今回、SEALION7に乗り換えを決めた際に今まで乗っていた愛車を買い取ってもらうため、一般的な中古車査定サイトやディーラーなどへ査定していただいたのですが、私が今回実践したある方法と戦略によって一般的な査定額のおよそ倍の査定額で、さらにオークションサイトのMOTAの入札査定額よりも高く買い取ってもらうことができました。
今回は中古車を高く買い取ってもらうための戦略と流れについて実話を交えてご紹介いたします。
この記事で分かること
- 買取業者に高値で買い取ってもらう【ワンソク方式】とは?
- ディーラーの下取り査定より買取業者の方がお得なワケとは?
- ディーターよりも高く買い取ってもらうための戦略とは?
- 一般的な中古車市場の相場を知る方法は?
- 買取業者に安く買取させないための方法とは?
- 新車の買い替えから買い取ってもらうまでの流れについて
おおまかな流れやディーラーによる下取りよりも少しでも高く売って、新車の頭金になるようにあなたもぜひチャレンジしてみてください。
結論:中古車市場の価格を知り入札方式で一斉に買取業者で競わせること
はじめに結論から申し上げると、先ずはディーラー査定や査定サイトなどで一般的な査定額をもとに最低買取金額を把握してから、複数の買取業者を集めて同時に入札方式で高値を付けた買取業者に買い取ってもらう方が高値で売れやすい、ということです。
この方法はネットで紹介されている【ワン速方式一括査定】という方法でネットやYoutube動画を参考にして、ほぼまるパクリで実践してみた結果、私も高値で売ることができました。

この入札方式だと一番高い買取査定金額を提示してくれた買取業者に売ることができるのでオススメです。詳しいやり方や情報などはぜひ一度上記のYouTube動画などを参照していただいて、高値が中古車を買い取ってもらうためのおおまかな流れや戦略を立ててみてください。
今回は上記の【ワン速方式による一括査定を実践してみた】ということでブログで解説していきたいと思います。
複数業者に一括査定を同時にしてもらうことで得られるメリット
なぜ複数業者を一社ずつ査定してもらうよりも、複数の買取業者を集めて一括査定してもらったほうが良いのか、簡単にまとめると以下のメリットが得られます
- 一度の査定で済み時間が節約できる
- 他社の目があるので不正を防ぐことができる
- 後から値下げされないように確約してもらえる
- 入札方式にすることで高値が付きやすくなる
一度の査定で済み時間が節約できる
まずはじめに、1番目の理由として一度の査定で済ますことができるため、一回で高額な査定額が期待できます。
買取業者に一社ずつ査定してもらうと、一社あたり1時間ほど時間をかけて査定してもらう必要がありますので、3社4社となると半日くらい掛かってしまうことになります。それだけでも時間の無駄になってしまいます。
他社の目があるので不正を防ぐことができる
2番目として、同時間帯に一斉に査定してもらうことによって、他社の目があるため不正を防ぐことができます。例えば一対一で査定されると有りもしないクルマの傷や修復歴、不具合箇所など素人では分かりづらいことを説明されて、査定額を下げられてしまうこともあるかもしれません。そういった不正を他社も同時に査定することで防ぐことができるのです。
後から値下げされないように確約してもらえる
一括査定をしていただくことで複数の買取業者を集めることにより、他社の目があり不正を防ぐことができるというメリットを生かして、さらに後から値下げすることがないように確約してもらうこともできます。
具体的には複数の買取業者がそれぞれの査定金額を出す前に集まってもらって「入札方式で一番高値を付けた買取業者に売ります。後に手数料など引かれることがなく私が受け取れる金額を提示してください」と一言付け加えてください。それによって高値を付けた買取業者が後からあれやこれやと手数料など引いてくることを防ぐことができます。
これが一対一のやり取りとなってしまうと、一番高値を付けてくれた後から、「見えづらい箇所に傷みがある、修理が必要だ」などと何かと難癖や理由をつけられて、結局のところ手取りが少なくなってしまうことになりかねません。
このような不正を防ぐためにも他の買取業者の目があることで買取金額を減らすことがないように約束を守ってもらうことができます。
入札方式にすることで高値が付きやすくなる
入札方式とは、複数の買取業者で同時に査定していただいた後に、各営業マンの名刺の裏に査定金額を記入していただき、「イッセーのせ」などで同時に名刺に書いた金額を提示してもらって高値を付けた買取業者に売却することです。ちなみにカー⭕️クストさんの場合は名詞ではなくLINEで画像付きの査定金額を提示されてました。
このように入札方式にすることで各買取業者が中古車を買い取るためのギリギリの高値を引き出すことができます。営業マンも買取を成立することが仕事だったりノルマがあったりしますし、各営業マンも査定の後に本社や社長などに連絡を取って買取金額を決定しているようです。
本当に買取してくれる業者なら本気の値段を提示していただけます。その一方、諦めモードの買取業者は少なめの査定額を提示してきます。
私の場合は、2社が僅差で1万円の差で決定しました。高値を付けた買取業者には引き続き買取の契約て続きをし、それ以外の買取業者にはまた次の機会にお世話になるかもしれませんので、わざわざ査定しに足を運んで頂いたことに感謝しつつお別れすることになります。
高値を付けた買取業者との売買契約の署名をして、後日用意するものとしては印鑑証明書とその印鑑を準備することになります。ちなみに今回の買取業者は買取金額については振り込みではなく現金での受け渡しということで、少しビックリしました。
今回についてはBYDが結構下取り金額について頑張ってくれたおかげでもあります。それでは今回私が実践した経緯をブログで紹介しつつ、気を付けるべき注意点や戦略について解説していきたいと思います。
高く買取してもらうための戦略とは?
まず前提条件として【2ヶ月以内には必ず中古車を売るつもり】でないと意味がないということです。つまり、近いうちに必ずクルマの買い替えを検討していることが大前提となります。
理由は、中古車市場というものは高く売れるシーズンがあったり、新型が発売されたりと常に買取価格が変動するためであり、近いうちに買い取れないとなると買取業者も本気の買取価格が提示できないようです。
買取業者も商売ですがら売る気がない人から査定を依頼されても時間のムダになるだけです。ただ単に売る気がないなら、一般の査定サイトで大まかな査定額を知るだけで十分でしょう。
反対に本気で近日中に買い替えを検討していたり、もう既に新車を注文していて、納車まで1ヶ月を切ってきたようであれば、そろそろ中古車を買い取ってもらうための行動を開始する必要がありますので、上手に買取業者と交渉して高く買い取ってもらいましょう。
ちなみに私の場合では今まで乗り続けていた愛車のフォレスターは既に10年経過しており、あちこち修理が必要になってきたことで買い替えを検討していました。
タイヤの交換はもちろんエアコンのガスが切れて夏場に冷えなくなったり、エアコンのフィルターを交換しても少し臭っていたことなど、どうしても経年劣化により、あちこち支障が増えてきていたことと、車検が来年に控えていることもあって本気でクルマの買い替えを検討していました。
そのため新型フォレスターは発売されたことで、まずはスバルに試乗の申し込みをすることにしました。
先ずはディーラーに新車の試乗申し込み
まずはじめに新車を購入したいと思っているディーラーのクルマを試乗予約をしました。そして試乗したあとに必ず見積もりや中古車の下取り査定もしていただきましょう。
同じディーラーなら下取り金額を頑張ってもらえることもあります。営業マンもウチのクルマを乗り続けてもらいたいと考えるでしょうし、ノルマもあることから他社と比べて高値で下取りしてくれる可能性があります。
実際に私の場合では、10年経ったフォレスターが60万円の下取り価格が付いて、さらにすぐに新車を契約してくれたら、納車までの期間を乗り続けても10万円UPの70万円で下取りしてくれるという承認が得られました。
この金額を参考にして今後の他社でも下取り価格を比較してみることにしました。
もしも新型フォレスターが私好みのデザインでカッコよかったら買っていたかもしれませんが、今回はワクワクしなかったので見送ることになりました。
そして新車価格の見積もりと中古車の下取り価格が分かりましたら、一旦新車を購入せずに持ち帰りましょう。言い訳としては「家族と相談してから決めたいから」でいいと思います。
私は新型カローラクロスにも興味がありましたので、今度はトヨタのディーラーに試乗予約を入れました。
他社のディーラーでも試乗と見積もり、下取り価格を提示してもらう
他社のSUVもいくつか候補として検討しても良いでしょう。ライバル車となるクルマの見積もりも取っておくことで、新車を購入する際に本体価格の値引き交渉のネタになり、営業マンや決算時期によっては大きく値引きが期待できるかもしれません。
そしてトヨタでも新車の見積もりを取ってもらって、先ほどと同様に今乗っている中古車をディーラーで下取りするならいくらになるか査定してもらいましょう。
私の場合では、トヨタではスバルのフォレスターの下取り価格が35万円でした。やはり一般的にはそのくらいの金額となってしまうのかとショックを受けましたが、今回の新型カローラクロスはリセールバリューがあって人気が高いので有名でしたから、購入した後も高値で売れやすいことが魅力でした。
しかし人気な故に納期が遅くなってしまうこととハイブリッド車で燃費が良く、走りが良くても今までの日本車同様にワクワク感が湧いてこなかったので、こちらも新車の購入は見送ることになりました。
BYDで試乗と見積もりをしてもらうと驚きの下取り価格を提示されました!
BYDのSEALION7を興味本位で試乗しにいったのですが、思いのほかワクワク感があって楽しかったです。詳しくはコチラのブログ記事で紹介しています。

この記事でも紹介していますが、なんとBYDではスバルの下取り金額の70万円でOKと回答あり。これは予想外の結果でした。トヨタのように一般的な下取り価格になるかと思っていたからです。BYDはなって太っ腹なんだと感心しました。
しかし、BYDは諸々オプション込みの本体価格のなっていることからの本体価格からの直接的な値引きが難しいようでしたので、その代わり下取価格を高くしてくれた印象を受けました。こうなるとスバルのクルマに買い替えなくてもBYDなら下取り価格70万円で最低でも中古車を売却することができる口実ができました。
こうすることで、買取業者はこの70万円の最低売却希望金額よりも上でないと買取できなくなることになります。もし買取業者がこの金額よりも低い金額ならばBYDに下取りをお願いすれば良いだけの話となります。
このBYDの下取り価格を頑張ってくれたこともあり今回のBYD SEALION7を購入する理由の一つとなりました。SEALION7に対するガジェット感を操作するワクワク感とこの下取り価格、さらに充電方法が日本仕様に合わせてくれたクルマ作りにしてくれたことにより今回新車への買い替えをSEALION7にすることに決めました。
しかも5月はじめの時点での注文であれば、たった3週間で納車可能との回答にもビックリ!確かにオプション込み込み価格で後からオプション付けたりする必要が無いことと、中国からの輸入で納期まで短いのかなと納得しました。
その場ではさすがに即決せずに一旦お持ち帰りして自宅で冷静にBYDやSEALION7について調査してみました。
詳しくはコチラのブログ記事で紹介しています。

数日間検討した結果、充電環境が何とかなることと車幅についても何とかなるということが分かったのでSEALION7を購入することを決意しました。
そうとなれば、すぐにでも今までの愛車を買い取ってもらわなくてはいけなくなるので早速、買取査定サイトを利用して高値で売却する手続きを取ることにしました。
一括査定サイトなどに必要事項を入力して査定してもらう
今回はスバルとBYDでは中古車の下取り価格が70万円、トヨタでは35万円の下取り価格というのが判明しましたので今度はインターネットを使って一括査定サイトで査定依頼をすることにしました。
電話応対など気にならない方は一括査定サイトに申し込む
一般的な査定額というのはインターネットで簡単に調べられます。例でいうとナビクル査定のようなサイトです。10社ほどの買取業者による査定価格が分かるようになりますが、ここのナビクルに査定依頼するためには個人情報の入力が必須となります。

出典:ナビクル
個人情報など必要事項を入力し終えて電話番号なども入力してショートメールで認証コードを入力することによって愛車の概算の査定価格が表示されるようになります。
私の10年乗り続けてきたフォレスターはナビクルの一括査定でも査定価格が最高額が35万円前後でしたので、トヨタの査定価格が一般的でありフォレスターと同じディーラーのスバルがやはり高値であったことが分かりました。
そして一般的な査定額が分かった後には各社担当の営業マンたちからの査定依頼の電話が電話が鳴りまくるので覚悟しておいてください。
どうしても中古車を高く売るためには複数業者でお互い競い合って査定価格を高くしてもらうために必要なことなので覚悟を決めて査定依頼を申し込むことにしました。
どうしても大量に電話の着信がくるようになるため、仕事中など電話対応が難しいようでしたらMOTAなどの査定サイトに査定依頼するほうが3~4社に絞られますので、電話応対が少なく済んで楽になります。
私はナビクルの他にも同時進行でMOTAにも査定依頼してみました。

出典:MOTA
その結果がコチラです。

このようにMOTAの場合では最低3社に絞ることができます。第1位となった金額は他社よりも高めに査定してくれましたが、逆に怪しいという疑いをもったほうが良いかもしれません。
なぜならば、第1位となった買取業者の口コミを調べたところ、他社と比較させないような手口というか、複数社による一括査定を嫌っているような評価もあったり、現社を持ち込みが必要だったり、後だしジャンケンのような査定方法であったりと、いくつか低評価のコメントがあり査定額が後から下げられたこともあるような口コミを見かけていたからです。
ただし今回のMOTAでは以下のように不正な取引が無かったかなどメールで連絡を入れてくれます。
※買取店とやり取りでの注意点
・出品車両の引渡し後、入金期限の取り決めはなされたか
(MOTAの規約上、売買契約締結後1週間以内の入金を定めております)。
・MOTAで事前に入札された金額から、不当な減額は無かったか。
もし、問題があるようなことがあったらMOTAに連絡することができるようですが、そのような手間が掛かるくらいならば、はじめから査定依頼しないほうが良いと考えていました。実際に第1位の買取業者からの連絡でも複数社同時の査定を断ってきて、現社の持ち込み依頼をされてきましたので丁重にお断りさせていただきました。
買取査定で気を付けること!
- 一対一での交渉は出来る限りしないこと
- 同様に持ち込み査定をしないこと
- 電話対応も極力さけること
- 入札方式で行うことを前提に断ってくる買取業者とは取引しないこと
とにかく一対一の場面は極力避けることを意識しました。一対一になると強引な買取や、逃げられにくい状況に追い込まれたり、あれこれ文句やキズなど言い掛かりを言われて査定金額を低くさせられる可能性があるからです。
それから電話応対も極力避けるようにしました。電話では交渉上手な営業マンからのお得な情報に乗せられてしまいそうで断りにくくなると考えていたからです。
実際には仕事で忙しくて、ほとんど電話に出られず着信履歴を調べてみたら、およそ30人分の着信番号がありました。同じ番号から3回くらい繰り返し着信もありました。これは買取業者側も仕事だから電話を掛けざるを得ない事情があるのも理解していました。
そのため、時間がある時に不在着信となった電話番号をネットで調査して、買取業者の本社だったり大手の買取業者からであれば代表番号で電話してくるので、電話帳に登録しておいて後で時間がある時に電話を掛け直すことで対応できます。買取業者の本社からならば電話応対は丁寧ですので安心して電話できます。
個人の番号なら買取の営業マンの可能性ありますので【買取業者1】などと番号をつけておいて全て電話帳に登録しておくことで何回掛けなおしがあったか後から確認ができます。
さらに電話番号宛てにSMSメールで丁寧に査定依頼をしてくる買取業者もいます。SMSメールならば時間がある時にメールを返信することができます。さらに文字として履歴が残りますので、後から言った言わないなどのトラブル防止にもなりますのでSMSメールをくれた買取業者には丁寧に連絡を返しました。
その代わり、持ち込みは厳禁としていることとと、複数の買取業者による一括査定を希望していることを必ずSMSメールに残しておいて返信しました。
持ち込みによる査定はしない理由は先ほど述べたように、あること無いこと難くせ付けられて査定金額を下げられることを言われて買い叩かれたり、逃げられない状況に持ち込みたくないためです。それによってもっと高く売れるチャンスがなくなってしまうのはもったいないことです。
必ず入札方式でやることを伝えて、断られたならその業者は除外すること
あくまで丁寧な対応を心掛けることを意識しながらSMSメールで連絡くれる買取業者には真剣に査定してくれる可能性が高いので、メールでも入札方式でやることを予め伝えることで良い業者と悪い業者をフルイにかけるようにしました。
本当に良い買取業者は入札方式であっても、すでに一括査定に慣れてることもあり安心です。私の場合も何度も経験している買取業者が集まりました。
反対に悪い業者はSMSメールの内容でもどうにかして一対一に持ち込もうと話を持ち掛けてきます。そのような買取業者とは今回はご縁が無かったということで丁寧にお断りしても良いと思います。
これらを内容を踏まえてから一括査定に申し込むと心の準備ができて良いでしょう。一括査定するならナビクルがおススメです。
もしも電話対応が苦手ならオークションを利用するほうがストレス少なくおすすめです。中古車のオークションならMOTAとユーカーパックがおススメです。
MOTAは上位3~4社とはこちらから電話連絡が必要となります。
ユーカーパックなら例え入札方式で買取業者の査定金額が分かった後からでも、インターネットオークションとして出品できるようです。
さらにオークションの査定金額が買取業者の金額を下回っても必ず売らなくてはいけないことはなく、キャンセルすることができるようです。自分が希望する【最低希望売却価格】を設定することができますので、希望売却価格まで金額が吊り上がらなければキャンセル可能です。
さらにユーカーパックが仲介してくれるため、トラブルも起きにくいような仕組みとなっていて、修復歴をごまかしていたとか事故を起こしたなどのようなことがなく、こちらに非が無いならば大きなトラブルになることはないようで中古車売却の不慣れな方でも安心なサービスとなっているようです。
\\ユーカーパックについて詳しくはコチラから//

今回は買取業者による入札方式でまず査定していただき、もしもスバルやBYDが提示してくれた査定価格を下回ってしまうようであれば、ユーカーパックでネットオークションを試してみようという戦略で査定してもらうことにしました。
買取業者とのやり取りと当日の査定結果について
今回はSMSメールにてやり取りして入札方式で対応していただけることになった3社同時間帯による入札方式で査定することになりました。
ちなみにカーネクストさんは営業マン3人くらいからそれぞれ電話とショートメールありましたので、一番早かった人に決定しショートメールで返信して査定に来ていただくことになりました。
査定してもらう日時と場所はコチラの希望を聞いてくれるので自宅周辺だと近所迷惑になりかねないこともあり、近所のスーパーや公園などの駐車場を利用をオススメします。私の場合では、比較的空いている時間帯である昼間の近所のスーパーの駐車場にしました。
SMSメールなどで買取業者とやり取りして当日本番、指定場所に前もって愛車を停めて時間になるまで買取業者が集まってくるのを待ちました。このような入札方式でクルマを売却するのは初めての経験でドキドキしながら待ってました。
買取査定当日のやり取り
時間になると買取業者の担当者たちが続々集まり、軽く挨拶してからそれぞれ査定を開始し始めました。買取業者の中にはお互い顔見知りもいて終始和やかムードで愛車が査定されました。世間話などをしていると中古車買取業界の闇なんてお話を伺えられたのでなんだか楽しかったです。
旧ビッ◯モーターのウィー◯ーズさんの噂なども含まれてたり、現在も同じような買取業者は存在していて当然MOTAのオークションにも顔を出していました。やはり一対一での話は不利になりやすかったり、体育会系の中古車買取業界の体質は今もあるようですので、公平に交渉するのは難しいといった状況のようです。
今回のようにワンソク方式による入札方式で行うか、もしくはネットオークションで全国の買取業者のよる公平な取引でないと安く買いたたかれてしまう可能性があるのが中古車市場の闇がまだあるんだなといった印象を受けました。
今回はすでにスバルとBYDで70万円の下取り価格が提示されていることもお伝えすることで、最低希望売却金額を上回らないと買取業者には売れないことも伝えておきました。買取業者からは今回の70万円の金額はかなり高値で、通常であれば査定価格は35万円ぐらいが妥当との査定だという話もお伺いしました。
こちらとしては少しでも高く売りたいことは変わらないのでもしも買取業者の査定が70万円を上回らないならディーラーに下取りしてもらうので、それはそれでしょうがないと割り切ることになります。
ちなみに今回の買取業者のお話によると、オークションに出されてしまうとコチラとしても本気の金額が出しづらいとのことで、今回はユーカーパックはお断りすることで、買取業者の方々には頑張ってもらいました。
約1時間ほど査定していただいた後、各社担当者が本社と電話連絡で査定金額について話し合いに散らばり、本社からの買取査定価格が出そろったところで、各社名刺の裏に買取査定価格を書いてもらいました。
そして必ずこの一言を付け加えておきます。
「私が受け取れる金額を書いてください。後から手数料などで減額されることがないことを確約してください」
などと伝えておいて買取業者からOKを貰っておいてください。
そうしておかないと、高値を付けた業者と取引したあとに担当者による傷などの見落としなどで査定価格を下げられることがあるそうですので念には念を入れておきましょう。傷の見落としは買取担当者のミスなのでこちらが負担することはありません。
査定結果発表とその後の契約のやり取り
これらを踏まえて今度は低い値段でお互い駆け引きさせないように同時に査定価格を提示していただくように合図を掛けます。
その結果、買取査定金額が以下のようになりました。

ネクステージさんはLINEにて買取金額の画像が本社から送られてきました。

今回、ディーラー査定価格を上回る金額を提示していただいたので一番高値を付けていただいた買取業者へ売却することに決めました。
各社、本社に報告する必要があるようでしたので、お互いスマホで写真を取り合っていました。結果的に安値となった買取業者とはここでお別れとなります。次の機会でもお世話になることもあるかもしれませんし、わざわざ足を運んでくれたことに感謝してお別れしました。
高値を付けていただいた買取業者とは引き続き買取に関する契約書を交わすことになりました。買取金額に間違いないか確認したうえでサインをして、今後用意するものとして印鑑と印鑑証明書が必要となることも説明を受けました。
なお今回の買取業者のケースでは引き取り日当日には買取金額を現金で用意するとのお話でしたので、引き渡し当日には現金受取後にすぐにATMなどに入金したほうが安心です。
買取業者の担当者とは後日新車の納車日当日に引き取りに来ていただくこととお願いし、実際の納車日が確定したら改めて連絡を差し上げることをお話しして今回の入札方式による買取査定については終了しました。
ユーカーパックのほうにも今回はお見送りとなったことを電話でお伝えしキャンセルすることにしました。
ここまでが買取査定までの流れとなります。
この記事のまとめ
- まずは新車購入のために同じディーラーで下取り査定をしてもらう
- 気になる他社のディーラーでも下取り査定してもらう
- BYDでも下取り査定をしてもらう(結果的にSEALION7を購入決定)
- 一括査定サイトで買取業者からの電話ラッシュをやり過ごす
- 良い買取業者と悪い買取業者をフルイに掛けて良い業者を見極める
- 良い買取業者同士を同時間帯に集めて入札方式で査定してもらう
- 減額されないように確約してもらう
- 買取業者との契約を交わして当日引き渡して入金する
さいごに
今回はじめて【ワンソク方式】を試してみた結果、中古車を一般的な査定金額やトヨタのディーラー査定額よよりもおよそ倍の金額で売却することができました。
電話ラッシュなど普段では味わえない体験もありましたが、貴重な経験となり今後の中古車売却時でも動揺せずに高値で売れる方法を学べたことは大きな収穫であったなと実感しています。
いままでは新車の買い替え時に下取りしてもらうものと決めつけていて安値で下取りされていたんだなと後悔することもありましたが、今後はクルマの買い替えについても大きな損をすることなく比較的に高値で売れる方法を知ったことによって、新しいクルマへの興味を持ち続けられるようになり新たなカーライフを楽しむことができるようになりました。
もしあなたもクルマの買い替えを検討しているようで、BYDのSEALION7にも興味があるようでしたらこの機会に【ワンソク方式】で中古車売却も検討してみてはいかがでしょうか?
少しでも参考になれたら光栄です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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