BYD SEALION 7 試乗体験記:BYD SEALION7に試乗したらEV初心者の心をガッチリ掴まれた!
はじめに
電気自動車(EV)のテスラを知ってからEVにちょっとずつ興味が出てきた今日このごろ。でもガソリン車からいきなりEVに乗り換えるのはちょっと勇気がいる…。しかも賃貸マンション住まいのため自宅充電ができません。充電インフラが整っているか?充電すること自体がストレスとなってしまわないか?
そんな心配をしていた私が、EVであるBYDの最新SUV「SEALION 7」に試乗してすっかり虜になってしまいました!
今回は、クルマの乗り換えとしてスバルの新型フォレスターやトヨタの新型カローラクロスとの比較、見積もりから残クレ・デーラーローン金利や下取り価格の比較、妻の視点、そして購入を決断した経緯などの話をEV初心者の目線でお届けします。
この記事で分かること
この記事を読めば、以下のポイントがバッチリ分かります:
- BYD SEALION 7の試乗体験と、新型フォレスターや新型カローラクロスとの比較
- 各ディーラーローンや残クレの金利相場の比較と所感
- 妻の第三者視点で気づいたSEALION 7のとガジェット感の楽しさと魅力
- SEALION 7購入に向けた具体的なアクションと充電インフラについて
- BYDのディーラーローン金利と価格競争力
EV購入を検討している人やBYD SEALION 7が気になっている人に、リアルな情報を届けます!
試乗体験と見積り・残クレ比較#1:スバル 新型フォレスターで試乗スタート
私の場合は、10年乗り続けているフォレスターからの買い替え検討してとして、まず最初に試乗に選んだのが2025年に発売開始されたスバルの新型フォレスターです。

出典:SUBARU
SUVらしいゴツっとした見た目と、どんな道でも安心して走れそうな安定感が魅力の一台です。
実際に試乗させてもらい運転してみると、内装の質感が高くて高級感を感じられてとても好印象でした。ストロングハイブリットになったおかげで燃費も向上し、「スバルと言えば燃費が…」と懸念されていたところも改善されてきました。
高速でもコーナリングがスムーズで、悪路でもビクともしない頼もしさを感じ、日常使いだけでなくアウトドア好きにはバッチリだなと思いました。
アイサイトXの進化も感じられてレーンキープはもちろん、運転支援の技術も日本ではトップクラス、短時間の試乗体験では高速道路で体験することは出来ませんでしたが、街乗りの安定性や安全面でもやはりスバルの魅力が伝わってくる一台でした。
大きくなったナビ画面の操作性や視認性もバッチリ、ドライビングモニターも他車よりも操作性と機能性が優れておりとても優秀なクルマでした。室内も広くて視認性も優れているので後方の視界も見通しが良く運転してても安心です。
でも、心のどこかで自分にとってはテスラのようなワクワク感が湧いてきませんでした。テスラのあのガジェット感満載の最先端のテクノロジーを知ってしまったが故に、現状の日本車では満足できない体になってしまったのかもしれません。
それと外観が個人的にあまり刺激的ではなかった印象です。私は面食いな方なのでフロントマスクの印象が重要です。今までのフォレスターの方がどちらかっというと単純に「カッコいい車」と感じていましたので、ちょっと残念です。
それと車両本体価格がおよそ466万円に、サンルーフやアクセサリーコンセントなど欲しいオプション込みこみで550万円オーバー。しかも新型フォレスターは大変人気で予想以上の売れ行きだそうで、4月の時点で納車が来年以降になるとのお話でした。


残価設定型クレジットですと、5年で実質年率3.9%。私は金利を注視していましたが、他社の金利と比較しても平均的な感じますが、やはり金額的にもワクワクしませんでした。
こればかりは妥当な金額設定だと思いますし、いくらか値引きできないか交渉してみましたが、人気商品とのことで値引きはしづらい印象でした。
その代わり、現在約10年ほど使用している愛車フォレスターの下取り価格を通常よりも高めの60万円にしていただくことで実質値引きという話になり、さらに4月中までのご成約であればさらに10万円上乗せ可能OKとのお話までいただけました。
ちなみに中古市場を調査したところ、10年前のフォレスターですと約30万~50万くらいが相場のようでした。通常ディーラーの下取り価格は低めで期待できないのですが、これは中古車の買取価格として最低価格の基準として交渉のネタになることを確信したところで、この場での契約は一旦持ち帰りで家族と相談ということで試乗と見積りを終了することにしました。
今度は競合他社の新型カローラクロスにも興味がありましたので、新型フォレスターはすごく良かったのですが基準として覚えておいて、次の候補に進むことにしました。
試乗体験と見積り・残クレ比較#2:トヨタのSUV新型カローラクロス
次に気になったのは、トヨタのSUV。新型カローラクロスが候補でした。

出典:carview
カローラクロスはコスパ的に優れていることとなんと言ってもリセールバリューが良いので数年乗っても売却時に高値で売れる可能性が高い人気車種であることから、新型カローラクロスが発売するとあって購入候補として選びました。
現行のカローラクロスも運転支援に優れていてスバルのアイサイトXとほぼ同等の運転支援のアダプティブクルーズコントロール(ACC)などを体験したいと思っていました。
デザイン的には新型カローラクロスGRスポーツのほうが好みでしたが2025年4月現在では試乗できなかったため、とりあえずは新型カローラクロスの見積りだけでもと思いトヨタに来店予約を入れました。
しかし当日は午後から予定があったため短時間での見積りのみとなり実際には試乗体験までは出来ませんでした。というより、実際には試乗車が旧型のカローラクロスでしかできず、新型はまだ試乗車が展示されていませんでした。
Youtube動画では海外ですでに販売されている新型カローラクロスを紹介する動画を観まくっていて、ある程度の質感や運転時の乗り心地などの印象を知ることは出来ていましたので、とりあえずは見積りを出してもらうことにしました。
話によるとトヨタのカローラクロスなど人気車は試乗車が来る前に受注が停止されるほどの人気モデルで納車も成約が遅くなればなるほど、長期間になってしまうそうです。
そのため試乗する前に成約される方も大変多く、店舗ごとに販売台数が決まっているようですし、店舗によってはすでに注文が受注台数を達してしまっているところもあるぐらい人気車種だそうでした。
実際に見積もりを出してもらい比較したところ新型フォレスターよりちょっと安めで、パノラマルーフやアクセサリーコンセントなど欲しいオプションなど込み込み価格でおよそ490万円ほどとなり、装備の充実度を考えると納得の価格帯でした。
注目の残価設定型クレジットローン金利についてはさすがトヨタは強気の実質年率5.8%!これは高すぎだとビックリ。トヨタが初めての人だったからなのか、足元見られているのか、それとも月々の支払う金額の安さに気を取られて金利の高さの見落としを狙っているのか、正直分かりませんがまさかこんなに金利が高いとは思ってもいませんでした。


改めて残クレって金利は高いんだなぁ‥と実感させられました。

ちなみにトヨタで愛車フォレスターの下取り価格を見積り出していただいたところ、下取り価格は35万円でした。
トヨタの常連の方たちやコネがある人にはもっと安い金利で提供しているのでしょうが、それにしても高すぎるのが印象的でした。
ChatGPTなどでローンのシミュレーションをしてみても、残価設定型クレジットでは割に合わず、ディーラーローンも同じ金利でしたので、審査が通りやすいとは言えやはり銀行のマイカーローンを使ったほうが良さそうだなと実感しました。
試乗体験と見積り・残クレ比較から見えた残価設定型クレジットに対する所感
残価設定型クレジット(残クレ)についての私個人的な所感ですが結論から言うと、短期間での買い替えを前提とするなら合理的ですが、長期保有や資産を増やしていく考えの場合ですと残クレは向いていないと考えています。
✅【残クレのメリット】(魅力的に見える理由)
- 月々の支払いが軽い
→ 一般的なローンより残価分(数十%)を差し引いた金額で組めるため、支払額が抑えられる。 - 数年後に乗り換えやすい
→ 残価を保証してもらえるため、一定の価値で下取りでき、新車への乗り換えがスムーズ。 - 最新の安全装備やEVを気軽に体験可能
→ 自動運転支援や電動化の進展が早い中で、「とりあえず3年乗ってみたい」というニーズに合致。 - 車の売却リスクを抑えられる
→ 残価保証付きであれば、将来的なリセールバリュー低下のリスクが少ない。
⚠️【デメリット】(見落とされがちなリスク)
- 総支払額は意外と高くなる
→ 表面金利が低くても、「残価+金利総額」を支払うことになり、買取や延長時の負担が大きくなる。 - 走行距離や傷に制限あり
→ 契約満了時に返却する場合、過走行・キズ・修復歴によって減額・追加費用が発生する可能性。 - “残価”は必ずしも価値保証されない場合もある
→ メーカーやプランによっては保証されず、中古市場の相場によって査定額が減ることも。 - 資産にならない
→ 乗っている間は「所有」ではなく「利用権」であり、手元資産として計上できない。 - 乗り換え前提で“浪費スパイラル”に入る危険性
→ 常に新車に乗り続けるという考えが習慣化すると、将来に残る資産が形成されない。
✔️ 残クレは「とにかく月々安く、新車に乗りたい」には最適
個人的な考えで、はじめはテスラのFSDが日本で承認されるまでの間だけ車を乗り継ぐつもりなので数年で車の買い替えを検討していて、当初は残クレを利用して月々の支払いを安く済ませるシミュレーションを立てていました。
残クレであっても、リセールバリューが良い車種であれば買い取り業者へ高値で売却できますし、残クレであっても経済的負担が少なくて済みます。残クレを上手く利用すれば、手元資金を資産運用に回すことによって投資によるリターンで金利を上回ることもできるかもしれません。
ただし、必ずしも投資で毎年リターンが得られるとは限らないですし、リセールバリューが良い車種であっても人気がガタ落ちしたりリセール価格が下落することも無いとは言えず、さらに残クレの期間終了でクルマの買い替えや買取など必ず検討しなけばならず、車の乗り換えループに陥ってしまいかねません。したがって「残クレ=浪費になりやすい支出」になってしまうと思います。
今回のように数年で車の買い替えを前提であれば残クレは月々の支払い安くできるのでおススメにもなりえますが、 「10年乗って元を取る」タイプの人には反対に不向きとなるでしょう。
また 車を所有ではなくサービスとして使う感覚であれば残クレは割り切って使えますが、資産形成を重視するなら現金 or 安金利の通常ローン+長期保有が基本戦略となるでしょう。
残クレに対するデメリット
個人的には残クレは長期のレンタカーのイメージがあり、どうしても自分のものという所有感が得られない感じがします。
- 「傷つけたらどうしよう」
- 「事故ったらどうしよう」
- 「自分好みに改造できない」
- 「走行距離をオーバーできない」
- 「いずれは返却や一括払いしなければならない」
- 「再ローンを組みなおして高金利で支払いし続けなければならない」
などを考えながらクルマに乗っていてもなんだか十分にクルマを楽しめないなぁ…というのが所感です。
また残価設定型クレジットにハマる人がいるようで、一度残クレの罠に引っかかるとローンの支払い地獄からなかなか逃れづらくなって、一生車の買い替え縛りに合ってしまいそうで私の場合は残クレに対しては躊躇してしまいます。
あらかじめ残クレのメリットとデメリットを調べたうえでないと、どうしても月々の支払金額だけで買える買えないと判断してしまいがちですが、ここは注意してみていかないといけない重要なポイントとなります。
月々の支払いを少なく低金利でローンを借りる方法
私の場合は、低金利の銀行マイカーローンを長期で借りる戦略でいこうと思っています。トータルコストは高くなりますが、数年で車の買い替えを検討していてリセールバリューが良いうちに車を売却してマイカーローンを繰り上げ返済する予定です。
例えば、三菱UFJ銀行マイカーローンの場合(2025年5月現在)
- 200万円以下では変動金利で年2.60%
- 201万円~500万円で変動金利:年2.05%
- 501万円以上で変動金利:年1.65%
頭金をある程度入れられて、500万円以下ぐらいで最長10年のマイカーローンを組めば、月々の支払いも5万円以下ぐらいに抑えられます。しかし長期間ローンで支払い続けることはトータル的に短期間での返済よりも高額になります。
そこでChatGTPに質問してみました:400万円を金利2.05%で5年で返済する場合と10年で返済する場合では?
400万円(=4,000,000円)を金利2.05%でローン返済する場合、5年(60回)と10年(120回)での返済シミュレーションは以下の通りです。
✅ ローン条件
項目 | 内容 |
---|---|
借入金額 | 400万円(4,000,000円) |
金利 | 年利2.05%(元利均等返済) |
返済回数 | ① 5年(60回) ② 10年(120回) |
【①】5年(60回)返済の場合
- 📅 月々の返済額:約70,294円
- 💰 総支払額:約4,217,640円
- 💸 利息総額:約217,640円
【②】10年(120回)返済の場合
- 📅 月々の返済額:約36,842円
- 💰 総支払額:約4,421,040円
- 💸 利息総額:約421,040円
🔻 比較まとめ
項目 | 5年返済 | 10年返済 | 差額(10年 − 5年) |
---|---|---|---|
月々の支払額 | 約70,294円 | 約36,842円 | −33,452円(月々) |
総支払額 | 約4,217,640円 | 約4,421,040円 | +203,400円(利息の差) |
💡ポイント
- 月々の負担は10年返済のほうが約33,000円安くなります。
- しかしその分、支払う利息は約20万円多くなります。
- 余裕があるなら5年返済の方が総コストは安く済みます。
- キャッシュフローを重視するなら10年返済の選択もアリ。
当然、マイカーローンですと変動金利になるため上記のシミュレーションとは異なる金額が異なりますので注意が必要です。
私の場合は繰り上げ返済を検討しています。繰り上げ返済に対しても手数料がかかる場合もありますが、金利負担を減らすメリットを享受できるため、検討する価値はあると思います。インターネットバンキングでの繰り上げ返済なら手数料が無料にある銀行もあります。
したがって私の場合は、キャッシュフローを重視することで手元の資金をなるべく残して月々の支払いを少なくし、手元の資金を新NISAの積立投資の資金に充てていく戦略でいこうと思っています。
マイカーローンの金利2.05%よりも優良な投資信託への積立投資によりリターンが平均5%超えてくるようでしたら、いわゆるイールドキャップ(投資利回り-長期金利)が大きくなって金利の負担を軽減させることができる可能性があるためです。
これはあくまで個人的な見解ですので、投資を推奨するものではありませんので誤解のないようあらかじめご容赦ください。
残クレの実質年率5.8%と2.05%を極々単純に比較
さらにChatGTPに質問してみました:400万円を5年間のローンで返済する場合、金利2.05%と5.8%する場合は?
400万円(=4,000,000円)を5年間(60か月)のローンで返済する場合、それぞれの金利での毎月の支払額と総支払額は以下の通りです。
✅ ローン条件
- 借入額:400万円
- 返済期間:5年(60か月)
- 元利均等返済
【1】金利2.05%の場合
- 月々の返済額:約 70,294円
- 総支払額:約 4,217,640円
- 利息総額:約 217,640円
【2】金利5.8%の場合
- 月々の返済額:約 76,741円
- 総支払額:約 4,604,460円
- 利息総額:約 604,460円
🔻比較まとめ
金利 | 月々の支払額 | 総支払額 | 利息の差額 |
---|---|---|---|
2.05% | 約70,294円 | 約4,217,640円 | – |
5.8% | 約76,741円 | 約4,604,460円 | +386,820円 |
💡ポイント
- 金利が2.05% → 5.8%になると、月々の支払いが約6,400円増加。
- 5年間での利息負担は約38万円以上の差になります。
金利が高いローンは月々のキャッシュフローを圧迫するだけでなく、総コストも大きくなるため、できる限り低金利で借りることが重要です。
ここでは極力単純に比較しただけですので当然実際の残クレの月々の支払い金額とは異なりますが、総額は高くなりますし、事故や走行距離が超過してしまうと残価が保障されません。残クレの期間が終了しクルマを返却してしまえば、結果的に数百万円ローンを支払っても結局手元にクルマは残りません。
ただし残クレであってもリセールバリューが良い車種であれば買い取り業者などに高値で売ることができさえすれば、損を少なくすることが可能です。
とりあえずは金利が高いとトータル的に損することは頭に入れておいたほうが良いでしょう。
残クレとお気に入りのメーカーについての所感
もちろんトヨタ車だけでなくスバルや日産など、自分のお気に入りのメーカーがあってこれからもずっとそのメーカーの車を買い替えていくつもりがあれば残クレは逆にメリットにもなるでしょう。初期費用や月々の支払金額が安く抑えられますし、新車を数年で買い替えていくことで新しい車の最先端の技術を毎回味わえる楽しみもアリだと思います。
私自身もスバリストの端くれでしたのでスバルのデザインもアイサイトの性能もの大好きでしたから、スバルの新車にも興味ありました。フォレスターもリセールバリューが良いですし、トヨタも日本のトップメーカーで人気車種も多く、なんといっても「リセールバリューが最高」で海外にもトヨタ車の需要が大変高い人気ブランドなので、たとえ1年以上納車待ちであっても買いたくなる理由にも頷けます。
今後もトヨタやスバルなど新車にも興味を持ち続けていくと思いますし、テスラなどよりも上回る先進技術の魅力やコスパ、さらには充電不要な未来の技術革新や自動運転支援技術などが日本市場でも提供されてくるようになれば、乗り換え候補として再検討する日がくるかもしれませんので楽しみに期待して待っています。
結局、トヨタのSUVにも今はワクワクせず
今回は新型カローラクロスに対しても個人的で申し訳ないのですが気持ちがワクワクしませんでした。一つ上のランクとなるハリアーもとても素晴らしいクルマで高級感もありますので、中古車も含めて購入対象として検討していたのですが、やはり刺激を受けるほどのインパクトはありませんでした。
残クレについては金利が高いのであれば、残クレではなく銀行のマイカーローンを組めば問題ないのですが、ワクワクしないものに対して長期間のローンを組んで納車まで半年~1年以上など気長に待つほどの購入意欲は湧いてきませんでした。トヨタのSUVも魅力的だったのですが、テスラのようなEVの先進性には勝てず、どうしてもテスラのほうに心が惹かれてしまっていました。
そこで今度はテスラ以外のEV車で何かないか探していたところ、ここ最近テスラのライバルとして急上昇で知名度が上がってきたBYDの最新モデルを試してみることにしました。
試乗体験と見積り・残クレ比較#3:BYDの2025年最新モデルSEALION7
正直言ってテスラが大本命なのですが、どうしても補助金が都民ほど貰えないのとFSDが2025年4月現在では日本でまだ利用できないこと、さらに充電インフラが生活圏内でまだスーパーチャージャーがないこともあるためコスパがまだ悪いと判断し、今回はテスラのライバルとなるEVのBYD SEALION7に試乗することに決めました。

出典: BYD
SEALION7は車幅が1925mmと今の愛車フォレスターよりもさらに幅広のため、日本の道路事情や車庫の大きさなどを考えると購入するには躊躇するサイズ感でしたので、はじめは試乗のみで購入検討する対象ではありませんでした。
実際に実物を見てみないと大きさや運転のしやすさなど分からないため、今回は妻と一緒に試乗できる日を選んで、個人的な見解や感想だけでなく同乗する立場となる妻の感想も参考にしようと思い一緒に試乗することにしました。
SEALION 7のガジェット感にワクワク
さっそくディーラーの店舗にお邪魔させていただき、店内に入って展示車両を見た第一印象はデカい!でした。

オーロラホワイトのSEALION 7に乗った瞬間、まず目に入ったのがデカいセンターディスプレイ。まさに大きめのタブレットでナビやエンタメがサクサク操作できるのが楽しすぎました。SpotifyやYoutube動画、NetflixやAmazonミュージックなどもセンターディスプレイで楽しめますし、カラオケのアプリもあるのも意外でした。

出典:EV DAYS
ほかにもアプリを多少は増やせるようでゲームも楽しめそうなガジェット感に触れて遊んでいるだけで、まるで初めてiPadやスマホを触って遊び倒したくなるような楽しさを味わえました。
本来クルマといえば走りを楽しむものなのでしょうが、テスラを試乗してからというもの今の時代このようなガジェットの最先端や「まるで走るスマホ」と呼ばれるようにOTA(Over-The-Air)にてソフトウェアがアップデートによってクルマの機能が増えたり、向上したりとより新しくなるという楽しみが味わいたかったのです。
テスラほどBYDはアップデートの頻度は少ないようですので、OTAにはあまり期待していませんがそれでも今後も進化していくといった期待もあって楽しみでワクワクします。

出典:BYD SEALION7カタログ
現状の日本車では運転支援のアップデートこそありますがテスラやBYDのような進化は望めず、BYDに至ってはマルチメディア機能や音声案内やナビゲーション操作、先進運転支援システム(ADAS)の最適化やシートヒーターに至るまで最適化されたり音声コマンドによる窓の開閉や空調なども操作できる面白さがあります。
さらにBYDの専用アプリもあるので、BYDスマホアプリの遠隔操作でドアロックの解錠/施錠や窓の開け閉めやエアコン操作、タイヤの空気圧まで把握できるようですが、もっと多機能が増えてほしいのでアプリのアップデートには今後も期待したいですね。
内装の質感もめっちゃ良くて、触るたびに「高級感あるな〜」ってニヤニヤ。どうしてもコスパを考えると400万円台の日本車ではどうしてもプラスチック感が多くなったりして、少しチープ感が出てきてしまいますが、さすがは中国のBYD、コスパ的には中国には叶わないと実感せざるを得ませんでした。
テスラのようにダッシュボードを開けるところまでほぼ全部の操作がタッチ操作だと慣れるまで多少不便だけど、適度に物理スイッチが残ってるのが逆に使いやすかったです。それとヘッドアップディスプレイ! 速度やナビ情報が視線を動かさず見られるなんて、これも欲しかった装備でした。
さらにさらに夏場に嬉しいシートベンチレーションも搭載されてて、シートから涼しさが味わえるのは最高です。これがあるだけで快適度が全然違いますよね。

出典:BYD SEALION7カタログ
ただ、日本市場にローカライズされたナビとしてゼンリンが採用されていて使いやすさは最高なのですが、あの大きなタブレットのようなセンターディスプレイにはちょっと不釣り合いかなぁと。
これに関してはテスラの方が好みで目的地検索の際にスーパーチャージャーの場所を自動的に表示してくれる機能が最高に良かったので、BYDにも経路充電情報などが自動で表示されるようにアップデートしてくれるようになってくれるまでは、CarPlayやAndroid Autoなどでナビを試してみたくなりました。
ここまでくると試乗体験だけでは物足りなくなるくらい、このBYD SEALION7でやってみたいことがたくさんあるほど楽しくなるクルマに感じました。
妻と一緒に試乗:冷静な視点と感激したポイントとは?
試乗には妻も一緒に行ってくれたことで率直な意見が聞けて大変参考になりました。
私がガジェット感のあるクルマでワクワクして楽しんでいるところ、妻のより素人目線での感想がとても参考になりました。たとえば、SEALION 7の後部座席の窓の位置が少し高めなことに気付いて、背の低い妻では後部座席では今までよりも外の景色が見えづらいという率直な意見も聞けて、「確かにドアに厚みと高さがあって、ちょっと外の景色が楽しみづらくなりそうだな」という感じがしました。
反対にテスラの試乗の時には懸念していたガラスルーフの熱すぎ問題についてもSEALION7ではパノラミックガラスルーフに電動ブラインドが付いていて、夏場の暑さにも対応できそうだと喜んでました。しかも音声コマンドでも操作でき「ハイBYD! ブラインドを閉めて」などと言うと自動でブラインドを閉めてくれるのにも感動しました。

あと、私が大きなセンターディスプレイに興奮して、さらには自分のスマホのSpotifyを試しに試乗車のSEALION7にもペアリングして実際に音楽を聴いてみることにしました。
Dynaudio(ディナウディオ)社製の音響とカスタマイズに感動と感激!
スマホとのペアリングも簡単でQRコードを読み込ませるだけで簡単にスマホとペアリングすることができ、普段聴いている音楽を車内で実際に聴いてみたところ、妻が「この車、めちゃくちゃ音がいい!」と音響についてベタ褒めしたんです。
調べてみるとこのBYD SEALION7には先代のBYD SEALから引き継がれているオーディオシステムにはデンマーク製のハイエンドオーディオメーカーであるDynaudio(ディナウディオ)社製の12個のスピーカーによるHi-Fi AUDIOを採用されていて、音質を自分好みにカスタマイズできるだけでなく座っている席に合わせて最高のサラウンドの場所を変更できたりすることも後から知ってさらにビックリ!
それが日本車のように後付けのオプションではなく標準装備で追加費用が不要。これには感動レベルでした。
BYDのSEALION7には全面と運転席と助手席の窓に遮音ガラス(熱吸収もあり)が採用されているようなので、EV車らしい静粛性もあるので室内で音楽を楽しむには十分な機能が備わっています。
カラオケのアプリもありましたが、日本の曲がまだ少なくて海外の曲が多かったのでここはあくまで外車なのかなぁとも思いました。私の好きなカントリーミュージックもカラオケアプリにあったため、個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです。
ちなみに後部座席の窓は遮音ガラスではないため、正直に言うと後部座席のほうから外に音漏れはするので大声でカラオケしてたら外に聞こえてて恥ずかしい思いをすると思います。高速道路など走行中にカラオケを楽しんだほうが良さそうですね💦
物理スイッチが使いやすくて有り難い
テスラを試乗した時には、物理スイッチの無さに感動したのを覚えています。シフトチェンジですらセンターディスプレイで操作することに最先端技術というかテスラの凄さを感じました。
今でも、テスラには憧れがありますが、私のような素人目線でみると助手席のエアコン操作も、ダッシュボードを開けるのも、ワイパー操作も、運転モード(スポーツモードや雪モードなど)の変更も、回生ブレーキの調節も、何から何までディスプレイ操作でなく物理スイッチがあっても良いよね、というのが率直な意見として感じます。
慣れればどうってことないことでしょうが、ガソリン車からの乗り換えで検討するには物理スイッチが無さすぎるということで多少なりとも操作に手こずってしまうことは容易に想像できます。直観的に物理スイッチで操作できるからこそ使いやすいというのも必要だと個人的には思います。
テスラに1週間ほど乗り続けていれば慣れるでしょうが、今回については物理スイッチの使いやすさと有り難さを感じる結果となりました。
さらにBYDは日本仕様として右側にウインカーレバー、左側にワイパーレバーを採用しているので、日本人が使いやすいようにローカライズされているのもポイントです。アメ車のテスラのように外車だから左側にウインカーレバーのままということがないのも嬉しかったです。
物理スイッチの他にも後部座席の広さなど高評価となりましたが、話が止まらなくなってしまうので今回は割愛します。
ATTO 3も試乗:個性がキラリ
SEALION 7の前に、BYDのエントリーモデルATTO 3にも乗ってみました。

出典:BYD
外観はトヨタのSUVに似てるって言われることもあって、確かに「パクリっぽい?」って一瞬思ったけど個性的で嫌いじゃなかったです。
内装はもっとユニークで、ドアハンドルが丸みを帯びたパチンコのレバーのようだったり、ドアにギター弦みたいなデザインがあったり、エアコンベントがダンベル型だったり、丸みを帯びたインテリアは好みが分かれそうだけど遊び心満載といった雰囲気でした。

乗り心地は静かで、EVらしいスムーズな走りに満足。ただ、ハンドル奥のモニターがスマホくらいのサイズで、ちょっと小さく感じてしまいます。そしてATTO3に関しては正直言うと400万円台の車両価格にしては正直チープ感が漂っていました。これなら価格が安くなったとはいえ、なんだかんだ言ってやっぱり中国車だなぁという印象を感じてしまいます。(ATTO3愛用者の方にはスミマセン💦)
それならもうひと奮発して少し高めのSEALION7を強くお勧めします。きっとあなたも試乗して比べてみるとその差を実感すると思いますよ。
それでは今度はいよいよ本命のSEALION 7での公道試乗体験をしてみました。
試乗体験:BYD SEALION 7はEV初心者でも安心
短い時間の試乗でしたけど、まず室内の質感が高くてガソリン車から乗り換えてもほとんど違和感なし。走り出しはEVなのでエンジン音が無くとても静か、走りもスムーズで静粛性に大変優れていました。
車幅が1925mmとフォレスターより広いけど、実際に運転してみたらフォレスターとそれほど違いを感じず「これ、意外と普通にいける!」って感じでした。狭い道では躊躇するとは思いますが、360°モニターもありますし後方の視認性が悪いけどリアモニターによって駐車に対しても特に問題はありませんでした。
問題なのは普段利用している駐車場などで実際に駐車してみないことには比べようがありませんが、ディーラーの店舗の駐車場で愛車フォレスターと見比べてみても、そこまで大きすぎる印象は特に受けることはありませんでした。
先進運転支援システムのADASは先代のBYD SEALから進化してるらしいけど、短時間の試乗では正直それほど実感できず。スピードもあまり出せなかったから、AWDの加速性能は次回のお楽しみってことに。
ただし360°モニターが便利でフロンドビュー、リアビュー、サイドビューの映像の切り替わりもスムーズでウインカーを出した方向のサイドビューがセンターディスプレイで確認できるのは巻き込み事故防止としても安心できる機能が付いていて安心して試乗することができました。
テスラと比較:回生ブレーキについて
ワンペダルに慣れたテスラオーナーの方々は一度ワンペダルになれるとアクセルとブレーキの切り替えが少なくなって運転時の疲労が軽減できますし、回生ブレーキによってエネルギーが回収されて電費効率が向上するメリットが得られます。反対にBYDのSEALION7などでは回生ブレーキが調節できるとは言えテスラほど強力でないのがデメリットと言われています。
しかしながらEV初心者の私にとってはワンペダルブレーキが弱い方が扱いやすくてありがたかったです。ガソリン車からいきなりEVに乗り移るなら、SEALION 7はいい橋渡しになりそう!だと感じました。
正直、BYDは回生ブレーキによるエネルギーの回収が弱めでブレーキペダル操作が必要な分、テスラには劣るところと言えるでしょう。しかし下り坂などはガソリン車のようなエンジンブレーキで足を離して速度調整できたのが、回生ブレーキだとアクセルを踏む量や回生ブレーキの強さなど調節しながら運転する必要が出てくると思います。
それでも2週間ほどで乗っていれば回生ブレーキの特性についても慣れるといった意見もありますので、今後いずれテスラオーナーになったときには回生ブレーキの恩恵を受けてみたいと思います。
EVの課題:生活圏内の充電インフラについて
やっぱり気になるのは充電インフラ。今回のEVの試乗体験のまえにあらかじめ自宅近くにCHAdeMOの充電スタンドがあるか確認してきました。せっかくEVが気に入っても今お住まいの近所に充電スタンドが無いとなると、充電ストレスが付きまとってしまうことになります。したがってしっかりと調べておかないと後悔する羽目になり兼ねません。
テスラの試乗体験の前から充電インフラについて調査してましたので、テスラを試乗した後も営業トークに乗せられることもなく購入は保留することができました。
ちなみに2024年の年末に試乗した際には0%特別低金利キャンペーンを行っていましたので、非常に魅力的でしたがそれでも充電インフラがまだ近所に整っていなかったことが理由で購入するまでには至りませんでした。
きっと当時、近所にテスラのスーパーチャージャーがあったなら、間違いなく即決でポチっていたことでしょう。
BYDの見積もりとローン金利の比較
試乗の後は、いよいよBYD SEALION 7の見積もりを出してもらいました。
復習になりますが気になる残クレ・ディーラーローンの金利については
- スバルでは3.9%
- トヨタでは5.8%
でしたので、BYDはどのくらいになるか注目していました。
実際に見積り出していただいた結果はこちら、BYD通常ローンで実質年率2.9%😲😲

今回の上記の見積もりでは170万円の頭金など加味していますが、それにしてもスバル・トヨタと比較しても金利が安い!

出典:BYD
BYDでは残価据置 4年間自由返済の【BYD eローン】と呼ばれている残クレも同様の実質年率2.9%でこれも日本のディーラーと比較してもBYDは金利が安いことに正直驚きました。
これが中国の価格競争力の高さやコスパの良さが日本に本格参入してきた黒船的なフラグシップモデルとなっているBYD SEALION7の実力なのかと驚愕しました。
車両本体価格に対する値引き交渉については人気車種であることから、値引きについては期待できませんでしたが、その代わりに愛車フォレスターの下取り価格をスバルと同等の70万円に実質値引きという形で頑張っていただくことができました。
スバルだけでなく、BYDも下取り価格が70万円出していただけたのが非常に有り難かったです。この下取り価格70万円という金額を基準に愛車フォレスターの最低買取金額で交渉することが可能となりました。
こうなるともうBYD SEALION7を選ばないとう選択は無くなってしまいました。あとは充電インフラを冷静に調査したうえで、通常の生活環境でも充電ストレスが少なく済めば購入に踏み切れそうです。
実は今年中にBYDから発売されるかもしれないと噂のPHEVも非常に気になっており、PHEVならガソリンも燃料として利用できるのでEVよりも充電ストレスなく長距離走行が可能となるメリットがたくさんあります。
そこで中国市場のPHEVの車種のチェックしたところ、保温・保冷機能も付いている車種がありとても魅力的なクルマがあることを知りました。
これが日本に参入してきたら今のSEALION7も値崩れしてしまうだろうなと思いつつ、「価格はきっと今よりも高いだろうなぁ」とか、「年末ごろの参入予定まで待てないなぁ」などと考えて今回はコチラのPHEVへの期待は見送ることにしました。
しかし、車の買い替えは高額なお買い物になるので、ここは一先ず冷静になって一旦見積もりをもとに持ち帰って考え直すことにしました。ディーラーからの帰りのドライブ中での夫婦の会話はSEALION7の話でアレが良い、ここが面白かったなど、二人してテンション高めで帰宅しました。
充電スタンドを調査:EVライフの第一歩
購入を本気で考えるなら、充電環境を整えるのが必須。さっそく自宅近くの充電スタンドを調べてみました。GoGoEVっていうサイトでCHAdeMO対応のスタンドを検索したら、自宅から5km圏内にいくつか見つかってホッと一安心。最近では商業施設や高速のサービスエリアに充電スポット増えつつあるのもとても心強いです。
テスラでもCHAdeMOアダプターがあれば同様にCHAdeMO充電できますが
- CHAdeMOアダプター自体が高額で入手が困難
- テスラ自体がCHAdeMOアダプターを普及させていないこと
- CHAdeMOアダプターの故障も頻発しているという噂があること
- CHAdeMOアダプターだと最高でも50kWhまでしか出力出せないこと
などまだまだテスラでは私のような自宅充電できない賃貸マンション派の生活環境ではネックと充電ストレスが付きまとってしまいます。
BYDなら日本のCHAdeMO規格に対応されていますので、CHAdeMO充電が可能なところであれば、賃貸マンション派でもなんとか近所で充電できそうです。最近ではENEOSのガソリンスタンドにも充電スタンドが設置されてきましたし、イオンやコンビニなどに設置されている充電スタンドも利用可能な場所が増えてきています。
もうこうなったら何とかなるでしょ!という気持ちになりました。
契約に向けて動き出す!
充電環境に目処がついたら、もう迷ってる場合じゃない! やっぱりSEALION 7のあのガジェット感と高級感が忘れられなくて。契約に向けて、ワクワクしながら一歩踏み出しました!
SEALION 7の購入に向けて、ディーラーへ相談した流れや詳細な見積もり、納車スケジュール、補助金の申請や契約から納車までの話などについてはまた今度機会があったらブログで紹介することにします。
まとめ:試乗体験と見積り・残クレ比較はBYD SEALION 7に軍配!
今回はスバル・トヨタ、そしてBYD SEALION 7の試乗を通じて、見えてきた残クレの比較や試乗体験などお伝えしたかったことが少しは伝わりましたでしょうか?
この記事のまとめ
- 試乗と見積りで各社のローン金利の比較ではBYDが最安だった
- 下取り価格もBYDがライバルと同額提示で実質値引き対応してもらえた
- BYDはオプション価格込みの価格で追加費用はほぼナシ
- SEALION7のガジェット感の楽しさは現状の日本車では叶わない
- 充電インフラではCHAdeMO利用が容易なBYDが優位あり
- SEALION7に試乗したらある意味終わってしまうこと
- 今後もテスラのFSDの日本承認に期待していること
今回についてはEVの先進性とか今までと違ったクルマの楽しさに完全にやられました。フォレスターやトヨタのSUVと比べても、ガソリン車からの乗り換えに違和感がなくて、ガジェット感たっぷりの内装や快適装備が非常に良く、さらに充実したオプションが込みこみ価格でコスパが良いのは大変魅力的でした。
同乗する妻の意見についてもテスラほど否定的では無かったことと充電インフラの調査を経て、購入への道がクリアになったのも大きいです。
さいごに
EVを検討してる人に、SEALION 7の試乗はマジでおすすめです!試乗するだけならタダですからね。
SEALION7は横幅が広いので立体駐車場など利用不可の条件などクリアできればEVにチャレンジするにはおすすめ一台と言えるでしょう。
私はBYDの回し者ではありませんし、いまだに中国車という品質や評判に対してあまり良いイメージを持っていません。これからもBYDについては忖度なく欠点や不満点についても正直に述べていくつもりです。
ただし中国という偏見を度外視して平等な視点で比較してみたら、現状のSEALION7は知れば知るほど、【アリかもBYD】になってしまったのが正直な感想です。
中国車の現状を知らなければ良かったと思えるほど、先進性や高コスパについては日本車の出遅れ感に対して危機感も抱くほどでした。中国は国からのバックアップの力が半端ないようですので、なんとか日本車も中国車に負けじと見返してほしいところです。そうなれば日本車にまた乗り換えることになると思います。
それと未だにテスラのFSDに憧れと日本に導入される日を心待ちにしております。トランプ大統領によってスーパーチャージャーの普及も早まれば、早期車の買い替えも検討することになるかもしれません。それまではBYD SEALION7に乗ってカントリードライブをしばらくは楽しみたいと考えています。
こんなクルマに関しては浮気性のところもありますが、これからもEVやテスラ、BYDなど新車情報に興味ある人に少しでも役立つ情報が提供できるよう実体験などを通じて情報発信していけたらなと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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