、必ず事前に施設側へ確認してください。
- 車内の会話は録音されていますか?
-
BYDジャパンは取材に対し、ウェイクワードの待機状態ではあるが通常の車内会話は録音していないと説明しています。気になる場面では音声機能をオフにするのが確実です。
- SIMカードを抜けば通信を止められますか?
-
理屈の上では止まりますが、現実的ではありません。車載SIMは内装の奥の通信ユニット側にあり、スマホのように簡単に抜き差しできる場所にないからです。分解が必要なうえ、保証の扱いでもめる可能性があり、リモート操作や緊急通報系の機能もまとめて失います。アプリの権限設定で絞るほうが現実的です。
- スマホを車につなぐとき、気を付けることはありますか?
-
筆者は、Android AutoやBluetoothでペア設定するときに連絡先と通話履歴へのアクセスを許可しないようにしています。許可すると家族や友人の名前・電話番号まで車側に取り込まれるためです。音楽と地図アプリだけなら、オフにしても困りません。
- テスラや日本車に乗り換えれば安心ですか?
-
残念ながら、それで解決する問題ではありません。実際に確認されている映像やデータの漏えい事例は、中国以外のメーカーで起きています。メーカーを替えるより、設定を見直すほうが効果的です。
- SEALION 7を売るときは何を消せばいいですか?
-
ナビの履歴と自宅登録、Bluetoothのペアリング情報、BYDアプリの車両紐づけ、後付け機器のアカウントとSDカード。この5つを消しておけば、現実的な漏えいリスクはかなり下がります。
この記事のまとめ
- 嘉手納基地のBYD車乗り入れ禁止は事実。ただし流出した映像や送信記録が示されたわけではなく、予防的な措置の性格が強い
- BYDへの政府支援や党組織の存在は確認できるが、日本の個々のBYD車の映像が中国政府へ渡っている証拠は見つからなかった
- 軍施設への乗り入れ制限は中国もポーランドもやっている。警戒対象は「中国車」ではなくカメラと通信を積んだ外国製の車というカテゴリ
- 実際に確認されている漏えいは中国以外のメーカーの事例。日本車・欧州車なら安心とは言えない
- 要人や基地に出入りする立場でなければ、スパイ容疑を過剰に心配する必要はありません。それよりも車内でのプライベートをどう守るかのほうが、ずっと現実的で効果のあるテーマです
- 今日からできるのは5つ。スマホ連携で連絡先・通話履歴を許可しない/アプリの位置情報権限/車内カメラのカバー/音声のオンオフ/売却時のデータ消去。SIMを抜くのは場所的に難しく、おすすめしません



結論、オレはこれからもSEALION 7で走り続けるぜ🤠🎸 疑うことはやめないけど、証拠のない噂で愛車を嫌いになるのはもったいないからな! その分、車内のプライバシーはきっちり守っていこうぜ✨
ちなみに「どうしても中国メーカーが気になるから、短いサイクルで乗り換えたい」という人は、買うよりリースのほうが出口の調整がしやすいです。こちらも無料で試算できます。
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追伸
オレみたいに要人でも軍の関係者でもない庶民がBYDが怪しいとかどうのこうの言うよりも、日頃から車内でのプライベートなことにはくれぐれも車内カメラに気をつけてな💕














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