「EVで、どこまでも自由な旅を」。 そんなロマンを胸に、私は愛車「SEALION 7」で関東から大阪への長距離ドライブ旅行に出かけました。
しかし、この旅は「最高のロマン」と「最悪の地獄」の両方を私に突きつけることになります。
初日の車中泊は、SEALION 7特有の「ある機能」のせいで、真夜中に警報アラームが鳴り響くという「悪夢」に終わりました。
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「SEALION 7での車中泊は、根本的に間違っているのかもしれない」
そんな絶望の淵に立たされた私が、旅の二日目にしてついに発見した、EVオーナー(特にSEALION 7乗り)を救う「完璧な安眠ハック」があります。
この記事は、華やかな大阪観光の記録であると同時に、EV車中泊の「致命的な欠陥」と、それを180度覆した「解決策」の記録です。
大阪観光と併せて車中泊2回目のチャレンジ編としてご覧ください。

第1章:束の間の歓喜。雨の大阪、「通天閣」と「串カツ」
旅の二日目。 初日の失敗を引きずりつつも、EVのバッテリー残量は前夜のFLASH充電のおかげで90%と万全。EVの長距離ドライブで最も重要な「心の余裕」は確保できていました。
まずは、初日の車中泊でお世話になった「泉州の湯」を出発。妻とその友人が宿泊している大阪市内のホテルへ向かいます。
無事に二人と合流し、私のSEALION 7で大阪観光のド定番「通天閣」へ。

大阪に来るのはこれで2回目ですが、通天閣の真下に立つのは初めてです。

周辺は、想像していた「コテコテの大阪」そのもの。平日の午前中にもかかわらず、外国人観光客でごった返しており、その熱気に圧倒されます。 試供品で配っていたハイチュウを貰い、気分はすっかり観光客。
しかし、チケット売り場で「入場まで1時間待ち」の札を見て現実に引き戻されます。 「さすが大阪、すごい人気だ…」 私たちは、その1時間を使って周辺のディープな商店街をブラブラ。
アーケードから漂うソースと油の匂い、派手な看板、そして「ここが安いで!」と飛び交う呼び込みの声。これぞ大阪、と五感が刺激されます。
時間になり、いよいよ入場。 エレベーターを待つ間、先に体験を終えた人たちが名物の巨大滑り台「TOWER SLIDER」から「ギャー!」という悲鳴と共に滑り降りてくるのが見え、待っている一同から笑いと拍手が起こります。

エレベーターで一気に展望台へ。あいにくの小雨模様でしたが、360度のパノラマで大阪市内を一望。雨に霞む「あべのハルカス」もまた一興です。

そして、私たち世代(特に男性)の心を鷲掴みにしたのが「キン肉マン」の展示。 黄金のマスク・銀のマスクと並んで記念撮影。まさか通天閣でウォーズマン理論に出会えるとは…。懐かしさで胸が熱くなりました。


展望台を降り、お土産を物色した後は、もちろん「串カツ」です。 近くの居酒屋に入り、ソースをたっぷりつけて、アツアツの串カツと冷たいビール(私は運転なのでノンアル)を堪能。

これぞ、旅の醍醐味。EVでの長距離ドライブの疲れも、昨夜の悪夢も、この瞬間だけは完全に忘れていました。
第2章:EV車中泊の「致命的な欠陥」。なぜ私たちは「詰む」のか
最高の大阪観光を終え、妻たちをホテルに送り届けたところで、再び私は「孤独な旅人」に戻ります。
ここからは、ノープラン。 とりあえずUSJの横をドライブしてみるも、夕方から男ひとりでテーマパークに入る勇気はなく、ゲート前をスルー。 当時開催していた大阪万博はチケットが取れず断念。
「さて、どうしようか」
三日目の目的地は、滋賀県にあるオートキャンプ場。 今夜はその道中で、二度目の車中泊にリベンジしなければなりません。
しかし、ここでEVオーナー(特にSEALION 7)が直面する、「詰み」とも言える2つの地獄が立ちはだかります。
【地獄①:電源オフ】→ 幼児置き去り検知アラームの発動
これが初日の悪夢の正体です。 SEALION 7(や他の多くの最新EV・輸入車)には、車内の子供の置き去りを防ぐため、超高感度の「車内センサー」が搭載されています。
電源をオフにして車内で寝袋にくるまって寝ていると、このセンサーが「誰かいるぞ!」と寝返りなどの微細な動きを検知。 「ピピーッ!ピピーッ!」 車外に向けて、防犯用の大音量アラームが鳴り響きます。
静まり返ったキャンプ場や道の駅でこれをやらかした時の絶望感と羞恥心は、筆舌に尽くしがたいものがあります。
【地獄②:電源オン】→ 消灯不可能なライト(迷惑の灯台)
「じゃあ、エアコンも使いたいし、電源オン(Ready状態)で寝ればいいじゃないか」 普通はそう考えます。
しかし、SEALION 7は電源オンの状態だと、スモールライトとテールランプが消灯できない仕様になっています。 これは欧州の安全基準(デイライト)に準拠しているためと思われますが、車中泊においては最悪の仕様です。
周りが寝静まったキャンプ場や道の駅で、煌々とライトを点灯させたまま一晩を明かす。 これはもう「迷惑行為」以外の何物でもありません。 自分の車が「迷惑の灯台」と化し、周りのキャンパーからの冷たい視線に耐えられますか? 私には無理です。
電源オフは「警報」。 電源オンは「迷惑」。
この二択を迫られた時点で、EVでの車中泊は「詰んでいる」のです。
第3章:「逆転の発想」。【泉の湯】で聖地巡礼計画
この絶望的なジレンマを抱えたまま、私は滋賀方面へ車を走らせます。 「どうすれば、周りに迷惑をかけず、アラームに怯えず、快適に眠れるんだ…」
まずは旅の疲れを癒やすため、ルート上にあった枚方市の人気の日帰り温泉施設【泉の湯】に立ち寄りました。

【大阪・枚方】1日ゆったり過ごせるスパリゾート「泉の湯」徹底紹介!(旧 スパバレイ枚方南)
ここで簡単に大阪府枚方市にあるスーパー銭湯「泉の湯」をご紹介します。
ここは、以前「スパバレイ枚方南」として親しまれていた施設が2024年1月にリニューアルオープンした場所。 単なる”お風呂屋さん”ではなく、一日中ゆったりと過ごせる「スパリゾート」として生まれ変わっていました!
ドライブの立ち寄りにも、ここを目的地にするのもオススメな「泉の湯」の魅力を徹底レポートします。
■魅力その①:広々とした「パノラマ露天風呂」と「天然温泉」
なんと言ってもここの魅力は、開放感あふれるお風呂の数々。
特に「パノラマ露天風呂」は、広々とした岩風呂や壺湯があり、空を眺めながらゆったりとリラックスできます。
そして、ただのお湯ではないんです。 なんと、能勢アートレイク温泉から運搬している「天然温泉」(アルカリ性単純温泉)が使われています。なめらかなお湯が、日々の疲れをじっくりと癒やしてくれます。
内湯には、人気の「高濃度炭酸泉」や、サウナーには嬉しい「オートロウリュ付きタワーサウナ」も完備。お風呂好きもサウナ好きも大満足のラインナップです。
■魅力その②:【必見】カップルや家族で入れる「岩盤コミュニケーションサウナ」
「泉の湯」のもう一つの大きな特徴が、地下1階にある岩盤浴エリアです。
ここの岩盤浴は「岩盤コミュニケーションサウナ」と名付けられており、専用の着衣を着用して入るスタイル。 つまり、男女の区切りがなく、家族やカップル、友人と一緒に岩盤浴を楽しめるんです!
- ゲルマニウム房
- 岩塩房
- 岩盤房(※一部女性専用あり)
複数の部屋があり、じっくりと汗を流しながらデトックスできます。 お風呂だけでは物足りない、どうせなら丸一日リラックスしたい!という方は、岩盤浴セットが絶対におすすめです。
■魅力その③:お風呂上がりも充実!一日中いられるリラックス空間
「泉の湯」は、お風呂や岩盤浴から出た後も楽しみが続きます。
広々としたリラックスコーナーには、たくさんの漫画や雑誌がずらり。 ハンモックで揺られたり、リクライニングチェアでくつろぎながら、時間を忘れて読書に没頭できます。
もちろん、キッズルームも完備されているので、家族連れでも安心。 お腹が空いたらレストランで食事もでき、まさに「一日中いられる」空間がそこにはありました。
■施設情報&アクセス
車でのアクセスが非常に便利なのも、ドライバーにとっては嬉しいポイントです。
- 施設名: 泉の湯(いずみのゆ)
- 住所: 〒573-0128 大阪府枚方市津田山手1-24-1
- 営業時間:
- 入浴: 10:00~25:00(最終受付 24:00)
- 岩盤浴: 10:00~23:00(最終受付 22:00)
- 定休日: 第3木曜日(※訪問前に公式サイトをご確認ください)
- 料金(入浴のみ):
- 平日: 大人 850円
- 土日祝: 大人 950円
- 料金(入浴+岩盤浴):
- 平日: 大人 1,450円
- 土日祝: 大人 1,600円
- 駐車場:
- あり(約180台)
- 施設利用者は終日無料!
- アクセス:
- 第二京阪道路「枚方東IC」または「交野南IC」からすぐ
- JR「津田駅」から京阪バス「スパバレイ枚方南前」下車
泉の湯のまとめ
大阪市内や京都市内からもアクセスしやすい枚方市に、こんなに充実したスパリゾートがあるのは嬉しい発見でした。
一人でじっくりリフレッシュするもよし、大切な人と岩盤浴でリラックスするもよし。 次の休日は、「泉の湯」で心ゆくまで癒やされてみてはいかがでしょうか?

広い湯船に浸かり、汗を流し、一度頭をリセット。
リラックスルームのフルフラットチェアに横たわり、スマホで明日の計画を練り始めます。
【翌日の目的地候補リスト】
- 京都:嵐山の竹林(ベタだけど、あの静寂な空間を一度見てみたい)
- 京都:金閣寺(同じく、THE・京都の象徴)
- 滋賀:琵琶湖を一望できるロープウェイ(琵琶湖のデカさを体感したい)
- 最終目的地:滋賀 琵琶湖のマイアミ浜
そう、今回の旅の裏テーマは、映画『翔んで埼玉II』の聖地巡礼。 あの映画で「琵琶湖のマイアミ」として強烈なインパクトを残した「マイアミ浜オートキャンプ場」が、三日目の目的地です。
ワクワクする計画を立てているうちに、強烈な眠気が…。 しかし、このリラックスルームで寝るわけにもいかない。
その時、ふと、ある考えが閃きました。
「静かな場所で、周りに気を遣うからダメなんだ」 「ライトが点いていても、アラームが鳴る心配をしなくてもいい場所…」 「最初から、うるさくて、明るい場所に行けば、すべて解決するんじゃないか?」
その答えは、一つしかありませんでした。
第4章:SEALION 7での車中泊の「天国」は、高速SA・PAだった。
温泉施設を出た私は、夜の高速道路へSEALION 7を滑り込ませました。 今夜の宿は「高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)」です。
今回はルート途中の桂川PAに入り、トラックや他の車中泊らしき車から少し離れた、駐車場の隅っこに車を停めました。

そして、SEALION 7の電源を「オン(Ready状態)」に。
…これが、完璧な「大正解」でした。
【なぜSA・PAが「最強・無敵」の車中泊スポットなのか】
- 「ライト点灯」が完全に無罪放免になる SA・PAは、それ自体が夜通し煌々と照明で照らされています。SEALION 7のテールランプが点いていようが、その無数の光の中に完全に溶け込み、誰の迷惑にもなりません。道の駅や前日の泉州の湯での「ライトを点けている罪悪感」から解放された瞬間、心底ホッとしました。
- 「騒音」が、アラームの不安をかき消す トラックのアイドリング音。断続的に出入りする車の走行音。 静かなキャンプ場では「騒音」でしかないこれらの音が、SA・PAでは「安心材料」に変わります。SEALION 7の優れた遮音性のおかげで車内は十分に静か。それでいて、万が一(まずあり得ませんが)アラームが鳴ったとしても、この騒音にかき消されるだろうという安心感。 何より、「周りに気を使う」という車中泊最大のストレスがゼロになりました。
- 電源オンの恩恵を100%享受できる これが最大の歓喜です。周りを一切気にせず、堂々と電源オン。 つまり、一晩中エアコン(暖房・冷房)が使い放題です。 エアマットとシュラフを広げた快適な寝床と、適温に保たれた車内で車中泊をすることができます。
私は、PAのトイレを済ませ、車内に戻り ポータブル冷蔵庫で冷やしておいたジュースと、買っておいたパンで簡単な深夜飯。SA・PAならば営業時間内であれば食事をすることができます。 これぞ、私が求めていた「自由な一人旅」です。
第5章:【ノウハウ全開】SEALION 7を「走るジャズ喫茶」に変える車内レイアウト術
SA・PAでの車中泊がSEALION7の場合では「最強」であることは証明されました。 ここからは、SEALION 7の車内を「最高の寝室」に変える、具体的なノウハウを共有します。
課題:SEALION 7は車高が低い
以前乗っていたスバルのフォレスターはSEALION7よりも車高が高く、フルフラットにしても車内空間に余裕がありました。 対してSEALION 7は流麗なデザインと引き換えに、車中泊としては車高が低めです。 後部座席をフルフラットにすると、寝ることはできても、頭がつかえて「座って何かをする」のが少し窮屈です。
解決策:後部座席「60:40」分割レイアウト
そこで、私はこのレイアウトを編み出しました。
- 後部座席の片方(広い方)だけを倒す → 「寝室」 ここにエアマットとシュラフを展開。大人が一人寝るには十分すぎるスペースが確保できます。


- 後部座席のもう片方 → 「リビング(座席)」 あえて座席を倒さず、そのままにします。
- メリット1: SA・PAのトイレなど、車外に出る際の「動線」が確保できる。
- メリット2: 寝る前に、ここに座って食事をしたり、スマホをいじったりできる。
- メリット3:ポータブル冷蔵庫も開け閉めでき、食材や飲み物が取り出しやすい
- デメリット:電源OFFの状態で後部座席に居続けると幼児置き去り検知アラームが発動してしまう。


- 助手席側の足元 → 「荷物庫&冷蔵庫」 着替えなどの荷物はすべて助手席側に集約。そしてポータブル冷蔵庫は助手席の後方足元に置いておけば、運転席からもフラットにした後部座席からもアクセスしやすくなります。
このレイアウトなら、「寝る空間」と「くつろぐ空間」を両立でき、SEALION 7の車内で非常に快適な一夜を過ごせます。
テーブルはコチラの商品を使用しています👇
一つの例としてご参考になれば幸いです。
究極のリラックス術:「走るジャズ喫茶」
SA・PAで完璧な寝床を確保した私は、さらに車内をカスタマイズ。
- 車内のアンビエントライトは、設定で「オフ」に。
- センターディスプレイに標準搭載されているアプリで**「焚き火の映像」**を再生。
- 同じく標準アプリの音楽ストリーミングで**「ジャズ」**をセレクト。

EVならではの静かな車内。窓の外には高速SA・PAの非日常的な灯り。ディスプレイには揺らぐ炎。そして、車内を満たすジャズの音色…。

ここはもう、ただのサービスエリアやパーキングエリアではありません。 私だけのために開かれた、移動式の「ジャズ喫茶」です。
この雰囲気は、ガソリン車よりも静かなEVで無ければ味わえません。 (カントリーミュージックも試しましたが、こちらも最高にマッチしました。ただし、ドライブ中に聴くとオシャレすぎて眠くなるので注意!)

将来の展望:V2Lで「本当のオートキャンプ」へ
今回はあくまで「車中泊」で、食事はパンなどで済ませました。 しかし、三日目に向かう「マイアミ浜オートキャンプ場」では、SEALION 7のEVとしてのメリットを発揮させるつもりです。
それが「V2L(Vehicle to Load)」機能。 車から100Vの電力を取り出せる、EVならではの「外部給電機能」です。
電気ポットでお湯を沸かし、電気調理家電で料理をする。 ガソリンや炭火を使わない、クリーンでスマートなキャンプ。 これが、私の次の目標です。
まだ電気ポットや電気調理家電などは用意していないけど😓
結論:EV車中泊の絶望は、「場所選び」で歓喜に変わる
SEALION 7のアラーム地獄。消せないライトの罪悪感。 EVオーナーが抱えるこれらの致命的な悩みは、 「高速道路のサービスエリアやパーキングエリアで、堂々と電源オンで寝る」 という、たった一つの「逆転の発想」で、すべて解決しました。

静かな場所でビクビクしながら眠る恐怖よりも、 適度な騒音と照明の中で、エアコンの効いた快適な車内で熟睡する「安心」を選ぶ。
月夜がキレイならばSEALION7のサンシェードをオープンにして夜空を眺めながら眠りにつくこともできます。
これこそが、現代のEV SEALION 7オーナーにとっての「車中泊の最適解」だと確信しました。 あなたも、EVの特性を最大限に活かした「ストレスフリーな一人旅」に出てみませんか?

▼ 私の「最強の夜」を支えた愛用ギアたち ▼
今回の旅で「SA・PAが天国になった」のは、これらのギアのおかげでもあります。
- 愛用ポータブル冷蔵庫
- コメント:車中泊の「質」が爆上がりします。いつでも冷たい飲み物が飲める安心感は、何物にも代えがたいです。
- 車載用エアマット(SEALION 7サイズ)
- コメント:後部座席の凹凸を完璧に消し、フラットなベッドルームを作ってくれる必需品。
- コンパクト・シュラフ(寝袋)
- コメント:エアコンがあるので保温性よりコンパクトさ重視。すぐに広げて寝られる手軽さが命。

まとめ:EV車中泊の「最適解」は、常識の逆転にあった
今回の大阪・滋賀へのEV長距離ドライブ旅行。 華やかな観光の裏で、私は「EV車中泊の致命的なジレンマ」という大きな壁にぶつかりました。
- 電源オフでは「置き去り防止アラーム」の恐怖に怯え、
- 電源オンでは「消灯できないライト」で周囲に迷惑をかける罪悪感。
この「詰み」とも思える状況を、**たった一つの「逆転の発想」**が救ってくれました。
それが、「高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)で、堂々と電源オンで寝る」というハックです。
【SA・PAが最強である理由】
- 「明るさ」が味方になる: 元々明るいSAでは、SEALION 7のスモールライトやテールランプが点いていても迷惑になりません。
- 「騒音」が味方になる: 適度な騒音が、アラームへの不安をかき消してくれます。SEALION 7の優れた遮音性のおかげで、車内は快適そのものです。
- 多少のエアコンの動作音もかき消される:EVとはいえエアコン使用時には動作音が発生しますが、高速のSA・PAならば動作音もトラックのエンジン音ほどの騒音ではなく迷惑になりづらい。
- 「電源オン」の恩恵を100%享受: 周りを一切気にせず、エアコンで快適な温度を保ち、標準アプリで「焚き火」や「ジャズ」を楽しむ。「走るジャズ喫茶」のような、EVならではの優雅な時間を過ごせました。
さいごに:さあ、あなたも「失敗を恐れない」EVの旅へ
正直に言えば、初日の車中泊が「悪夢」に終わった時、「もうEVでの車中泊は無理かもしれない」と本気で落ち込みました。
しかし、その「最悪の失敗」があったからこそ、今回の「最高の発見」にたどり着くことができました。 アラームやライトの問題を恐れて、EVであるSEALION7での自由な旅をためらっていた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、もう大丈夫です。 この「SA・PAハック」は、SEALION7でのEVライフの可能性を無限に広げてくれました。
今回の旅で得た自信を胸に、私は次のステップに進みます。 目的地は、映画『翔んで埼玉II』の聖地、「マイアミ浜オートキャンプ場」。 そこで、オートキャンプでのSEALION 7の「V2L(外部給電機能)」を使ってみる予定です。
EVは、ただの移動手段ではありません。 「走る電源」であり、「走るエンタメ空間」であり、そして「長距離ドライブでの寝室」にもなる、一人旅の最強の相棒です。
この記事が、あなたの「一歩踏み出す勇気」に繋がれば幸いです。 さあ、あなたも愛車のEVと共に、まだ出かけたことがない見知らぬ土地への「カントリードライブの自由な旅」に出かけてみませんか?

70maiのドライブレコーダーでの映像です
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最後までお読みいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


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