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BYDの品質管理に不正?中国車メーカーの内部告発はやばい

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中国の車メーカーBYDの品質管理と不正はやばいのかSEALION 7オーナーが検証
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こんにちは。BYD SEALION 7のオーナーでEV-Cowboy運営者のニックです。今回は、ネットで「やばい」と話題のBYDの品質管理と不正疑惑について、オーナー目線でじっくり掘り下げます。

「中国の車メーカーって品質管理が雑なんでしょ?」「BYDって不正してるってニュースを見たけど、やばくない?」。SEALION 7に乗っていると、どうしてもXの情報も気になってきます。

2026年8月に中国の工業情報化部がBYDの車種を名指しで指摘したのに続き、9月にはBYD社員を名乗るアカウントの品質管理に関する内部告発や、日本で買ったSEALION 7が約5,000kmで動かなくなったという投稿までXで一気に広まりました。同じSEALION 7に乗っている私としては、正直ドキッとしたニュースです。

私は実際にお金を払ってBYDを買ったオーナーなので、良いことだけ書くつもりはありません。この記事では、BYDの品質管理や不正をめぐって実際に何が起きたのかを事実ベースで見ていき、そのうえで毎日SEALION 7に乗っている立場から「本当にやばいのか」を率直にお話しします。

  • BYD社員の内部告発とSEALION 7故障投稿の現状
  • 工信部の指摘や国内外リコールなど確定した事実
  • SEALION 7オーナーとしての正直な気持ち
  • BYDを買う前にできるリスク対策
中国の車メーカーBYDの品質管理と不正はやばいのかSEALION 7オーナーが検証
ニック

オレもSEALION 7を契約する前は「中国車って大丈夫か…?」ってめちゃくちゃ検索しまくったんだよね😅 だからこそ今回は、ウワサじゃなくて実際に起きたことだけを並べて本音で語っていくぜ🤠

目次

中国の車メーカーBYDの品質管理と不正疑惑の実態

まずは「BYD 不正」「BYD 品質管理」と検索したときに出てくる話題が、実際にはどんな内容だったのかを1つずつ見ていきます。ひとくくりに「不正」と呼ばれがちですが、中身を分けてみると、真偽がまだ分からないSNS上の告発、当局が公表した事実、リコール、海外工場の労働問題と、確からしさも性質もまったく違うものが混ざっているんですよね。まずは直近でXを騒がせている2つの話題から見ていきます。

BYDの品質管理を社員が内部告発しXで話題に

2026年9月中旬、中国のSNSで、BYDの品質管理とは別の話題として「BYDが社員向けの利益賞(年末ボーナスにあたる報奨金)をやめる」という話が広がり、社員とみられる人たちの不満が噴き出しました。その流れで、BYD社員を名乗るアカウントから品質管理に関する内部告発が相次ぎ、日本のXでも9月14日〜15日ごろに翻訳投稿が数十万回表示されるほど話題になっています。

拡散された告発の中身は、主に次のようなものです。

SNSで拡散された主な告発内容(未確認):「部品のステンレス鋼を安い炭素鋼に変更した」「部品の受け入れ品質検査を縮小・廃止した」「納期を優先して審査を急いで通した」

ここで大事なのは、2026年9月17日時点で、これらの告発が事実だと裏付ける報道や公的な発表は確認できていないという点です。告発した人物が本当に社員なのかも確かめられておらず、BYDも利益賞や告発内容について公式な説明を出していません。中国語圏では、ボーナス打ち切りを最初に書き込んだ投稿がすでに削除されたとも伝えられています。

とはいえ、背景として気になる数字もあります。BYDの2026年1〜3月期の純利益は約40.9億元で、前年同期から約55%も減りました。中国国内の値下げ競争が続くなかで、コスト削減の圧力が現場にかかっていると考えるのは不自然ではありません。だからこそ、告発が本当なら「安さの裏で見えない部分を削っていた」ことになり、クルマとしてはかなり深刻な話です。現時点では、うのみにも全否定もせず、続報とBYDの説明を待つのが冷静な見方かなと思います。

SEALION 7が5000kmで故障した投稿

もう1つ、2026年9月16日ごろからXで大きく広まったのが、「海獅07」の故障投稿です。海獅07はSEALION 7の中国名で、つまり私が乗っているのと同じクルマ。しかも、翻訳して紹介された投稿によると、舞台は中国ではなく日本でした。

投稿したのは日本で暮らす中国人の男性で、「中国の国産車を応援したい気持ちで、日本でSEALION 7を買った」とのこと。購入から約1年、走行距離およそ5,000kmの時点で、突然パワートレインに異常が起き、DレンジにもRレンジにも入らず、まったく動かせなくなったそうです。

販売店の説明では、使い方の問題ではなく車両側の部品・制御系統の故障で、点検では後輪駆動モーターのコントローラーにエラーが出ていたとのこと。保証での修理になるものの、修理には3〜4週間かかり、その間の無料代車はなく、レンタカーや公共交通機関の費用も負担できないと言われた、と訴えています。仕事でクルマを使っているため困っている、高速道路や子どもを乗せているときでなかったのが不幸中の幸い、という書き込みもありました。

現時点で分かっていること:確認できるのは投稿者側の説明だけで、故障の原因や代車対応についてBYD側の見解は出ていません。1台の故障がほかの車両にも起きる問題なのかどうかも、今のところ分かっていません。

故障そのものは、どのメーカーのクルマでも起こり得ます。オーナーの私が気になったのは、むしろ故障したあとの対応のほう。部品の取り寄せに時間がかかり、代車も出ないとなると、「新しい輸入ブランドのアフターサービスはまだ発展途上なんだな」と感じてしまいますよね。

BYDの品質管理と工信部の秦L燃費指摘

いちばん新しい話題が、2026年8月28日に中国の工業情報化部(工信部)が公表した「生産一致性」の監督検査の結果です。生産一致性とは、国に届け出た仕様どおりのクルマを量産できているかどうか、ということ。つまり、カタログや認証のときの数値と、実際に工場から出てくるクルマの中身が一致しているかをチェックする仕組みです。

この検査で、BYDのプラグインハイブリッドセダン秦L DM-iの抜き取り車両について、バッテリー残量が少ない状態で走る「充電維持モード」の燃費が、BYDの申告値より悪かったと指摘されました。同じ発表では、吉利汽車の電気自動車「星願(Xingyuan)」がホイールベースの実測値と届出値のズレが許容範囲の1%を超えていたとされ、商用車も含めて合計7車種が名指しされています。

工信部は、問題の重さに応じて是正命令や製品リストの一時停止・取り消しなどの措置をとったとしていますが、BYDに対して具体的にどの措置がとられたのか、実測値がどれくらい悪かったのかまでは公表されていません。また、発表の前日には工信部など4つの官庁が、生産一致性と品質向上をテーマにした1年間の特別取り締まりを始めたことも報じられました。

ポイント:秦L DM-iは中国国内向けのPHEVで、日本では販売されていません。ただ、世界販売トップクラスのメーカーが当局から名指しされた事実は重く、「量産品の管理が申告どおりにできていなかった」という点は、BYDの品質管理の大きな課題として受け止めるべきでしょう。

とはいえ、これを「燃費を偽装して意図的にだました」と断定するのは早すぎます。発表を見る限り、意図的な偽装だったのか、量産時のバラつきだったのかまでは明らかにされていないからです。言い換えると、現時点で言えるのは「申告値と実測値が合わなかった」というところまで。ニュースの見出しだけで判断せず、どこまでが確定した事実なのかを分けて見るのが大事かなと思います。

長城汽車によるBYD告発騒動とその後

「BYD 不正」で検索すると、2023年の告発騒動もよく出てきます。2023年5月25日、中国の長城汽車(Great Wall Motor)が、BYDの人気PHEV「秦PLUS DM-i」と「宋PLUS DM-i」について、燃料タンクが加圧式ではないため、ガソリンの蒸発ガスに関する排出基準を満たしていない疑いがあると当局に通報したことを公表しました。

これに対してBYDは、自社の製品も検査も国の基準を満たしていると真っ向から反論。長城汽車が使ったテスト車両は走行距離が数百キロ程度で、国の基準で求められる慣らし走行の距離に届いていないと、試験方法そのものに疑問を投げかけました。

当局が「BYDは違反していた」と結論を公表したという報道は、私が確認できた範囲では見当たりません。そのため、「BYDは排ガス不正をしていた」と言い切るのは正確ではないでしょう。

中国で相次ぐ大規模リコールの中身

次に、リコールです。2025年10月、BYDは中国の国家市場監督管理総局に2件のリコールを届け出て、対象は合計11万5,000台あまりにのぼりました。BYDにとって過去最大規模のリコールです。

車種対象台数生産時期主な不具合
唐(Tang)PHEVシリーズ44,535台2015年3月〜2017年7月部品の設計不良で駆動モーター制御装置が故障するおそれ
元Pro(Yuan Pro)EV71,248台2021年2月〜2022年8月バッテリーの防水処理が不十分で水が入るおそれ

さらにさかのぼると、2024年9月にもドルフィンや元PLUS(日本名ATTO 3に相当)など約10万台規模のリコールが中国で行われています。数字だけを見ると「やっぱり中国車はやばい」と感じるかもしれません。

ただ、ここは少し冷静に見たいところです。というのも、BYDは年間400万台規模でクルマを売る巨大メーカーで、販売台数が多ければリコールの台数も大きくなるのは自然なことだからです。むしろ、リコールは不具合を隠さずに届け出て無償で直すための制度なので、「リコールがある=不正」ではない、という点は押さえておきたいですね。

ニック

同じSEALION 7が5,000kmで動かなくなったって話は、さすがにオレもヒヤッとしたぜ…😰 故障はどのクルマにもあるけど、1カ月近く代車ナシはキツいよな。リコールみたいに隠さず公表して直してくれる姿勢を、アフターサービスでも見せてほしいところだぞ🤔

BYDの品質管理と日本国内のリコール

日本で乗る人にとって気になるのは、やっぱり国内のリコールですよね。国土交通省に届け出されたBYDの乗用車・バスの主なリコールは次のとおりです。

届出日車種対象台数内容
2023年8月24日ATTO 3529台解錠時のアンサーバック(ハザード点滅後の車幅灯点灯)が3秒を超え、保安基準に不適合
2025年5月12日DOLPHIN713台シートベルトプリテンショナー配線に誤ったクリップを使用、最悪の場合は衝突時に作動しないおそれ
2025年11月25日電気バス9型式403台車載消火器の充填量が不足しているおそれ
2026年2月12日ATTO 31,097台リヤコンビネーションランプの乾燥剤の設置不良で、後ろのウインカーが不灯になるおそれ

(出典:国土交通省『リコールの届出について(BYD ATTO 3)』

BYDの品質管理という視点で中身を見ると、ソフトウエアの設定ミスや、組み立て時のクリップ・乾燥剤の取り付け不良といった工場での作業品質に関わるものが目立ちます。シートベルトプリテンショナーの件は安全装置に関わるので、軽く見ていいものではありません。

その一方で、日本の対象台数は数百〜1,000台規模で、いずれも販売店での無償修理として対応されています。自分のクルマが対象かどうかは、車台番号を使ってBYDのリコール情報検索ページで調べられるので、BYDオーナーは一度チェックしておくと安心ですよ。ちなみに2026年9月時点で、私が乗っているSEALION 7のリコールは国土交通省の発表では見当たりませんでした。

ブラジル工場の労働問題と取引先への支払い

品質管理とは少し違いますが、「BYD やばい」と言われる理由として外せないのが、ブラジル工場の労働問題です。ブラジル北東部バイーア州カマサリのBYD工場建設現場で、中国から来た労働者が「奴隷に近い状態」で働かされていたとして、2024年12月に労働当局が163人を救出しました。

2025年12月には、BYDが保証人となる形で約4,000万レアル(約750万ドルが目安)の和解が成立したと報じられています。2026年4月にはブラジル労働省の「奴隷労働の汚名リスト」に一時掲載されましたが、裁判所がBYD側の申し立てを認め、2日後に外れました。

また、中国国内では部品メーカーへの支払いサイトの長さも問題視されてきました。2025年6月、BYDは国の方針を受けて取引先への支払いを60日以内にすると表明しています。

注意:これらはクルマそのものの品質ではなく、企業としての姿勢やガバナンスの問題です。とはいえ、無理な急拡大が現場や取引先にしわ寄せとして出ていた、という点では、品質管理への不安とつながって見えるのも自然なことでしょう。

中国の車メーカーBYDはやばい?BYDの品質管理を評価

ここまで読むと、正直ネガティブな話が多かったですよね。では、実際にBYDのクルマは「買ったらやばい」レベルなのか。ここからは、第三者の安全性評価、日本の認証制度、そしてSEALION 7オーナーとしての体験をもとに、BYDの品質管理を評価していきます。

安全性評価と日本の型式指定で見える実力

クルマの安全性を客観的に見るなら、第三者機関の衝突試験がいちばん分かりやすい物差しです。私が乗っているSEALION 7は、欧州の自動車安全評価機関Euro NCAPの2025年の評価で、最高評価の5つ星を獲得しています。成人乗員保護、子ども乗員保護、歩行者保護、安全支援機能の4分野で評価される、かなり厳しいテストです。

(出典:Euro NCAP『BYD SEALION 7』評価結果

また、日本ではATTO 3が2023年6月に、中国ブランドの乗用車として初めて国土交通省の「型式指定」を取得しました。国の審査で日本の保安基準や環境基準に適合していると認められた、ということです。

さらに、BYD Auto Japanの2026年上半期の国内登録台数は2,334台で、前年同期比143%。新しく出たPHEVのSEALION 6が1,254台と販売を引っぱりました。まだ国内シェアは小さいものの、3年連続でプラス成長しているのは、実際に乗っている人の評判が極端に悪くないことの表れかもしれません。

SEALION 7に1年以上乗って感じた品質

ここからはオーナーとしての本音です。私は2025年にSEALION 7を納車し、埼玉を拠点に、関西への一人旅や北陸・金沢・白川郷までのロングドライブで走り回ってきました。

まず良かった点は、ボディやインテリアの作りです。ドアを閉めたときの音、内装パネルのすき間、シートの縫い目など、正直「中国車だから雑」という印象はまったくありませんでした。

その一方で、不満がないわけではありません。納車直後から気になったのが、運転支援まわりの警告音の多さ(詳しくはSEALION 7を2ヶ月乗った本音レビューで書いています)。ちょっと車線に寄っただけでピーピー鳴るので、最初の数か月はかなりストレスでした。また、純正ナビの使い勝手や日本語表示にも、細かい「惜しい」ポイントがありました。

ただ、ここがBYDの面白いところで、こうした不満の多くはOTA(無線でのソフトウエア更新)で少しずつ改善されてきました。SEALION 7のOTAアップデートV3.0.0では純正ナビやヘッドアップディスプレイまわりが変わり、ADASの動きもアップデートで見直されています。つまり、ハードの作りはしっかりしていて、ソフトは乗りながら育っていくイメージです。法定12ヶ月点検もBYD川越で受けましたが、点検の流れ自体は国産ディーラーとほとんど変わりませんでした。

オーナーとして正直に思うこと

ここからは、あくまで私個人の考えです。まずBYDの品質管理をめぐる内部告発については、もし事実なら、SEALION 7に乗っている身として多少は不安です。材料の変更や検査の省略は、外から見ても分からない部分だからこそ怖いんですよね。

そのうえで思うのは、BYDのクルマの「内装の質感の良さ」と「この価格でここまで付いてるの?」というコスパの高さを突き詰めていった結果、どこかで無理が出ていたのかな、ということです。値下げ競争で利益が大きく減るなか、目に見える豪華さを保つために、見えない部分や現場の人にしわ寄せが行っていたのだとしたら、それは企業努力ではなく手抜きになってしまいます。

ただ、BYDをかばうつもりはありませんが、「中国製だからダメ」という偏見だけは持ちたくないとも思っています。私が判断の材料にしたいのは、国籍ではなく、公表された事実と、実際に乗って感じた品質、そして問題が起きたときの対応です。

ちなみに私は、乗るたびにワクワクさせてくれるテスラも好きです。ソフトの完成度や充電網は本当にすごい。一方で、サポートの窓口や修理対応がなかなか改善しないという声が続いているのは気になっています。そう考えると、BYDもテスラも、クルマそのものだけでなく「困ったときにどれだけ寄り添ってくれるか」が次の勝負どころなんでしょうね。

そして何より、日本車にはぜひ勝ってほしい。自動運転や運転支援、内装の質感、デザイン、そしてコスパ。どれも中国勢やテスラに負けないくらいの魅力を見せてくれたら、EVを選ぶ楽しさはもっと広がるはずです。日本の自動車メーカーの本気には、1人のクルマ好きとして心から期待しています。

ニック

BYDをかばうわけじゃないけど、中国製ってだけで決めつけるのはオレの流儀じゃないんだよね🤠 テスラのワクワク感も好きだし、日本車の逆襲にも期待してるぜ!だからこそ、どのメーカーにも品質とサポートでガチンコ勝負してほしいぞ🔥

BYDの品質管理が不安な人のリスク対策

とはいえ、BYDの品質管理に関するニュースを見て不安になる気持ちはよく分かります。そこで、BYDを検討している人が「後悔しないため」にできる対策を、オーナー目線でまとめておきます。

試乗で作りと警告音を自分で確かめる

ネットの評判よりも確かなのは、やっぱり自分の目と耳です。試乗のときは、走りの気持ちよさだけでなく、ドアやトランクの閉まり具合、内装パネルのすき間、シートの縫い目など、組み立ての丁寧さが出やすいところをじっくり見てみてください。

さらに、ぜひ高速道路やバイパスも走らせてもらいましょう。車線維持支援や前方衝突警報がどんなタイミングで鳴るのか、自分が我慢できる範囲かどうかは、短い街乗りだけではなかなか分かりません。私のように納車後に「こんなに鳴るの?」と驚かないためにも、ここは遠慮せずに試しておくのがおすすめです。

保証内容と販売店の距離を確認する

BYDの乗用車は、車両本体とは別に駆動用バッテリーに長期の保証が付いています。保証の年数や距離の条件はモデルや時期で変わることがあるので、見積もりの段階で必ず書面で確認しましょう。あわせて、自宅から通える距離に正規ディーラーがあるかも大切です。リコールや点検のたびに遠くまで行くのは、思った以上に負担になりますから。

さらに、今回のSEALION 7の投稿を見て、故障で長期入庫したときに代車が出るのかも契約前に販売店へ聞いておくべきだと感じました。自動車保険の代車費用特約は事故のときが対象で、故障は対象外のことが多いので、仕事でクルマが欠かせない人はとくに確認しておきたいところです。

リコール情報を定期的にチェックする

車台番号で調べられるBYDのリコール検索や、国土交通省の発表をときどき見る習慣をつけておくと、見落としを防げます。

ドライブレコーダーで記録を残す

万が一の不具合やトラブルのとき、状況を客観的に説明できる記録があると販売店とのやり取りがスムーズになります。SEALION 7には純正のドライブレコーダー機能もありますが、画質や駐車監視を重視するなら、後付けのドライブレコーダーを追加するのもおすすめ。私も70maiのドラレコをSEALION 7に取り付けて使っています。

リセールが不安ならカーリースも選択肢

中国メーカーのEVを買うときに、品質と同じくらい不安なのが「数年後にいくらで売れるのか」という点ではないでしょうか。EVはモデルチェンジやソフトの進化が早く、中古価格が読みづらいのが正直なところです。

そこで考えたいのがカーリース。月額に残価や税金などがまとまっているので、将来の売却価格の不安を月額に逃がすことができます。とくにオリコで乗ーるは、BYDのような輸入EVも選べるので、「BYDに乗ってみたいけど、買い切りは怖い」という人には相性がいいかなと思います。

ポイント:見積もりは無料なので、ローンで買う場合と総額を比べてから決めるのが失敗しにくい進め方です。月額の数字だけでなく、契約年数・走行距離の上限・中途解約の条件まで同じ条件で並べて比べるのがコツですよ。

BYDの品質管理や不正に関するよくある質問(FAQ)

Q1. BYD社員による品質管理の内部告発は事実ですか?

A. 2026年9月17日時点では、事実と裏付ける報道や公的な発表は確認できていません。告発者が本当に社員かどうかも分かっておらず、BYDも公式な説明を出していません。ただ、利益が大きく減っている時期と重なるため、続報は注意して見ておきたいところです。

Q2. BYDは燃費や排ガスで不正をしていたのですか?

A. 2026年8月に中国の工信部が、秦L DM-iの抜き取り車両で充電維持モードの燃費が申告値を上回ったと指摘しました。ただし、意図的な偽装だったかどうかは公表されていません。2023年の長城汽車による排ガス告発はBYDが否定し、当局の違反認定も確認できていません。

Q3. SEALION 7が5000kmで故障した話は自分のクルマにも関係ありますか?

A. 現時点で確認できるのは投稿者側の説明だけで、原因がほかの車両にも共通するものかは分かっていません。国土交通省の発表でも、2026年9月時点でSEALION 7のリコールは見当たりませんでした。心配な人は点検時に販売店へ相談し、故障時の代車対応も確認しておくと安心です。

Q4. BYDの車は安全性の面で大丈夫ですか?

A. SEALION 7はEuro NCAPで最高評価の5つ星を獲得しており、ATTO 3は中国ブランドとして初めて日本の型式指定を取得しています。第三者の評価や日本の審査を見る限り、安全性が極端に低いクルマではないと私は感じています。

Q5. 品質が不安な人がBYDに乗るならどうすればいいですか?

A. まずは試乗して自分の目で作りを確かめるのがいちばんです。そのうえで、保証の条件、近くの販売店、故障時の代車対応を確認し、ドライブレコーダーで記録を残せるようにしておくと安心感が違います。数年後の売却価格が不安なら、カーリースで月額にまとめるのも1つの方法ですよ。

中国の車メーカーBYDの品質管理と不正のまとめ

中国の車メーカーBYDの品質管理や不正について、実際に起きたことをもとに見てきました。最後に要点を振り返ります。

  • 2026年9月にBYD社員を名乗る品質管理の内部告発が拡散、ただし真偽は未確認
  • 日本でSEALION 7が約5,000kmで走行不能になったとの投稿、BYDの見解は未公表
  • 2026年8月、工信部が秦L DM-iの充電維持モードの燃費が申告値を上回ったと指摘
  • 2025年10月に中国で約11万5,000台と過去最大規模のリコール
  • 日本でもATTO 3やDOLPHINで数百〜1,000台規模のリコールが届け出
  • SEALION 7はEuro NCAPで5つ星、ATTO 3は日本の型式指定を取得
  • 保証・代車対応・リコール確認・ドラレコ・カーリースでリスクは減らせる

私の結論は、BYDは「急成長のひずみで品質管理に課題が出ているメーカー」ではあるものの、今の時点で「買ったら危ないほどやばいクルマ」と決めつける材料はないということです。内部告発が事実なら不安ですし、アフターサービスの課題もはっきり見えました。だからこそ、中国製という先入観でもSNSの見出しでもなく、確定した事実と今後のBYDの対応を見て判断したいと思っています。あなたがBYDを検討しているなら、この記事がその判断材料になればうれしいです。

ニック

中国車ってだけで敬遠するのはもったいないけど、盲信するのも違うよね。気になる人は、まず試乗してオレと同じように「えっ、思ってたのと違う!」を体験してみてほしいぜ🤠

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