はじめに
こんにちは!
以前からYouTubeなどで話題になっていた、AI Boxが新発売されたのをご存知でしょうか。
それが「Carlinkit TBox Ultra」です。コチラのリンクは本家の公式HPで紹介しているページになります。
下記はAliExpressで購入する場合のリンク先になります。公式サイトとAliExpressで購入する際の注意事項はブログ後半で紹介しています。
ちなみに私はAliExpressで購入しました👇



何を隠そう、私はこれまでBYD シーライオン7(Sealion 7)で「OttoAibox i3」(Android 13, Snapdragon)を愛用してきました。Ottocast i3も十分快適でしたが、ガジェット好きとしては「最新」「最速」という言葉に弱いものです。
今回のCarlinkit Ultraは、なんとOSにAndroid 15を搭載し、8GBのRAMと256GBのストレージ、そして高速なSnapdragonプロセッサを備えているというのです。スペックだけ見れば、もはやミドルレンジのスマートフォンを超えています。
しかし、大きな疑問がありました。
「これ、本当にBYD SEALION7で使えるのか?」
ご存知の通り、多くのAI Boxは「有線CarPlay対応」を前提としています。BYD SEALION7のシステム(BYD DiLink)は、このあたりが少し特殊で、有線CarPlayに公式対応しているとは明記されていません。OttoAibox i3はAndroid Autoベースで接続できていましたが、Carlinkitはどうなのか…。
これはもう、試してみるしかありません。
「BYD SEALION7オーナーの人柱になろう!」と決意し、自腹を切ってAliExpressでポチってしまいました。2週間ほど経って商品が到着しましたので、さっそくSEALION7に繋げてみることにしました。


この記事では、期待と不安の中で行った「Carlinkit AI TBox Ultra」のBYD SEALION7実機レビューを、今後数回に分けてお届けします。
- 結論: 結局、BYD SEALION7でCarlinkit AI TBox Ultraは使えたのか?
- 接続方法: どのUSBポートに、どうやって接続するのか?(超重要)
- 初期設定: 購入後に必須の日本語化やWiFi設定の完全ガイド
- 徹底比較: 愛用してきた「Ottocast i3」と比べて何が進化したのか?
- 実用レビュー: オススメのアプリと、快適性を爆上げする「神アイテム」の紹介
- 購入ガイド: お得に、そして安全に購入する方法(技適・クーポン情報あり)
結論:Carlinkit(カーリンキット) AI TBox Ultraよ、SEALION7で動いてくれ…!結果は…
早速ですが、ガジェットレビューで最も知りたい「結論」から申し上げます。
BYD SEALION7で、最新の「Carlinkit AI TBox Ultra」は…
無事に使えました!
いやー、安心しました。USB-Cケーブルを差し込んで、 SEALION7のディスプレイに見慣れたAndroid Autoの起動アイコン(のちにCarlinkitのUIに切り替わる)が表示された瞬間は、思わず「ヨシッ!」と声が出ました。

同じようにSEALION7のAI Box化を検討している方、OttoAibox i3からの乗り換えを考えている方、安心してください。動きます。
ただし、接続にはいくつかの「重要な注意点」 がありました。ここを間違えると「動かない!」と焦ることになるので、詳しく解説します。

🚗 SEALION7への接続と「落とし穴」
ここが本レビューで最も重要なポイントです。
1. 接続するUSBポート
SEALION7のセンターコンソール下部には、複数のUSBポートがあります。

Carlinkit Ultraを接続するのは、「通信用」のUSB-Cポートです。充電専用ポートに挿しても(電源は入るかもしれませんが)車両システムとは通信できず、AI Boxとして機能しません。
2. 付属ケーブルと「向き」の罠
Carlinkit Ultraには、両端がUSB-Cのケーブルと、一方がUSB-Aのケーブルが付属しています。SEALION7はUSB-Cポートなので、付属の「USB-C to USB-C」ケーブルを使用します。
そして、最大の注意点がこれです。
「ケーブルを差し込む向きに注意」
※下記のようにケーブルの持ち手のところにわずかに本体側に刺すための刻印みたいなものがあります。

信じられないかもしれませんが、この付属ケーブル、SEALION7のポートに差し込む「向き」によって、認識されないようです。
もし「挿したのに認識しない!」となったら、焦らずに車両側のUSB-Cプラグを180度ひっくり返して挿し直してみてください。これで私は無事に認識されました。
USB-A to USB-Cケーブルで通信対応しているケーブルならば、ケーブルの向きを間違わないでなさそうですね。
3. 起動とモード切替
ケーブルを正しく接続すると、Carlinkit Ultra本体のLEDランプが点灯し、SEALION7のディスプレイにAndroid Autoの接続プロセスが開始されます。
ちなみに、このCarlinkit Ultraは「Android Auto」と「CarPlay」のどちらのプロトコルで車両と通信するかを切り替えられるようです。
- Android Auto モード: 本体ランプが「青色」に点灯
- CarPlay モード: 本体ランプが「緑色」に点灯

私の環境では、箱出しの状態では緑ランプのCarPlayモードになっていて、はじめはSEALION7に認識されずに「やっぱり繋がらなかったか…」とあきらめてました。
しかし「Android Autoモード(青ランプ)」があることを思い出して、Android Autoモードに設定を変更してみてから再度接続しなおしてみたところ、SEALION7で認識されるようになりました。

もし緑ランプ(CarPlayモード)になっていてSEALION7で認識されない場合は、Carlinkitに付属のピンセット(またはSIMピン)で、Carlinkit本体の小さな穴の奥にあるスイッチを長押しすることで、モードを切り替えられる仕様になっています。SEALION7オーナーは、基本的に「青ランプ(Android Auto)」でOKと覚えておきましょう。

JP版はケーブルが2種類のみのようです

ちなみに私の場合はピンセットで5秒くらい押し続けてもモードが変わらないときがあります。ボタンの感触が正直言って分かりづらいです。
小さな穴の奥にあるスイッチが押しづらいので、この辺りはもう少し切り替えしやすいようにCarlinkitの開発者には努力と改善してほしい所ではあります。
スイッチのランプが青に変わったのを確認して、SEALION7の設定画面に切り替えたら、画面右の【システム】をタップしてから【接続済みデバイス】のところをタップします。

しばらくすると、👇のような画面に切り替わります。

ここで【OK】を押していけば、CarlinkitとSEALION7が接続されるようになります。

ここまでくれば、あとは【開始】ボタンを押したらCarlinkitが立ち上がります。
初回の起動では本来は下記の画面は英語表記ですが、私はすでに日本語に設定しなおしているので、このような注意書きが表示されるようになります。ここで【同意・承諾する】をタップすればCarlinkitの画面が表示されるようになります。

最初に表示される画面もカスタムできるタイプと標準タイプの2種類用意されているようです。

とりあえず、無事にBYD SEALION7とCarlinkit(カーリンキット)AI TBox Ultra (Android 15)が接続されました。色々とオットキャストと比べて使い慣れない点やペアリング問題がありますが、その件についてはまた別の機会について解説していきたいと思います。
デフォルトで入っているAndroidアプリについてはGoogleマップやYouTube、YouTubeミュージック、Spotifyなどがあります。もしAndroidアプリでインストールしたいアプリがあったら、まずは後述する初期設定を済ませてからGoogleアカウントでログインする必要があります。

※CarPlayモードについては、現状うまくSEALION7に接続できていません。私の場合はSEALION7でCarPlayを利用するときは、Ottocast i3をそのまま併用して2台のAiboxで利用しています。
次回以降では、Carlinkit AI TBox Ultra (Android 15)とOttoAibox i3の比較やそれぞれのメリット・デメリットについてもブログで紹介していこうと思いますので楽しみに待っていてください。

🔧 Carlinkit(カーリンキット) Tbox Ultraを起動したらスグやる!必須の初期設定ガイド
無事に起動したら、快適に使うための初期設定を行います。AI Boxを使い慣れている方にはお馴染みの作業ですが、初めての方のために詳しく解説します。
ステップ1:言語設定(最優先)
起動直後は、システム言語が「英語(English)」になっています。
- ホーム画面(またはアプリ一覧)から「Settings(設定)」アプリを探してタップします。
- 「System」 > 「Languages & input」 > 「Languages」と進みます。
- 「Add a language」から「日本語」を選択します。
- 追加した「日本語」の横にある「≡」マークをドラッグして、リストの一番上に移動させます。
- これでシステム全体が日本語表示に切り替わります。
ステップ2:WiFi設定(テザリング接続)
Carlinkit Ultraは、それ自体がAndroid OSで動くタブレットのようなものです。アプリのインストールや動画視聴にはインターネット接続が必須です。
最も手軽なのは、お使いのスマートフォンの「テザリング(インターネット共有)」を利用する方法です。

- あらかじめ、利用するスマホなどのテザリング機能をオンにしておきます。
- Carlinkitの設定アプリから画面左側の【システム】 > 右側の【無線LAN】を開きます。
- お使いのスマートフォンのテザリング(SSID)を選択します。
- テザリング用に設定したパスワードを入力し、接続します。
私は「楽天モバイル最強プラン」を契約しているので、データ容量(ギガ)を気にすることなくテザリングし放題です。AI Boxの運用と楽天モバイルの相性は抜群ですね。
💡ヒント:ギガの節約術
もしご自宅の駐車場が家のWiFiの電波が届く範囲にあるなら、アプリのインストールやアップデートは、家のWiFiに接続して行うのがオススメです。スマホのギガを消費せずに済みます。
ステップ3:文字入力設定(日本語キーボード)
次に、日本語で文字入力ができるように設定します。
- Carlinkitの「設定」 > 「システム」 > 「言語と入力」 > 「画面キーボード」と進みます。
- 標準で入っている「Gboard」などを選択し、設定画面に入ります。
- 「言語」から「日本語」を追加します。この時、「12キー(フリック入力)」や「QWERTY(ローマ字入力)」など、お好みのレイアウトを選択します。
- 手書き入力や音声入力もここで有効にしておくと、後々便利です。特に音声入力は、運転中の検索などで重宝します。
ステップ4:Googleアカウントの追加
YouTubeやGoogle Mapsの履歴、そして何より「Google Play ストア」からアプリをインストールするために、Googleアカウントの連携が必須です。
- Carlinkitの「「設定」 > 「パスワードとアカウント」と進みます。
- 「アカウントを追加」 > 「Google」を選択します。
- ご自身のGoogleアカウントのIDとパスワードを入力してログインします。
これで、Google Play ストアが利用可能になります。
ここまで設定しておけば、普段からお使いのYouTubeやYouTubeミュージックなどのお気に入りの音楽や映像をCarlinkitを通じてSEALION7の大画面のマルチタッチスクリーンで楽しむことができるようになります。
その他のSpotifyやAmazonミュージック、ネットフリックスなども利用しているのであれば、アカウント設定しておくと良いでしょう。
CarlinkitをAliExpressでお得に購入するならコチラ
私が購入したのはAliExpressのストアです。いくつか同じ商品が出品されていますがストアによって販売価格がマチマチです。取り敢えずJP版を選べるストアで購入しました。
Xの投稿など見てみると海外版でもSEALION7で使用できているようです。日本版なら日本のDOCOMOやauサービスなどのキャリアのSIMカードを利用できそうですね、ちなみに楽天モバイルのSIMカードを差し込んでみましたが、うまく認識してくれませんでした。私の場合だけなのか、何か設定が間違っていたのか今のところ原因が分からずじまいです。

価格については、その日の為替の影響やAliExpressで行われているセール、クーポンなどにより変動しますので、クーポンの情報についてもAliExpressで確認するようにしましょう。
私の場合はCarlinkitの日本バージョンの発売日が10月31日でしたので10月13日に予約注文しておきました。海外から商品が届きますので、通関を経ておよそ2週間くらい到着まで時間が掛かります。
こちらCarlinkitの商品は「技適マーク」の記載がありますので日本国内での使用も問題ありません。
興味ありましたら、リンク先で探してみてください▼Carlinkit AI TBox Ultra (AliExpress)

AliExpressは「11.11」や【ブラックフライデー】などの大型セールや、ストアクーポンを頻繁に配布しています。それらを組み合わせることで、かなりお得にゲットできるはずです。

但し油断は禁物。AliExpressで購入した場合、価格が安いメリットがありますが、中には下記のレビューのように日本版ではなくUAE版が送られてきてしまうケースがあるようです。
以下のAliExpressのレビューにもこのような投稿がありました。

返品対応などトラブルになることを避けたいのなら、Carlinkitの公式サイトでの購入を強くオススメします。
Carlinkitの公式サイトでの品質保証とサービスとは?

以下は公式サイトの情報から引用となります。
1. 製品には品質保証がありますか?
あなたの車に最適な取り付け提案とアフターサービスを提供するために、まずはcarlinkitcarplay.comから購入することをお勧めします。販売されているすべての製品はテスト済みで、アフターセールス保証を提供しています。当サイトで注文するお客様には、1対1のサービスを優先的に提供します。他のWebサイト(Aliexpress、Amazon、eBayなど)で購入した製品については、製品の品質とアフターサービスを保証できません。2. 製品のアフターサービスを楽しむには?
carlinkitcarplay.comから購入した商品に対してサービスを提供しています。他のウェブサイト(Aliexpress、Amazon、eBay など)から Carlinkit 製品を購入する場合は、まず他の販売者に助けを求めてください。また、弊社の FAQ を参照することもできますが、他のウェブサイトから購入した製品は弊社の製品と異なる場合があり、弊社の FAQ は他のウェブサイトで購入した製品には適用されない場合があります。
多少高くなっても、品質と保証を求めるならば公式サイトでの購入がベストになるでしょう。
▼Carlinkitcarplay.com 公式ストア(※こちらはAliExpressではなく公式サイトになります)
クーポンコード (18%オフ) NICKEV_COWBOY
これからも一緒に快適なEVガジェットライフを楽しみましょう!

記事のまとめ
今回の自腹レビューを総括します。
「Carlinkit AI TBox Ultra」は、BYD SEALION7の車内エンターテイメントをネクストレベルに引き上げる、現時点でオススメできるAI Boxの一つです。
スペック至上主義の方、OttoAibox i3などの旧世代機で「最新の機種を試してみたい」と感じ始めた方には、「価値アリ」とお勧めできます。
SEALION7の美しい大型ディスプレイで、Android 15のOSが動き、あらゆるAndroidアプリを試すことができる。この体験は、一度味わうと元には戻れません。
今後もCarlinkitの使い心地などレビューしながら、OttoAibox i3との比較・検証なども含めて紹介していきますので楽しみにしてくださいね。
さいごに
ガジェット好きとして「本当に動くか分からない」ものに投資するのは勇気が要りましたが、SEALION7で無事に動作したことで、満足の結果となりました。
今後もCarlinkitの使い心地やおすすめのアプリ、問題点、さらにはオットキャストとの比較レビューなどについても紹介していく予定です。
この記事が、同じBYDSEALION7のオーナーさんや、最新のAI Boxを検討している方の参考になれば幸いです。


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