はじめに
私が今回EV(電気自動車)をはじめて購入するにあたって一番の懸念事項が充電スポットがどこにあるのか?それから充電方法について何が必要で、どのように操作すればよいのか?まったく分かりませんでした。その中で、充電スポットの検索から充電の方法、そして充電場所は限られますが支払いまで一つのアプリで完結できる【EV充電エネチェンジ】のアプリは日本最大級のEV充電サービスとして、使いやすさと全国展開で注目を集めています。
この記事では、EV充電エネチェンジの特徴や使い方、利用のメリットを詳しく解説し、EVオーナーや購入を検討している方にとって役立つ情報を提供します。
この記事で分かること
- EV充電エネチェンジとは何か、そのアプリやサービスの特徴
- アプリや充電カードの具体的な使い方
- サービスのメリットと活用方法
- 定額プランや支払い方法の詳細
- 充電スポットの検索や長距離ドライブで経路検索する方法
近くのEV充電スポットで充電する時に使える便利な【EV充電エネチェンジ】とは?
出典:EV充電エネチェンジ
EV充電エネチェンジは、ENECHANGE株式会社が運営する日本トップシェアのEV充電サービスです。全国に急速充電器や普通充電器を展開し、アプリや充電カードで手軽に充電できるのが特徴です。
2023年6月時点でアプリは22万ダウンロードを突破し、利用者数No.1を誇ります。アプリでは全国の充電スポットを地図上で検索でき、急速充電器(CHAdeMO)の出力やリアルタイムの満空情報、口コミも確認可能。
主な特徴は以下の通りです:
- 全国の充電スポット検索:日本中の充電スポットを網羅し、地図上で施設の種類や急速充電器(CHAdeMO)の出力が確認可能。
- リアルタイムの満空情報:充電器の空き状況や口コミがアプリで確認できる。
- 簡単操作:アプリでQRコードを読み取るだけで充電開始・決済が可能。
- 月額費無料:使った分だけ課金される従量課金制で、気軽に利用可能。
- 定額プラン:2024年5月に発表された月額2,980円の定額プランは、充電時間や回数無制限で、月間約330km走行分(電費6km/kWhの場合)以上充電するユーザーにお得。

上の画像のようにスマホの画面上で、充電スポットの場所だけでなく、充電器が設置してある施設が種別や、普通充電・急速充電、テスラのスーパーチャージャーもすぐに判別できて、しかもリアルタイムで空き状況なども確認できるのはとても親切な使いやすさと言えるでしょう。
ここでEV充電スポットについて注意!
このEV充電エネチェンジのアプリでは近くのEV充電スポットが検索できますが、これから紹介するEV充電エネチェンジアプリから充電・支払いができる充電スポットはエネチェンジパスポート(通称エネパス)対象の充電スポットに限られますのでご注意ください。
近くのEV充電スポットも探せる【EV充電エネチェンジ】の使い方

出典:EV充電エネチェンジ
アプリからの操作で簡単に受電でき、さらに利用後ガソリン代のと比較額が見れて、ガソリンから電気に変えてどれだけお得になったのか確認できるようになりました。
また、充電履歴も確認できるうえにインボイス対応の領収書を発行できるようです。
アプリを使った具体的な充電方法

出典:EV充電エネチェンジ
- アプリをダウンロード:iOSまたはAndroidで「EV充電エネチェンジ」アプリをインストール。
- 利用者登録:電話番号やメールアドレスで認証し、住所などの情報を登録。
- 支払い方法の登録:クレジットカードやPayPayで支払い設定。プリペイドチャージも可能。
- 充電スポット検索:アプリの地図で近くの充電器を検索し、満空情報や口コミを確認。
- コネクタ接続:充電コネクタを車両に差し込み、充電器のQRコードをアプリで読み取る。
- 充電開始:アプリで「充電を始める」をタップ。
- 充電終了:アプリで充電状況を確認し、充電後コネクタを元に戻す。決済は自動的に完了。
アプリの利用料金として充電時に55円/10分(最低単価10分〜)掛かり、詳細な使用料金はアプリから確認できます。
EV充電エネチェンジのコールセンターは下記となります。
TEL:050-2030-5701(年中無休、有人対応は9時から18時)
近くのEV充電スポットで昼間に充電すると安くなる【エネチェンジパスポート】とは

出典:EV充電エネチェンジ
エネチェンジパスポートは、EV充電エネチェンジが2024年5月に導入した定額プランです。月額2,980円(30日間)で、対象施設の対象時間帯(主に7時から16時)にEV充電エネチェンジの充電器を時間制限なく利用できます。
このプランは、EV普通充電設置口数No.1を誇るEV充電エネチェンジのサービスを基盤とし、充電頻度の高いユーザーに経済的な選択肢を提供します。
月間約330km走行分(電費6km/kWhの場合)以上の充電を行う場合、従量課金制よりもお得になる設計です。
EV充電エネチェンジ自体は、全国に急速充電器(CHAdeMO)や普通充電器(J1772 Type 1)を展開し、アプリや充電カードで簡単に充電できるサービス。2023年6月時点でアプリは22万ダウンロードを記録し、利用者数No.1を誇ります。エネチェンジパスポートは、このインフラを活用したサブスクリプションモデルで、充電コストの予測可能性と利便性を高めています。
エネチェンジパスポート対象スポットの確認方法

出典:EV充電エネチェンジ
まずはじめにEV充電エネチェンジアプリからエネチェンジパスポート対象スポットのみを検索表示させると探しやすくなります。対象スポットが見つかってクルマで現地に到着したら、アプリを開いて先ほど紹介しましたアプリでの充電方法で充電できます。
さらにエネチェンジのEV充電器は出力に応じた課金に対応しており、「使った分だけ」の支払いになります。時間課金で損していたEVドライバーにも安心して利用することができます。
また、ドライバーは年額や月額の会員費などが不要なのも「EV充電エネチェンジ」の魅力です。

うちの近所にはまだエネチェンジパスポート対象スポットが少ないから、これから対象の充電スポットがもっと増えてくれるとうれしいな。
近くのEV充電スポットがエネチェンジパスポート対象で昼間の充電が多いなら【EV充電エネチェンジ】アプリがおすすめ
エネチェンジパスポートを利用して充電カードで充電する手順は以下の通りです。
- アプリ登録とプラン加入:EV充電エネチェンジアプリをダウンロードし、電話番号やメールアドレスで登録。クレジットカードやPayPayで支払い設定を済ませ、エネチェンジパスポート(月額2,980円)に加入。
- 充電カードの入手:EV充電エネチェンジ専用カードを公式サイトやアプリで申し込む。e-Mobility Powerや自動車メーカーのカードはそれぞれの提供元から入手。
- 充電スポット検索:アプリで対象施設(エネチェンジパスポート対応の充電器)を検索。対象時間帯(主に7時~16時)を確認。
- 充電開始:充電器に車両のコネクタ(CHAdeMOまたはJ1772 Type 1)を接続し、充電カードを読み取り部にかざす。認証後、充電が自動開始。
- 充電終了と確認:アプリで充電状況を確認し、終了後コネクタを外す。エネチェンジパスポート加入者は対象時間帯の料金が定額に含まれるため、追加課金なし。充電履歴はアプリのマイページで確認。
対象外の時間帯や施設では、従量課金制(例:普通充電16円/分、急速充電30円/分)が適用されるため、事前にアプリで確認が必要です。
メリットと注意点
メリット
エネチェンジパスポートは、月額2,980円で対象時間帯に無制限充電が可能で、月間330km以上走行するユーザーにコストメリットがあります。充電カードを使えば、アプリのQRコード読み取りより迅速に充電開始でき、オフライン環境でも利用可能。
e-Mobility PowerやNCSカードとの提携により、EV充電エネチェンジ以外の充電スポットでもカードが使える場合があり、柔軟性が高いです。アプリ連携で充電履歴やコスト管理も簡単です。


注意点
エネチェンジパスポートは対象時間帯(主に7時~16時)と対象施設に限定されます。対象外の充電では従量課金が適用されるため、利用頻度や時間帯を考慮する必要があります。
充電カードは事前にアプリで支払い設定が必要で、車両のコネクタ規格(CHAdeMO、J1772 Type 1など)と充電器の互換性を確認することが重要。カード発行に手数料が発生する場合もあります。
出典:EV充電エネチェンジ
互換性と今後の展望
2023年春のe-Mobility Powerとの提携により、充電カードの互換性が向上し、エネチェンジパスポートの対象充電器以外でも使えるカードが増えました。2025年4月には日本政府がEV充電規格の標準化(CHAdeMOに加えCCSの導入)を米国と協議する方針を表明。今後、テスラのスーパーチャージャーやCCS対応充電器の増加により、エネチェンジパスポートの利便性がさらに拡大する可能性があります。
充電カードの利用方法
充電カードを利用する場合は、車両のコネクタを充電器に差し込み、カードをかざすだけで充電が始まります。2023年4月20日以降、6kWの普通充電器でもカードが使えるようになり、事前にアプリで支払い設定を済ませておけばスムーズです。


出典:EV充電エネチェンジ
※チャージ2のタイプでないと充電カードが利用できませんのでご注意ください。
EV充電エネチェンジで利用可能な充電カード
EV充電エネチェンジでは、複数の充電カードが利用でき、急速充電器(CHAdeMO)や普通充電器(J1772 Type 1)に対応しています。以下は主な充電カードの種類と特徴です。


出典:EVTIMES
1. EV充電エネチェンジ専用充電カード
EV充電エネチェンジが発行するRFIDカード(カードを読込むシステム)で、アプリと連携して充電をスムーズに開始できます。2023年4月20日以降、6kWの普通充電器でも利用可能になり、急速充電器と普通充電器の両方で使える点が特徴です。
アプリでクレジットカードやPayPayを登録後、カードをかざすだけで認証・充電が開始され、充電履歴や料金はアプリのマイページで確認できます。発行手数料はキャンペーンにより無料の場合が多く、公式サイトやアプリから申し込み可能です。
2. e-Mobility Power充電カード
e-Mobility Powerが発行するカードで、2023年春からEV充電エネチェンジの充電器でも利用可能。日本最大の充電ネットワークを持ち、ENECHANGE以外の充電スポットでも広く使えます。CHAdeMO急速充電器を中心に、一部普通充電器にも対応。月額制プランや従量課金制を選べ、e-Mobility Powerの公式サイトや提携自動車メーカー(トヨタ、日産など)を通じて入手できます。
3. 自動車メーカー発行の充電カード
BMW、MINI、Mercedes-Benzなどが提供するブランド専用カード(例:BMW Charging Card、MINI Charging Card)も利用可能。これらはメーカーのアプリ(例:My BMWアプリ)と連携し、EV充電エネチェンジの充電器を含む全国の充電ポイントで使えます。主にCHAdeMOやJ1772 Type 1に対応し、車両購入時やメーカーの公式サイトで発行手続きが可能です。
4. その他の互換カード
- WAONカード:イオンモールなどの施設で使えるプリペイド式カード。一部のEV充電エネチェンジの無料充電器で利用でき、事前チャージが必要です。
より詳しい説明につきましては下記のサイトをご参照願います。
充電カードが不要な充電器の検索にも「EV充電エネチェンジ」のアプリがオススメ
私のように近所にEV充電エネチェンジパスポート対象スポットが無い場合や、自宅充電がメインでたまにしか外出先充電しないなど、わざわざ月額費用を支払う必要はありません。
エネチェンジパスポートなどの定額サービスよりも課金は多くなりますが、それでも充電による月額費用が抑えられそうであれば、充電カードを持たなくてもビジター料金で充電することは可能です。
アプリを使って充電器に設置しているQRコードを読み取り、クレジットカード情報などの利用者情報を登録することによって簡単に充電ができます。
そして充電カードが不要な充電器の検索についても「EV充電エネチェンジ」のアプリがオススメです。
EV充電エネチェンジのアプリなら、他社のEVスタンドもマップ上に表示されて、しかも動作が軽くてストレスなくすぐに見つけられます。さらに写真付きで場所によっては道案内の写真まで確認できますので便利です。。
近くではなく旅行などでEV充電スポットを経路検索できる【EV充電エネチェンジ】アプリの便利な機能【経路検索v2】
私個人的にこの「EV充電エネチェンジ」のアプリで特にをオススメしたいのが、【経路検索v2】の機能です。
簡単に言うと、現在地と目的地まで、もしくはその往復の経路上で充電スポットを自動で検索してくれる機能が【経路検索v2】です。
まずはじめにEV充電エネチェンジのアプリに登録・ログインが必要になります(登録は無料です)
SMSで登録が可能で携帯電話の番号を入力すると認証コードの入力を求められますので認証コードが届いたらコードを入力してログインしてください。


画面右下の【メニュー】の項目をタップすると画面が切り替わって上から2つ目の【経路検索v2】が表示されますので、それをタップします。


ログインしないと経路検索v2は使えません。
画面が変わって【出発地点】と【目的地】を入力していきます。それと往復指定は片道と往復が選択できます。メーカーはEVメーカーやその車種が選択できるようになっていて、およその電費が反映されるようになっています。


メーカーと車種を選択した後に高速区間、充電器の種類のほか、出発時の充電残量から消費度、充電開始の目安など、調べたい項目で検索できます。
ほかにも急速充電の上限や季節設定などについても選択できます。
余裕をもって充電スポットを探したいのか、夏場と冬場でどれだけ差があるのか、スピードを出して高速道路を走りたいのか、それともエコ運転を心がけて電費を抑えたいのか、などなど色々好き勝手検索できるので試してみると面白いです。
項目をすべて選択し終えたら検索ボタンをタップすることによって、ルート検索結果が反映されてます。










全体のルート地図を見たい時にはルートの画面右上にある右から2つ目のマークをタップすると全体地図を見ることが可能です。
試しに、出発前の充電残量を80%程度にして消費度を【飛ばす+20%】めやすを【ギリギリ10%減】で【冬季-35%】などに変更すると、充電スポットも当然増えました。


実際にこのEV充電エネチェンジのアプリの経路検索v2を使用して、テスラのテスラナビと比較検証した動画がありますので、ぜひご覧ください。
このアプリのおかげで私のようなEV初心者であっても、近場の充電スポット検索だけでなく長距離走行でも容易に経路検索v2によって高速道路のSAなどでも充電スポットを検索することができ、EV購入の後押しになってくれました。
EVでどこか旅行したい時にこのアプリの経路検索v2を使えば、ある程度の充電スポットまでの充電残量が予め確認できますし、季節やEV車種による充電残量の変化にも対応していますので、ドライブ途中で充電計画が大きく狂ってしまって充電切れの心配でハラハラすることも少なくなりそうです。
また、経路の変更や充電残量の修正することができますので、思ったより充電が残っているようでしたら、充電スポットを先延ばしすることもできるし、反対にトイレ休憩など当初の計画から予定外のちょこっとだけ充電するなどで、そのたびに充電計画を修正することができます。
ぜひ、このEV充電エネチェンジの経路検索v2の機能も使って長距離ドライブのシミュレーションしてみてください。
結論:EV充電エネチェンジアプリは近くの充電スポット検索だけでなく経路検索v2で長距離ドライブも安心できる便利なアプリ
今回のEV充電エネチェンジのアプリは近所の充電スポット検索も簡単ですが、長距離ドライブでも経路検索v2によって充電計画が立てやすく、EVライフにとって欠かせないEVオーナー必須のアプリと言えるでしょう。
最近ではe-Mobility Powerなど他社のサービスとも連携することよってサービス拡充してきており、より便利なアプリとサービスになってきています。これからの充電スポットも増えてくることと今後のアップデートにも期待したいと思います。
この記事のまとめ
この記事のまとめ
- EV充電エネチェンジアプリは近場の充電スポットが簡単に検索できて便利
- エネチェンジパスポートは昼間の充電が毎月お得になる定額サービス
- エネチェンジが提供している充電スポットではアプリでQRコード読み取るだけで簡単に充電できる
- 毎月の走行距離が短いなら充電カードが無くても充電可能
- エネチェンジのアプリの経路検索v2機能で長距離ドライブの充電計画も簡単に立てられる
EV充電エネチェンジは、日本最大級のEV充電サービスとして、アプリや充電カードで簡単に利用できます。全国の充電スポットを網羅し、リアルタイムの満空情報や口コミで効率的な充電をサポート。
月額2,980円の定額プランは充電頻度の高いユーザーに特にお得で、月額費無料のプランも選択可能。直感的な操作と柔軟な支払い方法で、EVオーナーのニーズに応えます。
さいごに:
EV充電エネチェンジは、電気自動車の普及を支える心強い存在です。アプリを活用すれば充電スポットの検索から決済までスムーズで、定額プランならコストも抑えられます。
EVライフをより快適に、経済的に楽しみたい方は、ぜひEV充電エネチェンジを試してみてください。詳細は公式サイト(https://ev-charge-enechange.jp)やアプリストアでご確認ください!
この記事は、EV充電エネチェンジの公式情報や関連ウェブサイトなどを基に作成しました。情報は2025年5月21日時点のものです。
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