こんにちは、EV-Cowboyです。今回は愛車BYD SEALION 7(シーライオン7)で、埼玉から福島県いわき市まで1泊2日のEVドライブに行ってきました。
「EVで片道200km超の旅行って、充電は大丈夫?」「充電料金って結局いくらかかるの?」――そんな不安を持っている方に向けて、実際の充電残量・充電量・充電時間・料金をすべて公開します。充電サービスごとの料金比較もしているので、EV旅行の計画にそのまま役立ててください。
この記事でわかること
- SEALION 7で埼玉→いわきは片道どれくらいバッテリーを使うか(目安:約65%)
- DMM EV ON/e-Mobility Power/テラチャージ/ら・ら・ミュウ/ENEOS Charge Plusの充電料金比較
- e-Mobility Power 90kW器での実際の充電スピードと料金
- 旅先で安い充電スポットを探せるおすすめアプリ
- 高速道路でのSEALION 7の安定性とADAS(運転支援)の実力
- AIBOXで音楽とマップを二画面表示する長距離ドライブ術とおすすめAIBOX
- 車載冷蔵庫・Wi-Fiルーター・ドラレコなどEV旅に役立つガジェット
- いわき観光(道の駅よつくら港・波立海岸・ら・ら・ミュウの山盛り丼・観光船)とおすすめの宿
- 自宅充電なし・宿で充電できなくてもEV旅はできるのか?
旅の概要:埼玉→いわき 1泊2日のEVドライブ
| 車両 | BYD SEALION 7(バッテリー容量 82.56kWh) |
|---|---|
| ルート | 埼玉→ 圏央道・常磐道 → 友部SA → 道の駅よつくら港 → いわき市内観光 → 宿泊 → 道の駅いわき・ら・ら・ミュウ → 埼玉 |
| 日程 | 2026年10月17日〜18日(前日16日に出発前充電) |
| 旅中の充電 | 出発前1回+旅先2回(いずれも急速充電) |
| 帰宅時の残量 | 22%(航続残り約130km) |
前日準備:DMM EV ONで出発前に「満タン近く」まで充電
旅の前日(10月16日)の夜、自宅近くの飲食店に設置されているDMM EV ONの充電器で、夕食がてら60分しっかり充電しました。
| 充電場所 | 自宅近くの飲食店(DMM EV ON) |
|---|---|
| 充電時間 | 60分 |
| 充電量 | 約48.94kWh |
| 料金 | 1,620円(27円/分・税込) |
| 1kWhあたり | 約33円/kWh |
1kWhあたり約33円は、旅先の急速充電と比べるとかなり割安。「出発前に安い充電器で入れておく」だけで旅全体の充電コストがグッと下がります。食事中に充電できるのも、時間を無駄にしないポイントです。
ただ残念だったのは、いわき市の中心部にはまだDMM EV ONの充電器が見当たらなかったこと。旅先でも同じ料金感で充電できれば最高だったので、今後の設置拡大に期待したいところです。
1日目:常磐道を北上!SEALION 7の高速安定性とADAS
友部SAで残量59%
朝に出発し、常磐道の友部SAで休憩。この時点のバッテリー残量は59%(航続可能距離350km)でした。

まだ十分余裕があるので友部SAでは充電せず、いわき市の道の駅よつくら港まで一気に走ることにしました。
高速道路で感じたSEALION 7の「疲れにくさ」
SEALION 7は車重がしっかりあり、低重心のバッテリーレイアウトのおかげで高速巡航時の直進安定性がとても高いのが魅力。常磐道の横風が吹く区間でもふらつきが少なく、路面の継ぎ目もしなやかにいなしてくれます。
さらに心強いのがADAS(先進運転支援システム)。アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援を組み合わせると、前走車との車間をキープしながらレーン中央を保ってくれるので、アクセル・ブレーキ操作とハンドルの微修正から解放されて疲労感がまるで違います。片道200km超でも、到着時に「まだ走れる」と感じられたのはこの機能のおかげです。
※運転支援システムはあくまで補助機能です。常に周囲の安全を確認し、ハンドルから手を離さずに運転しましょう。
道の駅よつくら港:残量26%からe-Mobility Power 90kWで急速充電
友部SAから約1時間半、道の駅よつくら港に到着。残量は26%まで減っていました。ここにはe-Mobility Power(eMP)の90kW級急速充電器が設置されています。
e-Mobility Powerでの充電方法(カードなしでもOK)
- 充電器のタッチパネルで「充電開始」を選択
- 認証方法を選ぶ(充電カード/QRコード読み取りでのクレジットカード決済など)
- コネクタを車両の急速充電口(CHAdeMO)に差し込む
- 充電開始。1回の上限は30分(eMP急速充電器の基本ルール)
- 終了後、登録したメールアドレスに利用料金のお知らせが届く
SEALION 7は26%の低い残量から充電を始めたことで、80kW超の高出力をしっかり受け入れてくれました。急速充電は残量が少ないほど速く入るので、「減らしてから一気に入れる」のが時短のコツです。
充電結果:30分で26%→63%、料金は2,310円
| 充電場所 | 道の駅よつくら港(e-Mobility Power 90kW級) |
|---|---|
| 残量 | 26% → 63%(+37%) |
| 充電量(推定) | 約30.5kWh(82.56kWh×37%) |
| 充電時間 | 30分 |
| 最大充電電力 | 80.2kW |
| 料金 | 2,310円(約77円/分・税込) |
| 1kWhあたり | 約76円/kWh |
30分で航続距離が約250km分も回復するのは本当に頼もしい。ただしビジター(カード会員でない)利用の分課金は1kWhあたりの単価が高め。高出力器で効率よく入れることで、単価の割高感を抑えるのがポイントです。
満充電も考えたけど…料金が気になってアプリで町中の充電スポットを探索
正直、よつくら港でもう1回充電して満充電にしておこうかとも考えました。ただ、ビジター料金だと1kWhあたり約76円とやや高め。そこで「いわきの町中に、もっと安く充電できる場所はないか?」とアプリで探してみることにしました。
アプリの地図を開くと、いわき駅周辺やイオンいわき店の近くなど、町中にも急速充電スポットが点在しているのがひと目でわかります。「充電は道の駅やSAでするもの」と決めつけず、町中の商業施設も候補に入れると、料金も待ち時間もぐっと選択肢が広がります。
EV旅で入れておきたいおすすめ充電アプリ
旅先での充電をラクにしてくれるのが充電アプリ。今回の旅で実際に使ったアプリと、ブログで紹介してきたアプリをまとめておきます。複数入れておくと、どこかが満車・故障でもすぐ代わりを探せます。
テラチャージ:町中の商業施設で探すならコレ
QRコードを読み取るだけで充電開始から決済まで完結。充電量と料金がアプリでリアルタイムに見えて安心です。家電量販店やスーパーなど商業施設への設置が多く、今回のように「宿の近くで充電したい」ときに大活躍しました。
e-Mobility Power アプリ:道の駅・SA/PAの急速充電に
道の駅や高速道路のSA/PAに多いe-Mobility Powerの充電器を探せて、空き台数も確認できます。今回のよつくら港のように「90kW器が2台とも空いているか」を事前に確かめられるのが便利です。
DMM EV ON:割安な「ついで充電」に
分課金が割安で、飲食店などで食事しながら充電できるのが魅力。今回は出発前の充電で使いました。いわき市中心部にはまだ見当たりませんでしたが、自宅周辺で使えるならぜひ入れておきたいアプリです。
EV充電エネチェンジ:ルート上の充電計画に
事業者を問わず充電スポットを横断検索でき、経路検索で「どこで充電するか」の計画を立てるのに便利。出発前夜にざっくりルートを確認しておくと安心感が違います。
▶ アプリごとの料金比較は「DMM EV ONとENEOS Charge Plusはどっちが安い?」でも詳しく解説しています。
充電の待ち時間は四倉海岸を散歩


道の駅よつくら港の目の前は、ヤシの木が並ぶ四倉海岸。サーファーが波待ちする姿を眺めながら散歩していると、30分の充電はあっという間でした。「充電待ち=観光時間」にできる場所を選ぶのが、EV旅を楽しむ最大のコツです。
いわき観光:波立海岸の弁天島と昼ラーメン
よつくら港から北へ少し走ると、赤い橋と鳥居が印象的な波立(はったち)海岸の弁天島があります。荒々しい岩と太平洋のコントラストは写真映え抜群。
お昼は透き通ったスープにチャーシューがぎっしりのラーメン。ドライブで冷えた体に沁みました。
家電量販店でテラチャージ:買い物ついでに急速充電
実は今回泊まったホテルにはEV充電スタンドがありませんでした。翌日の観光や帰り道を考えると、できれば宿に入る前に充電しておきたい……。そこでアプリで見つけたのが、宿の近くにあるコジマ×ビックカメラ いわき店。立体駐車場にテラチャージ(Terra Charge)の50kW急速充電器が設置されていたので、ここで充電しておくことにしました。残量は58%からのスタートです。
テラチャージの使い方(アプリで完結)

- テラチャージアプリを起動し、充電器のQRコードを読み取る
- 充電時間を設定(今回は最大45分で設定)
- コネクタを車両の「急速」充電口に接続
- アプリの「充電を開始する」をタップ
- アプリで充電量・料金をリアルタイム確認、終了もアプリから

| 充電場所 | コジマ×ビックカメラ いわき店(テラチャージ 50kW) |
|---|---|
| 残量 | 58% → 84%(+26%) |
| 充電量 | 約24.2kWh(アプリの利用履歴より) |
| 充電時間 | 29分 |
| 充電電力 | 約46.5kW |
| 料金 | 900円(約31円/分) |
| 1kWhあたり | 約37円/kWh |
結果は29分・約24.2kWhで900円。1kWhあたり約37円と、よつくら港のビジター料金(約76円/kWh)の半額以下でした。アプリで探して正解!
50kW器なので90kW器ほどの速さはありませんが、残量58%からでも46kW前後を安定して受け入れ、買い物をしている間に航続距離がほぼ500kmまで回復しました。アプリで料金と充電量を確認できるので、料金の見える化という点ではかなり使いやすい印象です。家電量販店は駐車場が広く、充電待ちの時間をつぶしやすいのも◎。
2日目:道の駅いわき・ら・ら・ミュウで海鮮三昧
2日目は小名浜港の道の駅いわき・ら・ら・ミュウへ。鮮魚店や干物・お土産店がずらりと並び、見ているだけでも楽しい港の市場です。
港の食堂で海鮮丼とにぎり
館内には寿司や海鮮丼の食事処が並びます。海鮮丼とにぎりセットは、マグロ、エビ、ホタテ、タコ、玉子と具だくさんで、茶碗蒸し・サラダ・味噌汁付き。常磐ものの鮮度の良さを実感できます。
名物!まぐろの高木の「山盛り丼」
ら・ら・ミュウでぜひ立ち寄ってほしいのが、まぐろ専門店「まぐろの高木」。看板メニューは、まぐろが富士山のようにそびえ立つ名物「山盛り丼」です。店頭には丼の写真付きメニューがずらりと並び、選ぶだけでもテンションが上がります。
大食い自慢なら、まぐろ約3kg+酢飯約3kg、総重量約6kgの「チャレンジ丼」に挑戦してみては? 50分の制限時間内に完食すれば無料というルールです。ほかにも総重量約3kgの「大胆不敵の2種丼」など、複数人でシェアできる巨大丼もあります。
私たちは普通サイズ(とはいえ十分ボリューム満点)の海鮮丼とまぐろ丼をいただきました。脂がのったトロはとろける甘さで、赤身はしっとり濃厚。漬物バイキングも無料で利用できるので、箸休めにもぴったりです。
※メニュー・価格は変更される場合があります。週末は行列必至なので、11時前の到着がおすすめです。
食後のデザートは「うみソフト」
館内のクレープショップ「umi.」では、生乳100%の濃厚ミルクを使った「うみソフト」(600円)が人気。青いソースで小名浜の海を表現した見た目もかわいく、写真映えも抜群です。ら・ら・ミュウ限定の「3倍盛りチョコバナナクレープ」もシェアにおすすめ。
観光船「サンシャイン・シー」で小名浜港クルーズ
ら・ら・ミュウのすぐ目の前の桟橋からは、観光船「サンシャイン・シー」が発着しています。チケットは館内で購入でき、思い立ったらすぐ乗れる気軽さが魅力。オープンデッキに出ると潮風が気持ちよく、ドライブとはひと味違う開放感を味わえます。
クルーズのハイライトは、3本の主塔が連なる斜張橋「小名浜マリンブリッジ」を海上から眺められること。いわきマリンタワーや港の街並みも一望でき、車からは見られない景色に家族も大喜びでした。
隣接するアクアマリンふくしまとセットで回れば、半日たっぷり楽しめます。
※観光船の運航日・時刻・料金は季節や天候で変わります。事前に公式情報をご確認ください。
注意!ら・ら・ミュウの急速充電は日産製の最大44kW・1台のみ(30分1,100円・現金払い)

道の駅いわき・ら・ら・ミュウの急速充電器は、NISSAN(日産)が提供する「EV QUICK」。料金は改定されて、現在は「1回30分 1,100円」です。現地の案内表示で確認したポイントは次のとおり。
- 最大出力は44kW、設置は1台のみ(先客がいると待ち時間が発生)
- 支払いは現金のみ(クレジットカード・充電カード不可)
- 利用時間は午前9時〜午後6時(受付は午後5時30分まで)
- 利用時はインターフォンで係員を呼び出す方式
- 雷・雨天時は利用不可、全館休館日も休止

1分あたり約37円と、e-Mobility Powerのビジター料金(約77円/分)よりは割安です。ただし最大44kWで1台しかなく、しかも現金払いのみ。週末の混雑時は順番待ちになることもあり、SEALION 7のように高出力を受け入れられる車だと少しもったいない印象です。今回は残量に余裕があったため、ここでは充電せずに帰路につきました。
ら・ら・ミュウ周辺で充電するなら「イオンモールいわき小名浜」のENEOS Charge Plusがおすすめ
小名浜エリアで充電するなら、ら・ら・ミュウから車ですぐのイオンモールいわき小名浜にあるENEOS Charge Plusの急速充電器がおすすめです。
| 急速充電 | 最大50kW × 2台(分課金) |
|---|---|
| 普通充電 | 最大6kW × 8台(分課金) |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(休みなし) |
| 認証・支払い | アプリ/ENEOS Charge Plusカード/EneKey/モバイルEneKey |
ら・ら・ミュウの44kW×1台に対して、こちらは急速50kWが2台、さらに普通充電6kWが8台とかなり充実。空いている充電器を見つけやすく、待ち時間のリスクもぐっと減ります。
- アプリでキャッシュレス決済できて、現金不要
- ショッピングや食事をしながら充電でき、待ち時間をムダにしない
- ら・ら・ミュウの1台だけの充電器が埋まっていても、もう1つの選択肢になる
ENEOS Charge Plusには、月額有料のプレミアムプランと、月額0円で使えるシンプルプラン(無料プラン)があります。過去記事で調べた料金で、ら・ら・ミュウと比べてみました。
| 充電サービス・プラン | 月額基本料 | 急速充電の料金 | 30分あたり | 支払い |
|---|---|---|---|---|
| ENEOS Charge Plus プレミアムプラン |
2,200円 | 22.0円/分 | 660円 | アプリ(キャッシュレス) |
| ENEOS Charge Plus シンプルプラン(無料プラン) |
0円 | 46.2円/分 | 1,386円 | アプリ(キャッシュレス) |
| ら・ら・ミュウ (日産 EV QUICK・最大44kW・1台) |
0円 | 約36.7円/分 | 1,100円 | 現金のみ |
プレミアムプランなら30分660円と、ら・ら・ミュウより440円も安く充電できます。月額2,200円がかかりますが、過去記事の試算では急速充電を月3回(約91分)以上使えば元が取れる計算です。EVで旅行や遠出をよくする方なら、プレミアムプランがお得になりやすいでしょう。
一方、たまにしか使わない方は月額0円のシンプルプランでもOK。30分あたりの料金はら・ら・ミュウより高くなりますが、現金がなくても充電でき、1台しかない充電器の空きを待たずに済むメリットがあります。
長時間滞在するなら「6kW普通充電」もおすすめ
急速充電は30分で一気に入れられる反面、1分あたりの単価は高め。一方、6kWの普通充電は単価がぐっと安く、ショッピングや食事、観光で2〜3時間ゆっくり過ごすなら、むしろこちらのほうがお得です。イオンモールでの買い物はもちろん、道の駅や観光施設など長時間滞在する場所では普通充電を活用すると、充電代を大きく節約できます。
| ENEOS Charge Plus | 急速(最大50kW) | 普通(最大6kW) |
|---|---|---|
| プレミアムプラン (月額2,200円) |
22.0円/分 30分 660円 |
3.3円/分 1時間 198円/3時間 594円 |
| シンプルプラン (月額0円) |
46.2円/分 30分 1,386円 |
6.6円/分 1時間 396円/3時間 1,188円 |
| 1kWhあたりの目安 | プレミアム 約30円/シンプル 約63円 (30分で約22kWh入った場合) |
プレミアム 約33円/シンプル 約66円 (6kWで充電できた場合) |
たとえば3時間の普通充電なら最大約18kWh入り、SEALION 7ならメーター表示で100km前後ぶんの回復が目安。料金はプレミアムプランで594円、シンプルプランでも1,188円です。急速充電の30分と比べて、「時間はかかるけど、同じ電気量なら安い・待たずに済む」のが普通充電の魅力です。
急速と普通、どう使い分ける?
- 急速充電:移動の途中で「とにかく早く走れる距離を回復したい」とき(滞在30分前後)
- 普通充電:買い物・食事・観光で2時間以上滞在するとき。8台あるので空きを見つけやすい
- 普通充電は「充電が終わったらすぐ移動」が不要なので、時間に追われず旅を楽しめる
※実際の充電速度は車両側の受け入れ性能やバッテリー残量・温度によって変わります。1kWhあたりの料金は目安です。
※料金は過去記事の調査時点のものです。最新の料金や設置状況はENEOS Charge Plusの公式サイト・アプリでご確認ください。
▶ プランの損益分岐点は「DMM EV ONとENEOS Charge Plusはどっちが安い?」、アプリの使い方は「ENEOS Charge Plusアプリの会員カードでEV充電料金をお得に!」で詳しく解説しています。
帰路:寄り道しても無充電で埼玉まで帰れた!
ら・ら・ミュウを出発した時点で残量は72%(航続424km)。せっかくなので、まっすぐ帰らずに茨城県北茨城市の漁業歴史資料館「よう・そろー」へ寄り道しました。
あんこう料理で有名な北茨城の漁業の歴史を学べるスポットで、カラフルな壁画が目印。常磐道からのアクセスも良く、帰り道の休憩にちょうどいい立ち寄り先です。
その後は常磐道・圏央道を走り、夜のSAで休憩しつつ埼玉へ。寄り道をしたにもかかわらず途中充電は一切なしで、自宅到着時の残量は22%(航続残り約130km)。まだ100km以上走れる余裕を残して帰宅できました。帰りもACCと車線維持支援のおかげで、夜の高速でも疲れ知らずでした。
SEALION 7なら「いわきまで片道約65%」が目安
往路・復路のバッテリー消費から計算すると、SEALION 7で埼玉→いわきは片道およそ65%前後(2日目は81%からスタートし、市内観光と北茨城への寄り道を含めて22%で帰宅=約59%消費)でした。
- 出発時に80%以上あれば、往路は途中充電なし〜1回で到着可能
- 現地で1回充電すれば、復路はノンストップで帰宅できる
- 余裕を見て「残量20%以下にしない」計画が安心
※あくまで今回の実績にもとづく目安です。気温・速度・エアコン使用・荷物量・走行ルートによって電費は大きく変わります。
まとめ①:充電サービス別の料金比較
| 充電サービス | 出力 | 充電時間 | 充電量 | 料金 | 1kWhあたり |
|---|---|---|---|---|---|
| DMM EV ON (自宅近くの飲食店) |
急速 | 60分 | 48.94kWh | 1,620円 (27円/分) |
約33円 |
| e-Mobility Power (道の駅よつくら港) |
90kW級 | 30分 | 約30.5kWh(推定) | 2,310円 (約77円/分) |
約76円 |
| テラチャージ (コジマ×ビックカメラいわき店) |
50kW | 29分 | 約24.2kWh | 900円 (約31円/分) |
約37円 |
| ら・ら・ミュウ (参考・日産 EV QUICK) |
最大44kW (1台) |
30分 | — | 1,100円 (約37円/分・現金のみ) |
— |
| ENEOS Charge Plus プレミアム (参考・イオンモールいわき小名浜) |
急速 | 30分 | — | 660円 (22.0円/分+月額2,200円) |
— |
| ENEOS Charge Plus シンプル (参考・月額0円) |
急速 | 30分 | — | 1,386円 (46.2円/分) |
— |
| ENEOS Charge Plus 普通充電 (参考・6kW×8台) |
6kW | 3時間 | 最大約18kWh | プレミアム 594円/シンプル 1,188円 (3.3円/分・6.6円/分) |
約33円/約66円 |
ポイントは「分課金」か「kWh換算」かで見ること。分課金の充電器は、SEALION 7のように高出力を受け入れられる車で、残量が少ない状態から充電するほどお得になります。
- 出発前は自宅周辺の割安な充電器(今回はDMM EV ON)でたっぷり入れる
- 旅先では高出力器×低残量で30分を最大限に活用する
- e-Mobility Powerを頻繁に使うなら、充電カード(会員プラン)の検討も有効
ちなみに、ガソリン車(燃費15km/L・ガソリン175円/Lと仮定)で往復約500km走ると、ガソリン代は約5,800円。今回のEV旅の充電代は、出発前の充電を含めても合計4,830円(旅先での充電だけなら3,210円)でした。
まとめ②:長距離ドライブでのAIBOX活用術
SEALION 7の大型ディスプレイをさらに便利にしてくれるのが、AIBOX(CarPlay AIボックス)です。USBに挿すだけでAndroidベースのシステムが立ち上がり、アプリを二画面表示できるようになります。
- 左にGoogleマップ、右に音楽アプリ:ルートを確認しながら選曲できる
- 充電スポット検索アプリを常時表示:次の充電ポイントを見逃さない
- 充電待ちの30分は動画視聴:停車中なら大画面で動画も楽しめる(走行中の視聴は厳禁)
- スマホのテザリングで、通信量を気にせずストリーミング音楽を再生
長距離ドライブでは「ナビ」と「エンタメ」を同時に使いたい場面が多いので、二画面表示は想像以上に快適。同乗者が選曲を担当してもドライバーのナビ画面が隠れないのも大きなメリットです。
今回の旅で二画面表示していたのは、この2つのアプリです。
SEALION 7におすすめのAIBOX
当ブログでこれまで実機レビューしてきた中から、SEALION 7でのEV旅におすすめのAIBOXを紹介します。
① OneCarStereo HE Pro Ultra:Android 15・8GB+128GBのハイスペックで、二画面表示もサクサク。HDMI入出力にも対応し、充電待ちの動画視聴も快適です。
② Carlinkit Tbox Ultra:コスパ重視ならこちら。安定性が高く、初めてのAIBOXにもおすすめです。
👉 Carlinkit Tbox UltraをAmazonでチェック
③ オットキャスト(OTTOCAST):定番ブランドで情報も多く、安心して選べます。
▼ AmazonでオットキャストのAI BOXを探す ▼
▶ 比較記事:HE PRO ULTRA vs Cloud AI Box ULTRA比較/GT8D vs Carlinkit Tbox Ultra3
どれを選べばいい?AIBOX診断ツールで30秒チェック
「自分の車にどのAIBOXが合うのかわからない…」という方のために、当ブログでは車種を選ぶだけで対応モデルがわかる無料の診断ツールを用意しています。新製品を含む28機種から、あなたの車に合うAIBOXを30秒で絞り込めます。
充電待ちの動画視聴なら ➔ 【30日間無料】Amazonプライムビデオで車内エンタメを充実させる
※AIBOXの対応状況は車両のソフトウェアバージョンや製品によって異なります。購入前に対応車種をご確認ください。
まとめ③:EVドライブ旅行がもっと楽しくなるおすすめガジェット
EVは停車中でもエアコンや電源が使えるのが大きな強み。ここでは、SEALION 7で実際に使っている「EV旅が快適になるガジェット」を紹介します。
車載冷蔵庫:旅先で冷凍食品や海産物を買っても安心
EVなら走行中も停車中も冷蔵庫に電源を供給しやすいので、車載冷蔵庫との相性は抜群。-20℃まで冷やせるコンプレッサー式なら、冷凍食品も買えるようになります。ら・ら・ミュウで冷凍の魚介やお土産を見つけても、「帰りまで溶けないかな…」と悩まずに買えるのがうれしいポイント。夏場の飲み物やアイスの持ち運びにも重宝します。
▶ 実際に使ってみた様子は「那珂湊おさかな市場レビュー」「ドライブを快適にするガジェット10選」で紹介しています。
車内Wi-Fiルーター:AIBOXの音楽・動画を通信量を気にせず
AIBOXで音楽ストリーミングやマップを使い続けると、スマホのテザリングでは通信量が心配。車載Wi-Fiルーターがあれば、乗り込むだけで自動接続されて、長距離でもギガを気にせず楽しめます。
車外でも使いたいなら、5G対応のモバイルルーターも選択肢です。
▶ 詳しくは「車載Wi-Fiルーターとモバイルルーターの人気機種比較」「おすすめのPioneerカロッツェリア車載Wi-Fiルーター」をどうぞ。
70maiドライブレコーダー:長距離ドライブの安心に
見知らぬ土地を走る長距離ドライブこそ、ドラレコは必須。私がSEALION 7に付けている70mai T800は、前後4K・3カメラで車内まで記録でき、夜間の高速道路でもくっきり。スマホアプリで映像をすぐ確認できるので、旅の思い出動画としても使えます。
▶ 取り付け方は「70mai T800をBYD SEALION 7に取り付けてみた」、人気の理由は「70mai T800はなぜ人気?」で解説しています。
カラオケマイク:同乗者の退屈しのぎに最強
長距離の移動時間や充電待ちを楽しい時間に変えてくれるのがカラオケマイク。AIBOXでYouTube Musicなどを流しながら、車内がそのままカラオケボックスに。BYD全車種対応の車載マイクなら、レシーバーを挿すだけで車のスピーカーから音が出ます。
👉 BYD全車種対応カラオケマイクをAliExpressでチェック
▶ 実際の収納方法などは「AliExpressで買ったSEALION 7向けアイテム」で紹介しています。
Insta360 X5:旅の景色を360度まるごと記録
波立海岸の弁天島や観光船から見たマリンブリッジのような絶景は、360度カメラで撮っておくと後から好きな画角で切り出せて最高です。車に付ければドライブ映像も迫力満点。
▶ 購入先の比較は「Insta360 X5とアクセサリーのおすすめはどこで買う?」をチェック。
まとめ④:いわきEV旅行におすすめの宿泊情報
いわき市は温泉・リゾート・港町と宿の選択肢が豊富です。今回の宿にはEV充電設備がなく近所の急速充電でカバーしましたが、予約時に「EV充電設備の有無」を確認しておけば、翌日の充電計画がぐっと楽になります。
家族旅行なら:スパリゾートハワイアンズ
常夏のプール&温泉施設に直結したホテル。子ども連れのEV旅行なら外せない定番スポットです。
▶ じゃらんnetでスパリゾートハワイアンズの空室をチェック
温泉でゆっくり:いわき湯本温泉
開湯1300年ともいわれる歴史ある温泉街。長距離運転の疲れを癒すならここ。老舗旅館が多く、落ち着いた大人旅にぴったりです。
港町観光に便利:小名浜エリアのホテル
ら・ら・ミュウやアクアマリンふくしまへ徒歩・短時間でアクセスできる立地。翌朝いちばんに海鮮を楽しみたい方に。
▶ 【楽天トラベル】EV充電設備のあるホテル・宿を検索して予約する
宿予約のコツ
- 楽天トラベル・じゃらんのクーポンやポイント還元を比較して最安で予約
- 検索条件に「駐車場あり」「EV充電」を入れて絞り込む
- 普通充電(200V)がある宿なら、一晩で満充電近くまで回復できる
最後に:自宅充電なし・宿で充電できなくても、EV旅は「できるっちゃできる」
「EVで旅行なんて、自宅に充電設備がないと無理でしょ?」――そう思っている方にこそ伝えたいのが、今回の旅のリアルです。
- 出発前の充電は、自宅ではなくファミレスの駐車場(DMM EV ON)で食事ついでに
- 泊まったホテルにはEV充電スタンドなし。旅先の充電は道の駅と、宿近くの家電量販店の急速充電2回だけ
- 充電スポットは事前にガチガチに決めず、残量を見ながら「次どこで入れようか」と行き当たりばったり
- それでも寄り道までして、22%残して無事に帰宅
もちろん、自宅で充電できたり、宿に普通充電があったりすればもっとラクで安上がりです。でも「それがないとEV旅は無理」というわけではありません。SEALION 7くらいの航続距離があれば、道の駅・SA・商業施設の急速充電器をつなぎながら、ガソリン車とほとんど変わらない感覚で旅ができます。
コツはたった3つだけ。
- 残量30%を切る前に次の充電を考える(ギリギリまで粘らない)
- 充電待ちは「食事・観光・買い物」の時間にする(30分は意外とあっという間)
- 決済手段を複数用意する(アプリ・クレカ・現金。ら・ら・ミュウのように現金のみの充電器もある)
高速での安定した走り、ADASによる疲労軽減、AIBOXでの快適なナビ&音楽。今回の埼玉→いわき1泊2日は、ガソリン車の旅以上にラクで楽しい時間になりました。山盛りのまぐろ丼に、海から見上げるマリンブリッジ、帰り道の寄り道まで――EVだからといって、旅の楽しみをあきらめる必要はまったくありません。
「EVで遠出してみたいけど不安…」という方は、まずは片道200km前後の旅から気軽に試してみてください。きっと「なんだ、意外といけるじゃん」と感じるはずです。
それでは、次のカントリードライブでお会いしましょう。EV-Cowboyでした!
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