はじめに
「BYDのSEALION7のドライブレコーダーはどんなもの?どうやって見るのか?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
他にも気になるドライブレコーダーの値段や価格がいくらなのか、製品情報はどこで確認できるのか、同じような同類の製品には何があるのかといった疑問を持つ方もいるかもしれません。
BYD SEALION7に搭載されているドライブレコーダーの映像をどうやって見るのか、専用アプリはどれを使うのか、Bluetooth接続できない問題や、ドライブレコーダーの設置位置についての不満、高温自動オフ機能搭載について、画質、自動駐車モード、その他の機能についてなど、多くの疑問や悩みを抱えている方もいるかもしれません。
この記事では、これらの疑問などBYD SEALION7のドライブレコーダーについて詳しく解説していきます。また、最後に次回レビュー予定のドライブレコーダーの情報も少し載せておきますので、引き続きよろしくお願いします。
- BYD SEALION7に搭載されたドライブレコーダーの製品情報と特徴
- BluetoothやWi-Fiでの接続ができない場合の対処法
- 付属のmicroSDカードを使った映像の確認方法
- ドライブレコーダーの設置場所や機能に関する注意点
- THINKWARE DASH CAM LINKアプリで映像を見る
- ドライブレコーダー本体の不良?接続できない理由
- microSDカードを使ってパソコンで映像を見る方法
BYD SEALION7のドライブレコーダーの映像をどうやって見るのか?
ドライブレコーダーによって再生方法はいくつかあります
- 本体で動画を再生する
- ナビゲーションシステム(カーナビ)で再生する
- パソコンで再生する
- テレビで再生する
- スマホやタブレットで再生する
これらの方法でドライブレコーダーの映像を見ることは可能ですが、今回、BYD シーライオン7を購入時にオプションで付けていただいたドライブレコーダーがコチラのタイプでドライブレコーダーには液晶画面が付いていないタイプのため、パソkンで再生するかスマホの専用アプリなどで映像を見る必要があります。

出典: BYD公式HP
表示価格は¥ 68,200
BYD製のドライブレコーダー(前後2カメラタイプ)です。以下に製品情報をまとめました。
- 製品概要: フロント用とリア用の2カメラ構成で、BYD ATTO 3、BYD DOLPHIN、BYD SEALなどのBYD車に対応しています。
- 録画性能: FullHD 200万画素で鮮明な映像を記録し、衝撃を感知すると自動で録画保存するGセンサーと、速度を記録できるGPSを搭載しています。
- スマートフォン連携: Wi-Fi接続により、スマートフォンで録画映像の再生やダウンロード、ソフトウェアのアップデートが可能です。
- 付属品: microSDカード(32GB)が付属しています。
- 取付: BYD正規販売店などで購入した場合、取付標準工賃が含まれていることが多く、商品のみの引き渡しはできない場合があります。
BYDで提供されているドライブレコーダーは、おそらくコチラの商品と同類と思われます。

出典:THINKWARE JAPAN
説明書はこちら👇

Amazonでの同類のドライブレコーダーはコチラです👇
Bluetooth クイックコネクト対応
このドライブレコーダーには内蔵 Bluetooth により、携帯端末とドライブレコーダーを簡単にペアリングできます。
ドライブレコーダーの設定の操作や、動画の再生・ダウンロードを携帯端末から行えます
とのことですが…続きはこの後で。。
BYD SEALION7のドライブレコーダーの映像をどうやって見るのか?
先ほども述べましたが、SEALION7の購入時に取り付けていただいたタイプのドライブレコーダーではドライブレコーダー本体にディスプレイが無く本体単体では動画が再生できないタイプのため、スマホなどとドライブレコーダーをペアリングさせる必要があります。
Bluetooth クイックコネクト対応ということでドライブレコーダーに内臓されているBluetoothによってスマホとペアリングできるようなので試してみました。
THINKWARE DASH CAM LINKアプリでBluetooth接続させることで動画再生が可能のようだが…
利用するアプリは、開発元のTHINKWAREが提供する「THINKWARE DASH CAM LINK」です。このアプリをスマートフォンにインストールし、Bluetoothでドライブレコーダーと接続することで、録画した映像をその場で確認できます。
フロント/リアカメラともにスマートかつコンパクトなデザインで乗員の視線を妨げません。Full HD 200万画素で、映像を鮮明に録画します。
衝撃を受けると自動録画保存するGセンサーと、速度も記録できるGPSを搭載。さらにお使いのスマートフォンとWi-Fi接続で、録画された映像の再生やダウンロードソフトウェアのアップデートができます。
映像の再生に必要なアプリについてはコチラ

ドライブレコーダー本体の不良?接続できない理由とは?
私はGoogle Pixel8を所有しているのですが、BYD SEALION7のドライブレコーダーとスマートフォンとのBluetooth接続がうまくいきませんでした。

試しに手持ちの古いiPhone7でもペアリングできず、iPad Pro M1でもダメ、さらにはAmazon fire タブレットもすべてペアリングできず。
しまいにはOttocast i3のAiboxにもアプリをインストールして様々な端末でドライブレコーダーとのペアリング接続を試みても、いずれもペアリングできませんでした。

Google Pixelとの相性問題かと思いきや、他のデバイスでもペアリングできないということで、どうやらドライブレコーダー本体の不具合か?それともアプリの不具合なのか?あるいはBYD独自のドライブレコーダーの仕様によるものなのか?など複数の可能性が考えられます。
アプリ内のQ&Aにある「ペアリング問題」の解決策としてスマホアプリの【Android Auto】をオフにして再度ペアリングできるかチャレンジしてみましたが、やはりドライブレコーダーとペアリングできず。

ちなみにアプリの設定では【権限をすべて許可】しても接続できず、単純に端末との相性が悪い可能性や、アプリ側の不具合の可能性も考えられます。

このペアリング問題はドライブレコーダー単体の問題の可能性や、私個人的の問題の可能性があるため、とりあえずスマホとペアリングできないのは仕方ないととして、ドライブ映像を見る方法についてmicroSDカードから映像を見る方法をについて解説していこうと思います。
ドライブの録画は出来ているようでしたので、ドライブレコーダーに刺さっているmicroSDカードを抜いてSDカードリーダーなどを利用してパソコンと接続させて動画再生してみました。
SDカードリーダーが無ければ下記のようなものがあればドライブレコーダーの映像をmicroSDカードを刺してパソコンで見ることができるようになります。

BYDのドライブレコーダー映像をどうやって見る?
BYDのドライブレコーダーの映像はmicroSDカードに保存されていますのでPCにSDカードリーダーを利用してmicroSDカードの映像を【THINKWARE DASH CAM のPC Viewer】で観られるようになります。(WindowsのメディアプレイヤーやVLCメディアプレイヤーなどでも動画再生することだけでしたら可能です)
microSDカードを使ってパソコンで映像を見る方法
スマートフォンとの接続がうまくいかない場合でも、ドライブレコーダーに挿入されているmicroSDカードを直接取り出して、パソコンで映像を確認する方法があります。この方法であれば、BluetoothやWi-Fiの接続問題に左右されず、確実に録画データにアクセスできます。
まず、ドライブレコーダーからmicroSDカードを抜き取り、SDカードリーダーを使ってパソコンに接続します。保存された動画ファイルは、THINKWAREが提供する専用のPCビューワーソフト「THINKWARE DASH CAM PC VViewer」で再生するのがおすすめです。

出典:THINKWARE
このソフトを使うと、映像だけでなく、GPS情報から記録された速度や走行経路も同時に確認できます。

また、WindowsのメディアプレイヤーやVLCメディアプレイヤーなど、一般的な動画再生ソフトでも再生が可能ですが、今回はこのTHNKWARE DASH CAMのPC Viewerを利用してドライブレコーダーの映像を見てみましょう。
先ほどのPCビューワーのダウンロード先からプログラムがインストールされたらPCビューワーを立ち上げてみましょう。


THINKWARE DASH CAMの画面がこちら
説明書については👇コチラから(PCビューワーの説明は23ページから)

PCビューワーを立ち上げると下記のような画面配置になっているかと思われます。

フロントカメラ映像です。THINKWARE DASH CAM のPC VViewerならば左下に車速も表示されます。

リアカメラ映像です。夕方で暗雲が立ち込めてきたところです。画面的には暗めですが、後続車のナンバープレートこの距離で辛うじては確認できます。
スマホのアプリではペアリングできずにドライブレコーダーの映像を見ることができませんでしたが、PCビューワーでしたら、ドライブレコーダーの記録されていた映像を見ることが出来ました。
ドライブレコーダーの設置位置についての不満
SEDALION7を購入時にBYDで取り付けてもらったリアカメラの映像には上の映像のようにリアガラスの電熱線が映り込んでしまっていて、すこし仕上がりにかけては正直残念です。
実際の設置状態の画像は下記になります。

フロントガラスの助手席側のドライブレコーダーは?
BYDで購入時に取り付けていただいたフロントカメラのドライブレコーダーの位置についてはフロントガラスの上部というよりは、かなり中央よりに設置されていました。

そして、フロントカラスからドライブレコーダーまでのケーブルが長く、助手席の目線で見ると前方の視界を遮ってしまっています。
これについてはSEALION7の何かしらのセンサーとの干渉などによって敢えて下の方にドライブレコーダーを取り付けなくてはいけなかったのか?それとも私だけの個体差で、取り付け位置を失敗してしまったものなのか?なによりドライブレコーダーの位置が上部ではなく中央寄りで、正直言って見た目がよろしくないです。
背の高い方が助手席に座るとドライブレコーダーによって視界が遮られて不満になるくらい低めに位置されていますが、幸いにも助手席に座る妻の身長が低いこともあり不満が特にないとのことと、運転席側からはルームミラーの後ろの死角にドライブレコーダーが隠れる位置になっていて視界の邪魔にはなりませんでした。

ちなみにご覧の通り、運転席から見るルームミラーの視界についてはSEALION7の後方視界はほぼ見えていません。もし後方視界に不安があるようでしたらドライブレコーダーと一体型タイプのBYDで提供されているドライブレコーダー DRCO-00400BYDの導入を検討することで後方視界もかなり良好になるでしょう。

出典:BYD公式HP
後方視界が心配なら、こちらのタイプのミラー型ドライブレコーダーを取り付けてもらえるか?BYDのクルマを購入する際にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
このドライブレコーダーと似たような商品ではコチラと商品が近いと思われます。

しかし、BYDでは持ち込みによるドライブレコーダーの取り付けは行っていないようですし、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店ではBYDのような日本ではマイナーな車種となる車への取り付けノウハウが不足していることから、持ち込みによるドライブレコーダーの取り付けが困難となるようです。
仮にカー用品店などで持ち込みによる取り付けとなると、外車ということで日本車よりも割高の取り付け料金となる可能性が高いため、Amazonなどでドライブレコーダーを購入する前に事前に確認するように気を付けましょう。
ドライブレコーダーの高温自動オフ機能搭載について
この機能については、ドライブレコーダーの熱によるダメージを防ぐための自動オフ機能になりますが、灼熱の夏の車内でエアコンと付けて車内で休憩していた時に、ドライブレコーダーが直射日光を浴びていたため幾度となく頻繁に再起動を繰り返ししていて大変うるさかったのが印象的です。
熱対策で電源が落ちては、ドライブレコーダーを再起動を繰り返しては【GPS信号を受信しました…】を何度も繰り返すといったことが延々と続いていました。
ドライブレコーダーの画質について
超画質QHDドライブレコーダーとしてQN200はQHD(2560*1440)で撮影しどんなシチュエーションも記録します。 HD画質の4倍多い368万画素でノイズと光の影響を最小限にとどめ、走行中の様子を鮮明に録画します。
超高度画像最適化プロセスによりQN200はISP(Image Signal Processing)で、暗い道や夜間の駐車場でも明るく鮮明な映像録画を可能で急激な環境の変化でも、くっきり鮮明な動画を撮影できます。
実際にPC Viewerで映像を見る限りでは、画質がQHDであることから特段悪いわけでは無く、良いわけではない程度です。速いスピードやカーブなどで映像が横に流れる動画ではナンバープレートの数字が読み取りにくくなる感じがしますが、ある程度の速度で走行中の映像を一時停止させると車のナンバーが確認できます。
しかし、対向車のナンバーはスピードがある程度(50km/hくらい)出ていると分かりづらい画質でした。
ドライブレコーダーの自動駐車モード
自動駐車モード機能は、常時電源ケーブル接続されていないため自動駐車モード機能は利用できませんでした。
私はこちらの商品のオプションとなる配線コードは購入するつもりがないため自動駐車についてのレビューできませんでした。
ドライブレコーダーのその他の機能について
スマホで機能の設定ができるようですが前述の通り、なにせスマホなどとドライブレコーダーがペアリング接続できないため機能に詳しく確認できていません。
BYD SEALION7のドライブレコーダーをどうやって見るか?について性能と機能のまとめ
microSDカードをパソコンで観る
ドライブレコーダーに差し込んであるmicroSDカードを抜いてSDカードリーダーを利用してパソコンで見ること可能です。
THINKWARE DASH CAM のPC Viewerがあれば、速度やマップも同時に表示されてドライブ映像を見ることができます。
ドライブレコーダーの専用アプリでスマホでみる
専用アプリをスマホにインストールして、ドライブレコーダーとペアリング接続することで見られるようになります。

しかし、筆者のドライブレコーダーではスマホなどとペアリングすることができず、レビューすることができませんでした。もしBYDの車種で同様のドライブレコーダーをお持ちの方で、特に問題が無くスマホとペアリングできているという方がいましたら教えてください。
場合によっては、ドライブレコーダーの初期不良としてBYDに掛け合ってみます。
この記事のまとめ
- BYD SEALION7のドライブレコーダーは専用アプリで映像を確認
- アプリはTHINKWARE DASH CAM LINKを利用する
- Bluetooth接続ができない場合はアプリの不具合やスマホ相性の問題が考えられる
- スマホアプリで接続できない場合はmicroSDカードを取り出してPCで見る
- PCで見る場合は専用のビューワーソフトを利用するとGPS情報も確認可能
- BYDのドライブレコーダーはFull HD(200万画素)で映像を録画する
- 映像は一般的な動画プレイヤーでも再生できる
- 設置位置が低いと視界を遮る可能性があり不満に感じる場合がある
- 高温自動オフ機能により夏の炎天下では再起動を繰り返すことがある
- 自動駐車モードは常時電源ケーブルが接続されていないと使えない
- 機能をすべて利用するには専門業者への相談が必要
- 駐車録画は車両のバッテリー状態に応じて電源オフになる
- バッテリー上がりを防止する機能も搭載されている
- 録画映像はPCビューワーで走行経路も確認できる
- 今回の記事の内容は個体差や取り付け方法によって異なる可能性がある
さいごに
ここまでBYD SEALION7のドライブレコーダーの映像をどうやって見るのか、そしてその性能や機能についてご紹介しました。
BYD SEALION7に備え付けのドライブレコーダーで同じようなペアリング問題など、あなたのドライブレコーダーも同じような疑問や悩みはありませんでしょうか?
Wi-FiやBluetoothでの接続がうまくいかない場合でも、microSDカードをパソコンに接続すれば、確実な方法で映像を確認できることがお分かりいただけたかと思います。
こちらのドライブレコーダーを利用するにはペアリング接続不具合の問題はあるとして、PCでドライブレコーダーの映像を見る方法については問題がありませんでしたが、実はこのドライブレコーダーとは別に、新たなドライブレコーダーを提供していただけましたので、近日中にレビューする予定です。
そのドライブレコーダーとはコチラの商品です👇

今後のドライブレコーダーのレビュー記事についても楽しみにしていてください。
私もドライブレコーダーの頼りにならないように日々安全運転を心掛けていますが、こちらが気を付けていても相手からのもらい事故やあおり運転などにあってしまった際にはドライブレコーダーの映像が証拠となります。
そのような時のために必要なアイテムとなるドライブレコーダーが必要になりますので、安全で快適なカーライフを送るために、ドライブレコーダーの機能を最大限に活用してください。
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