BYD SEALION7(シーライオン7)やSEAL(シール)などBYD補助金(2025年9月)は本当にお得か徹底検証
はじめに
正直いってビックリしました。BYD SEALION7が発売されたのが2025年4月。私が購入した2025年5月から僅か数か月でBYDの補助金によって73万円もお得に買えるなんて正直言ってうらやましいです!

出典:BYD公式HP

BYD補助金対象モデル:上記表は対象モデルを下記期間中に成約かつ、新車新規登録完了分となります。
BYD補助金対象期間:2025年9月1日(月)~2025年9月30日(火)まで。
出典:BYD公式HP
BYD SEALION7の補助金で得られるメリットとは何か、そしてBYD 9月キャンペーンの衝撃について関心をお持ちではないでしょうか。BYD ドルフィンも値引きが拡大し、BYD Atto3の補助金額はいくらなのか、日産 サクラとの価格比較はどうなのか、そしてテスラの補助金事情はどうなっているのか、といった疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
この記事では、徹底比較してSEALION7 補助金を他社と比べて評価し、日産 アリアと比べてどうか、東京都のEV補助金でさらに安くできるのか、BYD各車種の補助金と実質価格はどうなっているのかなど、新しいEVの賢い選び方を解説していきます。
この記事を読めば、ユーザーが選ぶべき車種とは何なのか、そして結局SEALION7 補助金でお得なのかどうかの結論が明確になります。
この記事を読むことで「SEALION7 補助金」と検索した読者が具体的に何について理解を深められるか
- BYD SEALION 7に適用される補助金の全容
- BYDの独自キャンペーンによる実質価格の算定方法
- 日産やテスラなど他社EVとの価格や性能の比較
- 補助金を活用した賢いEV購入方法
BYD SEALION7(シーライオン7)やSEAL(シール)などのBYDの補助金が2025年9月の契約で得られるメリットとは
BYD SEALION7 補助金で本当に安くなる?EVの価格競争を徹底解説
BYD SEALION7の購入を検討している方にとって、補助金の存在は非常に大きな関心事ではないでしょうか。
BYDが実施する9月キャンペーンの衝撃的な内容に加え、BYD ドルフィンやBYD Atto3といった人気モデルの値引き拡大、さらには日産 サクラやテスラ、韓国のヒョンデの事情まで、網羅的に解説していきます。
この徹底比較を通して、BYD SEALION7の補助金を他社と比べて評価し、日産 アリアや韓国ヒョンデとの比較や、東京都のEV補助金でさらに安くなる可能性についても深掘りします。この記事を最後までお読みいただくことで、ユーザーにとって最適な車種を見極めるためのヒントや、新しいEVの賢い選び方が明確になるでしょう。
2025年9月のBYD補助金キャンペーンの衝撃
2025年9月にBYDが開始した大規模なキャンペーンは、日本のEV市場に激震をもたらしました。これは、単なる期間限定セールではなく、国のCEV補助金とは別に、BYDが独自に車両価格を大幅に割り引くという前例のない施策です。
このキャンペーンは、車両の登録を9月中に完了させることを条件としており、これによってBYDの各モデルが従来の価格から劇的に安価に購入できる状況が生まれています。
この大胆な価格戦略は、単に既存のEV購入層をターゲットにしているわけではありません。BYDの真の狙いは、これまでのガソリン車を検討していた層にまでEVという選択肢を強く意識させることにあります。
例えば、日本の国民車ともいえる日産の軽自動車EV「サクラ」と、BYDの普通乗用車「ドルフィン」が、今回のキャンペーンによって実質的な価格帯で競合するようになりました。これにより、ユーザーは同等の予算で、より大きな車体と航続距離を持つドルフィンを選ぶことができるようになり、EVの購入に対する心理的なハードルが一気に下がったと考えられます。
このキャンペーンがもたらすユーザー側のメリットは非常に大きいです。購入者は、まず国から支給されるCEV補助金を受け取ることができ、さらにBYD独自の割引が車両価格に直接適用されるため、事実上、二重の補助金を得ているのと同じ効果があります。
この二重の恩恵によって、購入時の経済的負担が大幅に軽減され、より多くの人々がEVに乗り換えやすくなりました。
このキャンペーンは、BYDが日本市場での本格的なシェア拡大に向けて、価格競争力を最大の武器として用いるという積極的な姿勢を明確に示しています。これは、価格設定の柔軟性が高い海外メーカーならではの戦略と言えます。
日本の自動車市場は、これまで価格が安定していることが一般的でしたが、今回のBYDの動きは、今後の市場の動向に大きな影響を与える可能性を秘めています。
国内外のEVメーカーが、BYDのこの動きに追随して同様の価格戦略を打ち出す可能性も否定できず、EV市場の競争は今後さらに激化していくと予測されます。
BYD ドルフィンも値引きが拡大
BYDのコンパクトEVであるドルフィンも、この大規模キャンペーンの対象となっており、その値引き額は特に注目に値します。特にベースグレードの車両は、国のCEV補助金とメーカー独自の値引きを合わせることで、驚くほど手頃な価格で購入できるようになっています。
この価格設定は、日本の軽自動車EVと真っ向から競合するものです。日産 サクラや三菱 eKクロス EVといった軽自動車EVが、国内のEV市場で独自のポジションを築いてきましたが、今回のドルフィンの価格戦略は、これらの車種を検討している消費者に新たな選択肢を提示することになります。
ドルフィンは、軽自動車EVよりも大きな車体と航続距離を持つため、同等の予算でより広い室内空間や高い実用性を求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
BYD Atto3の補助金額は?
ミドルサイズSUVのBYD Atto3も、独自のキャンペーンの大きな恩恵を受けています。Atto3に適用される国のCEV補助金も35万円で、これに加えてBYDの独自値引きが適用されるため、実質購入価格が大幅に引き下げられ、CセグメントのSUVとして、非常に高い競争力を持つモデルとなっています。
Atto3は、その広い室内空間と使い勝手の良さから、特にファミリー層からの人気が高いモデルです。今回のキャンペーンにより、EVへの乗り換えを検討していたユーザーにとって、購入のハードルがさらに下がったと言えるでしょう。車両の価格だけでなく、航続距離や先進安全技術、快適装備など、総合的なパッケージの魅力が、今回の価格戦略によってさらに際立っています。
日産 サクラとの価格比較
今回のBYDのキャンペーンは、ドルフィンのベースグレードが日産 サクラと直接的な価格競争に突入したという点で、特に注目すべきです。これまで、軽自動車EVというカテゴリーは、そのコンパクトさや日本の道路事情に合ったサイズ感から、独自の市場を築いてきました。サクラは、その優れた取り回しと利便性で高い評価を得ています。
しかし、今回のドルフィンの価格改定により、消費者は軽自動車EVの価格帯で、より大きな普通乗用車EVという選択肢を得ることになりました。
ドルフィンはサクラよりも広い室内空間と優れた航続距離を持つため、ファミリーユースや長距離移動を視野に入れるユーザーにとっては、非常に魅力的な選択肢となります。軽自動車EVを検討していた層が、同等の予算でより大きなEVに乗り換える可能性を示唆しており、この動きは日本のEV市場の今後のトレンドに影響を与えるかもしれません。
テスラの補助金事情
世界のEV市場を牽引するテスラも、車種によっては国のCEV補助金の対象となっています。しかし、テスラの場合はBYDのような、特定の時期に限定した大規模な独自キャンペーンを実施することは稀です。テスラの価格は、市場の状況や為替レートに応じて随時変動することが特徴です。
そのため、テスラの補助金は主に国の制度に依存することになります。購入を検討する際は、車両本体価格の最新情報に加え、その時点で適用される国のCEV補助金の金額を確認することが基本となります。
テスラとBYDは、製品の価格戦略という点において、異なるアプローチを取っていると言えるでしょう。BYDは攻めの姿勢で市場に参入し、価格で競争力を高めていますが、テスラはブランドイメージや技術力で市場をリードしていると言えます。
徹底比較!SEALION7(シーライオン7)などのBYD補助金(2025年9月限定)を他社と比べて評価
日産 アリアと比べてどうか
BYD SEALION 7は、そのサイズやコンセプトから、日産アリアが最も直接的なライバルの一つと考えられます。両モデルを比較すると、価格面でSEALION 7が大きな優位性を持っていることが明らかです。日産アリアのエントリーモデルは、国のCEV補助金が89万円と非常に高額ですが、車両本体価格自体がSEALION 7よりも高く設定されています。したがって、純粋な実質購入価格ではSEALION 7に軍配が上がります。
しかし、アリアもそのブランド力や、洗練された内外装デザイン、そして長年培ってきた日産の信頼性で差別化を図っています。また、航続距離や先進運転支援システムの面でも独自の強みを持っています。
アリアのB6グレードはWLTCモードで500km以上の航続距離を確保しており、日常的な利用において十分な性能を発揮します。このことから、どちらが優れているかは一概に言えず、購入者の価値観によって評価が分かれることになります。
東京都 EV補助金でさらに安く
EVの購入価格をさらに引き下げる重要な要素として、地方自治体が独自に設けている補助金制度があります。特に東京都は、国のCEV補助金に上乗せして独自のEV補助金制度を設けており、都内で対象車両を購入する場合、さらなる価格的メリットを享受できます。
この制度は、国の補助金と併用できるため、BYD SEALION 7や日産アリアなど、両方の補助金対象となるEVを東京都内で購入する際には、実質価格を大きく引き下げることが可能です。
例えば、日産アリアは国のCEV補助金に加えて、東京都の補助金も活用することで、補助金の合計額が150万円を超えることもあります。BYD SEALION 7も同様に、国の補助金と東京都の補助金を組み合わせることで、メーカーキャンペーンによる割引額に加えて、さらなる価格的メリットが期待できます。
東京都のEV補助金制度の概要
東京都のEV補助金は、車両の要件や導入方法によって補助額が変動します。CEV補助金と併用できるほか、家庭での再生可能エネルギーの導入など、特定の条件を満たすことで補助金が加算される制度もあります。
補助金制度は年度ごとに予算が設定されており、予算上限に達すると受付が終了する場合があるため、購入を検討する際は常に最新の情報を確認することが重要です。
BYD各車種の補助金と実質価格
BYDのEVは、モデルごとに国のCEV補助金額が異なります。車両の性能や外部給電機能の有無など、様々な要素で補助金が決定されるためです。
以下に、2025年度のCEV補助金と、9月キャンペーンによる実質価格の概算を表でまとめました。この表から、BYDの価格戦略がいかに大胆であるかが分かります。


出典:BYD公式HP
ユーザーが選ぶべき車種とは
どのEVを選ぶべきかは、個々のニーズやライフスタイルによって異なります。たとえば、日常の買い物や街乗りが中心であれば、ドルフィンのようなコンパクトEVが最適です。一方、広い室内空間や高い積載性を求めるのであれば、Atto3やSEALION 7が有力な選択肢となります。
また、航続距離や加速性能を重視するなら、シールや日産アリアのロングレンジモデルも検討に値します。それぞれの車種は、価格、性能、デザイン、ブランドイメージなど、異なる強みを持っています。これらの要素を総合的に比較し、自身の価値観に最も合致するモデルを選ぶことが、満足度の高いEVライフを送る上で最も大切です。
追記:韓国のヒョンデも日本国内で電気自動車(EV)の大幅な値下げを実施!
中国のBYDによる値下げに続く動きで、日本国内でのEV価格競争の本格化が始まっています。

出典:ヒョンデ公式サイト
主な値下げ対象モデルと実質価格
- ヒョンデ・コナ
- カジュアルグレード: 約98万円の値引きで、国の補助金と合わせると実質250万円程度で購入可能。
- ヴォヤージュグレード: 同様に約98万円の値引きで、補助金込みで実質300万円程度になります。航続距離はEPA基準で420kmと長く、高いコストパフォーマンスを誇ります。
- ヒョンデ・IONIQ 5
- ヴォヤージュAWDグレード: 約158万円の大幅値引きで、補助金を含めると実質300万円台前半で購入可能。
- ラウンジAWDグレード: 同様に約158万円の値引きで、補助金込みで実質300万円台後半となります。
値下げの背景と市場への影響
- ヒョンデのEVは日本国内で販売が振るわず、在庫解消のために大幅な値下げに踏み切ったと推測されています。
- この値下げにより、特にコンパクトSUVのセグメントで、BYDのATTO 3とヒョンデ・コナの間で激しい価格競争が繰り広げられることになります。
- 今後発売が予定されている日産の新型リーフにも大きな影響を与える可能性があると指摘されています。
購入を検討している方へ
- 現在の日本EV市場は、消費者にとって非常に有利な「買い時」であると評価されています。
- BYDのキャンペーンが9月限定であるのに対し、ヒョンデは年内の登録が条件となっているため、まだ比較検討する時間があります。
- テスラも新たなプロモーションを行う可能性があり、新型リーフの発売も控えているため、複数の車種を比較検討することが重要です。
今後の値下げに関する情報に注目していきたいと思います。
新しいEVの賢い選び方
新しいEVを選ぶ際には、車両価格や補助金だけでなく、以下のような複数の要素を総合的に考慮することが賢明です。
- 航続距離: 自分の運転スタイルや使用目的に合った航続距離を持つモデルを選ぶことが重要です。長距離移動が多い場合は、より大容量のバッテリーを搭載したモデルが適しています。
- 充電インフラ: 自宅に充電設備を設置できるか、あるいは通勤経路や生活圏内に公共の充電スポットが充実しているかを確認しておくべきです。充電環境は、EVの利便性を大きく左右します。
- メンテナンス費用: EVはガソリン車に比べてメンテナンス費用が抑えられる傾向にありますが、バッテリーの保証期間や交換費用についても事前に把握しておくべきです。
- リセールバリュー: 将来的に車を売却する可能性も考慮し、市場での人気やリセールバリューが高いモデルを選ぶことも、賢い選択と言えるでしょう。
この記事のまとめ:結局SEALION7 補助金でお得?
- BYD独自のキャンペーンと国の補助金で実質価格が大幅に安くなる
- キャンペーン適用には期間内の成約と登録完了が必須
- 豪華な内装と先進装備が価格からは想像できないほど魅力的
- 日産アリアなど他社EVに価格競争力で大きな優位性を持つ
- BYDドルフィンが軽EVと同等の価格帯に参入し競争激化
- 東京都などの自治体補助金でさらに安く購入できる可能性
- メーカーの販売戦略として非常に効果的な価格設定と言える
- 購入検討者は早めの情報収集と行動が成功の鍵となる
- コストパフォーマンスを重視するユーザーに最も魅力的な選択肢
- 広い室内と優れた走行性能を低価格で手に入れられる
- 日本EV市場全体の価格競争を加速させるきっかけとなった
- 補助金制度やキャンペーンは常に変動することに注意が必要
- EVの選択は個人のライフスタイルや予算で最適なものが異なる
- ガソリン車と比較しても十分な価格競争力を持つ水準
- リセールバリューや維持費も考慮した総合的な判断が重要
さいごに:BYD補助金(2025年9月限定)によってSEALION7(シーライオン7)やSEAL(シール)はお得になる!
BYD SEALION 7は、メーカー独自のキャンペーンと国の補助金を組み合わせることで、価格競争において非常に優位なモデルです。特に、実施されたキャンペーンでは、実質価格が300万円台にまで下がったことが確認されています。これは、EV市場だけでなく、ガソリン車を含むミドルサイズSUV市場全体で見ても、圧倒的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。
ただし、これらのキャンペーンは期間限定であり、時期によって割引額や内容が変動します。また、国のCEV補助金や、東京都のような自治体独自の補助金制度も常に最新情報を確認することが重要です。
最終的に、BYD SEALION 7が「お得」かどうかは、価格だけでなく、あなたのライフスタイルや車の使い方によっても判断が異なります。しかし、これまでの価格戦略を見る限り、BYDが価格面で非常に積極的な姿勢を貫いていることは間違いありません。この動きは、今後も日本のEV市場に大きな影響を与え続けるでしょう。
はっきり言って私のように先行で購入した人より安く買える機会があるのは正直うらやましいですし、悩ましいのが現状ですが、このBYD補助金のチャンスにぜひEVなど電気自動車に興味が無かった人にもBYDのクルマに一度試乗してみてはいかがでしょうか?
今後もBYDやSEALION7などに関す情報を発信していきたいと思います。
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